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ストーリーでもバトルでも数秒での判断が求められる2DアクションRPG,「Fallen Legion」がPS4/PS Vitaで2017年にリリース
本作の特徴は,アートワークはすべて手描きというビジュアルと,バトルのみならずストーリーも数秒で選択を要求されるというシステムにある。
プレイヤーは,亡国の危機に瀕した王国の王女セシルとなり,武器に命を与えられるという魔導書を手に戦うことになる。セシルとともに戦うのは,剣と盾を持つZulfiqar,槍使いのLonginus,弓使いのApollonの3人。ただし,公開されたスクリーンショットを見ると,3人以外のキャラクターも見受けられるので,ゲームの進行によって兵士を増やせるのかもしれない。
なお,上記はPS4版の設定で,PS Vita版ではセシルの王国を排除する軍団「The Legate」のリーダーとして,正反対の視点からプレイすることになる模様だ。
バトルでは,兵士それぞれに[○][×][□]のボタンが割り振られており,ボタンを押すと対応する兵士が攻撃を行うという仕組みだ。タイミングよく攻撃をつなげるとコンボ技を繰り出せるといった感じで,基本的にはターン制のコマンドバトルを簡略化したようなシステムと言える。
ただし,バトルがリアルタイムで進行し,それぞれの兵士は行動できる回数に制限があるというのがポイント。アクション1回分のゲージが回復するのに3秒程度かかるため,兵士の特徴を頭に入れつつ,どうコンボをつなげていくか瞬時に判断する必要があるわけだ。
また,防御は[L1]ボタンで行うのだが,タイミング良く防御すると攻撃を跳ね返すことが可能。数秒間敵をダウン状態にして一方的に攻撃する,なんてこともできるようだ。
また,ストーリーも即断を求められるシステムになっているのが本作の特徴だ。バトルの合間などに3枚のカードが出現し,プレイヤーにいずれかの選択を迫ることがある。説明文は短めだが,持ち時間が10秒ちょっとしかないため,のんびり考えている暇はないのだ。しかも,選択がその後のプレイに影響を与えることがあるので,適当に選ぶわけにもいかない。
例えば,とある村がバーバリアンに攻撃されているというシチュエーションで,村を守ると後に休息などの拠点として利用できるようになるが戦闘が発生する,守らずに通り過ぎると村が壊滅するがプレイヤー達の体力が回復する,といった具合だ。
RPGでありながら,バトルだけでなくストーリーにも時間制限の概念を取り入れるという珍しいアプローチを行っている本作が,日本でリリースされるか現時点では不明だが,今後の展開にも注目したい。
「Fallen Legion」公式サイト
- 関連タイトル:
Fallen Legion -救国の皇女-
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(C)2018 YummyYummyTummy Inc. Localized and published in Japan by Arc System Works.
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