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[E3 2017]VRモードでも遊べるベルトスクロールアクション「Bloody Zombies」 を体験
1〜4人のプレイヤーがオンラインもしくはローカルでプレイできる本作は,人々を狂暴なゾンビへと変化させる病原菌に襲われたロンドンを舞台に,これまで社会のはぐれ者だった4人組が生存のために戦っていくという,海外では“ビート・ゼム・アップ”などと表現されるジャンルのゲームだ。コンボ技や連続ヒットのカウント,破壊可能なオブジェクトから出て来るパワーアップといった,ベルトスクロールアクションの基本は押さえられているほか,プレイヤーキャラクターのTeller, Mick, Rei,Eddieの4人は,それぞれ特徴のある格闘ワザを使用可能。次々と現れるミュータントゾンビ達を始末していく。
今回のプレイアブルデモは4人の参加者でプレイしたが,仲間や敵の表示が多過ぎて,自分のキャラクターがどこにいるのか分からなくなるほどだった。ただ,そうしたカオスな状況をリビングルームで友人や家族とガヤガヤ楽しむのも面白そうだ。
Bloody Zombiesの最大の特徴が,VRモードをサポートしていること。PCのプレイヤーであればHTCの「Vive」もしくはOculus VRの「Rift」,PlayStation 4なら「PlayStation VR」を装着して,さまざまな角度からエリアを確認できる。VRヘッドセットを利用しているキャラクターは,実際にゴーグルを装着しているアートになるのも芸が細かい。
面白いことに,本作にはマップを通過するごとにそれぞれのプレイヤーのランクがS〜Dまでの成績で表示されるが,non-VR版ではCだった筆者が,VRでプレイしてみるといきなりSにまで上昇した。Paw Print GamesのSteven Craft(スティーブン・クラフト)氏は,「サイドからプレイヤーキャラクターのラインを確認しやすいぶん,VRヘッドセットはプレイヤーにとっての利点になる」とのことだ。
Bloody Zombiesは,ここのところ欧米のインディーズシーンで盛り上がっている爽快系ベルトスクロールアクションの1つとして,気軽にプレイできそうタイトルだ。すでに公開されているSteamの公式プロダクトぺージに,日本語予定の表記はないものの,言語をそれほど意識することなく,友達と一緒に楽しめるゲームという印象を受けた。
「Bloody Zombies」公式サイト
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