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三国志演義の世界を描き上げたRTSシリーズ最新作「Total War: THREE KINGDOMS」の発売が5月23日に延期
まだ3D化されたストラテジーゲームがそれほど多くなかった2000年に,1作目となる「Shogun: Total War」がリリースされた“トータルウォー”シリーズは,ターン制で異なる勢力が順番に内政や外交を行っていくオーソドックスな戦略と,リアルタイムで数万体にも及ぶユニットを操作する迫力あるバトルマップでの戦いが特徴だ。RTSとしてはマイルストーン的な存在感を持ち,これまでにシリーズ総計で2000万本という売り上げを記録するなど,ストラテジーファンには根強い人気を誇っている。
その最新作となる「Total War: THREE KINGDOMS」には,董卓・袁紹・曹操・孫策・劉備といった11人の英雄たちがプレイアブルキャラクターとして登場する。また,500人を超える武将は,Strategist(戦略家)・Vanguard(前衛)・Sentinel(番兵)といったクラスに分けられており,さらに歩兵・弓兵・騎馬兵・工兵などのユニットを組み込めるといった新システムが採用されている。単騎で突入する1対1の戦いも可能になっており,映画さながらのドラマチックな演出を味わうこともできそうだ。
延期の報は残念だが,システムの追加や変更によって,よりプレイの楽しさや快適さが向上するのであれば,これらの調整にある程度時間がかかってしまうのが仕方のない面もあるだろう。約10週間の延期であるが,董卓でのプレイと思われる新トレイラーの公開など新たな情報の公開は積極的に行われているので,より良い作品になることに期待しつつ,その発売を楽しみにしておきたいところである。
「Total War: THREE KINGDOMS」公式サイト
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Total War: THREE KINGDOMS
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