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「追放選挙」はディベート型のデスゲーム。相手の主張を突き崩して支持を得る,討論の具体的な流れを紹介
本作は,脱出不可能な遊園地「アリスランド」で,12人の参加者のうちたった2人だけが生き残れるデスゲーム「追放選挙」に参加させられることになった,主人公の一条 要の物語を描いている。最初に行われた追放選挙で妹の未彩(みさ)が“追放”されてしまった要は,このデスゲームを利用して,妹を追放した“9人”に復讐することを誓ったのだ。
本稿では,追放選挙がどのように行われるのか,具体的な流れを紹介していこう。
基本は「立候補者」と「対立候補」の2人による討論(いわゆるディベート)で,管理者・アリスの提示したテーマに対して,賛成または反対の立場から討論を行うことになる。
なお,立候補者が対立候補を指名する形なので,討論のテーマに対して賛成と反対どちらの立場を取るかを選べるのは対立候補だ。立候補者はその逆の立場を取る。
支持者達が討論後,立候補者と対立候補のどちらかに投票して,投票数が多かったほうが勝利,敗者は外の世界に追放されるという流れだ。これを参加者の数が2人に減るまで繰り返すことになる。
追放選挙のシステムは,管理者・アリスに対して最初に名乗りを上げた人間が立候補者となり,立候補者が対立候補を指名できるというものだ。ちなみに立候補者が現れないときは,参加者全員の中からランダムで立候補者と対立候補が選ばれる。
また,リリース資料に記載されているルールの中に「個人を特定させるような発言は削除される」という記述があることや,討論中の画面写真で人物の名前や顔の代わりにアイコンが使われていることから察するに,討論は匿名性が担保された状態で行われる模様だ。
簡単におさらいしておくと,このゲームの参加者は12人で,最初の追放選挙で主人公の妹が“追放”されてしまったという状態。主人公の目的は,幼馴染の女子高生「蓬茨苺恋」(ほうし いちか)と自分を除く“9人”を追放して,妹の仇を取るという復讐を成就させることだ。
追放選挙が行われるのは3日に一度なので,その間にほかの参加者達の性格,人間関係,過去,弱みなどを探って情報を集めることが重要になる。追放を後回しにした参加者とは接触機会が増えるので,より多くの情報を集められることもポイントだろう。
本稿の締めとして,以下に選挙に関するルールを抜粋して掲載しておくので,追放されたくない人は熟読しておこう。
選挙までのルール
・選挙は三日に一度、開催される。
・選挙が始まるまでに、アリスに対して名乗りを上げた者が「立候補者」となれる。
・「立候補者」は選挙の対戦相手となる「対立候補」を指名しなければならない。
・「対立候補」は、自らが「対立候補」であることを他人に知らせてはならない。
・「立候補者」が決まると、全ての参加者に「立候補者」が出たことがアナウンスされる。その後、誰かが名乗りを上げても「立候補者」になることはできなくなる。
・選挙までに、「立候補者」が現れなかった場合、「立候補者」と「対立候補」は生き残っている参加者の中からランダムに決定される。
選挙中のルール
・選挙では、アリスによってテーマが与えられる。先に「対立候補」が、そのテーマに対しての賛成・反対を選ぶことができ、「立候補者」は、 「対立候補」が選んだ意見とは逆の立場をとる。
・なお、選挙中は誰が「立候補者」・「対立候補」・「支持者」であるかを特定できない措置がとられる。また、個人を特定させるような発言は削除される。
・選挙では「立候補者」と「対立候補」が討論を行う。その他の参加者は、「支持者」としてどちらの意見を支持するかを投票し、多くの票を得た者が勝者となる。
・敗者は外の世界に追放される。
「追放選挙」公式サイト
(C)2017 Nippon Ichi Software, Inc.
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