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第二次世界大戦の戦場を舞台に100人ものプレイヤーが参加するオンラインシューター「Hell Let Loose」のクラウドファンディングが成功
Black Matterは,オーストラリア,アメリカ,そしてロシアにまたがる第二次世界大戦マニアのMODクリエイター達が立ち上げたスタジオで,「Hell Let Loose」も同大戦が舞台。100人ものプレイヤーが2チームに分かれ,それぞれで師団を構成し,4平方キロメートルにも及ぶ広大なマップで戦うという,大規模な対戦アクションになっている。
マップに点在する武器庫や車両の修理工場といった拠点を制圧していくという,ストラテジックなシステムも用意されており,よりリアルな戦線の動きが表現されるという。
個々のプレイヤーは一般的なシューターのようにさまざまな武器をとっかえひっかえして戦い方を変えるのではなく,13種の「兵科」によって決まる武器や能力で,自分の役割を果たすことになるようだ。
兵科にはまずチームで1人だけ就任できる「コマンダー」(司令官)がおり,「インファントリー」(歩兵)は「オフィサー」「ライフルマン」「対タンク」「マシンガン」「アサルト」「メディック」「エンジニア」「サポート」という8種類に分かれている。「リコン」(偵察)は「スカウト」「スナイパー」,「アーマー」(機甲)は「タンクコマンダー」「クルー」といった感じで,かなりの細かさだ。兵科はゲーム中に変更することも可能だという。
2018年3月に始まるクローズドβテストでは,ヨーロッパ上陸を目指す米軍の「オーバーロード作戦」の中から,フランス北部のサント・マリー・デュ・モンにある「ユタ・ビーチ」のマップが用意されるとのこと。
Kickstarterページで確認できるようにさまざまなストレッチゴールも用意されており,70万ドルに達すれば米軍と日本軍の戦いを描く太平洋戦線のマップが2つ投入されるという。
Unreal Engine 4で開発が進められているだけあり,そのグラフィックスはなかなかのもので,「Hell Let Loose」(地獄が放たれる)というタイトル名どおり,血しぶきなどのゴア表現は手加減せず,ありのままの悲惨な戦場を描くとのこと。アーリーアクセス版のリリースは2018年第2四半期の予定で,今後も目が離せないタイトルになりそうだ。
「Hell Let Loose」公式サイト
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Hell Let Loose
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