ゾンビの大軍と戦うCo-opアクション「World War Z」が1週間で100万本のセールスを記録。「東京」エピソードの第3チャプターは5月中にリリース予定

　Saber Interactiveは，彼らが開発したCo-opアクション「World War Z」（PC/PlayStation 4/Xbox One）が発売から1週間で100万本のセールスを記録したことを明らかにした。

「World War Z」公式サイト

　これは，イギリスのゲームメディアVentureBeatの質問に答える形でSaber InteractiveのCEO，マシュー・カーチ（Matthew Karch）氏が明らかにしたもの。カーチ氏によると，発売週には最大7万人のプレイヤーが同時アクセスしたこともあったとのことで，とくにPC版に対するゲーマーの食いつきが予想を超えていたそうだ。Epic Games Storeの北米向けの売上は全体の25％に達しており，VentureBeatの記事は，Steam専用タイトルの「Left 4 Dead 2」のファンが「World War Z」流れてきたのがPC版ヒットの理由だと分析されている。ちなみに，「Left 4 Dead 2」は2009年にXbox 360版が発売されている。

　2019年4月12日に掲載した記事でもお伝えしたように，ゲームに登場するエピソードの1つ「東京」は，もともとDLCとして計画されていたものが本編に組み込まれたという経緯があり，そのため通常3つのチャプターから構成されるエピソードが，東京に限って2つしかない。
　これについて「World War Z」の公式Facebookページは本日（4月25日），東京エピソードの第3チャプターを5月中に無料配信すると発表し，新たなアートワークを公開した。

　アートワークの1枚には，何本もの注射器が刺さったまま拘束衣を引きちぎったという感じのゾンビの姿が収められており，新種のゾンビも登場する模様だ。豪華クルーズ船の情景と合わせて果たしてどのような内容になるのだろうか。日本語PlayStation 4版の発売も発表された本作だけに，続報を楽しみにしたい。