プレイレポート
「みんゴル」8人参加のホールは一度でも味わっておくべき。マルチプレイ要素を中心としたインプレッション
本作は,PlayStationプラットフォームでおなじみの国民的ゴルフゲームシリーズ「みんなのGOLF」を,スマホ向けにアレンジした作品だ。
4Gamerでは,これまでにも何回かにわたってゲーム内容をお伝えしているが,今回は基本的な遊び方をおさらいしつつ,マルチプレイの内容を中心としたインプレッションをお届けしよう。
「みんゴル」公式サイト
「みんゴル」ダウンロードページ
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「みんゴル」の遊び方は非常にシンプル。コースを選んでゲームがスタートしたら,画面を引っ張る操作だけで爽快ショットを楽しめる。
スイングのパワーを調整しつつ,タイミングサークルという拡縮する白い円がインパクトエリアという中心の赤い円に重なったタイミングを狙って,指を離そう。タイミングが合っているとナイスショットとなり,反対にタイミングを外すとミスショット。打ったゴルフボールはあらぬ方向へと飛んでしまう。
ホールインワンを狙うために「パワーモード」を活用するのも大いにアリ |
ボールをタップし,打点を決めて「スピンショット」を打つことも可能だ。弾道を低くして風の抵抗を受けにくくしたり,ラン(着地したボールが転がること)を抑制したりと,工夫次第で成績に大きな影響を与えられる。
ショットの飛距離はクラブの種類によっても変わり,使用クラブは基本オートで選択されるのだが,残りヤードに応じて適切なクラブを選べるようになると,さらなるスコアアップが狙えるだろう。
このように,基本的に引っ張って離すだけというシンプルな操作で楽しめるゲームなのだが,パワーモードの有無,打点,そしてクラブの選択など,プレイヤーが介入できる要素も多いので,打ち方を1つとっても選択肢は豊富だ。
キャラクターをカスタマイズして挑む
8人によるリアルタイム対戦がアツい
プレイヤーキャラのステータスは,着用するウェアとギア(クラブとボール),そして育成ボードにはめ込んだ能力ボールに応じて大きく変わり,飛距離重視のパワー型や,スピンショット重視のテクニカル型など,いわゆる特化型にカスタマイズすることも可能だ。
ウェアは男女でそれぞれ専用。着せ替えをいつでも無料で実行できるので,能力だけでなく着こなしにもこだわれる。
能力ボールは,「トレーニング」の項目でキャラクターの育成ボードにセットし,特定の能力値をアップできる。キャラのLvやランクを上げていくと育成ボードのスロットが解放され,さらに能力ボールをはめ込めるようになるので,こまめに調整しよう。
本作の対戦モードには,「ランクマッチ」と「みんなでゴルフ」という2種類のモードがあり,前者は非同期型,後者は同期型の対戦形式が採用されている。
ランクマッチでは,対戦相手やコース,ホールを選んで挑める“えらんでマッチ”と,オートマッチングで楽しめる“おまかせマッチ”を通じ,ほかの人のキャラデータと腕を競い合える。
もう一方のみんなのゴルフでは,最大8人によるリアルタイム対戦となり,「3ホール」「6ホール」「9ホール」からホール数を選んで対戦可能。なお参加には,時間経過で回復する「エントリーチケット」が,選んだホール数に応じた枚数だけ必要となる。
ほかのプレイヤーと腕を競うという点では,どちらも変わらないのだが,やはりリアルタイムで誰かと対戦するというのは面白い。参加者全員が同時進行で打っていくので,待ち時間などはなく,サクサク進行するのも嬉しいポイントだ。
全員のホールが終了すると,結果発表が行われる。打数が同じでもテクニカルな面で点差がつき,僅差で勝ったり負けたりするケースも多いので,つい「もう一回!」と言いたくなる。エントリーチケットという制限がなければ,やめどきが見つからないほど中毒性の高いコンテンツだ。
補足しておくが,筆者が執筆時に遊んだマルチプレイは「トライアル版」とされていたものの,Wi-Fi環境下でプレイした限りでは,マッチングは数秒で完了。ゲーム中に遅延が発生することもなく,トライアル版というのが気にならないほどスムーズに楽しめた。
「みんゴル」はシリーズ未経験者や,ゴルフゲームを遊んだことがないという人でも,ハードルを感じることなく気軽にプレイできるタイトルだ。とくに8人のプレイヤーがリアルタイムで競うマルチプレイは本当に楽しいので,ゲームが嫌いでないならぜひ一度は体験してみてほしい。少しでも興味が湧いたという人は,忘れないうちにアプリをダウンロードしておこう。
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(C)Sony Interactive Entertainment Inc. (C)2017 ForwardWorks Corporation Developed by Drecom Co., Ltd.
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