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PS4版「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」の最新PVを掲載。シリーズ第3作にして完結編となる本作がどのようなゲームなのかをおさらいしてみよう
ムービーでは,本作に登場する人物達の音声や3Dモデルを確認可能だ。以前「こちら」の記事で紹介したように,PS Vita版,3DS版,PC版に続く形となるPS4版では,ライティングの見直しなど演出面がブラッシュアップされているので,PC版より“メリハリの利いた”ビジュアルになっているとのこと。本作をすでにプレイしているという人は,見比べてみるのもいいかもしれない。
謎の人物「ゼロ」によってある施設に閉じ込められ,デスゲーム参加を強制された9人の男女の物語が描かれる。
本作のデスゲームは「ディシジョンゲーム」と呼ばれ,主人公達は施設内でそれぞれが隔離された3つの区域に収容されている。施設から脱出可能なエレベータホールには「Xドア」を通り抜けなければいけないのだが,ロックがかかっている。
解錠するには6文字のパスワードを入力すればいいのだが,そのパスワードは,デスゲーム参加者1人が死ぬと1文字公開されるというルール。つまり,脱出できるのは9人のうち3人だけということになる。
脱出するために他人を殺すか,それとも別の方法を模索するか。結論はプレイヤーの選択に委ねられることになる。
本作のポイントは,「物語の断片」を集めて物語の真相を明らかにしていく「フローティング・チャート・システム」にある。
プレイヤーは,9人の男女達が過ごした時間を文字どおり断片的に追いかけていく。登場人物も時系列もバラバラな「90分間」をクリアすると,「グローバル・フローチャート」に当てはめられていく。グローバル・フローチャートが埋まることで,その「90分間」では謎だった事象の前後関係が分かるなど物語が整理されていき,すべてがつながると話全体が理解できるという仕組みだ。
なお,参加者達の腕には特殊な腕輪(バングル)が付けられており,行動を開始してから90分経過すると「麻酔薬」と「記憶消去薬」が注入され,90分の間に得た知識や起きた出来事の記憶をリセットされてしまう。
そのため,プレイヤーが体験する「90分間」がいつどこで起きたことなのかは,プレイ中はほぼ分からないのである。そのような状況の中で,施設内のさまざまな場所に仕掛けられた謎を解いたり“究極の選択”を迫られたりするわけだ。
「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」公式サイト
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ZERO ESCAPE 刻のジレンマ
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