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  • 発売日:2018/05/24
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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個性的なボクセルキャラクターが世界を駆け回る「Trove」プレイレポート。ブロックで作られたサンドボックスでハクスラとクラフトを楽しもう
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印刷2018/05/24 00:00

プレイレポート

個性的なボクセルキャラクターが世界を駆け回る「Trove」プレイレポート。ブロックで作られたサンドボックスでハクスラとクラフトを楽しもう

 ブロックで作られた世界を舞台に,アクションを駆使して冒険を繰り広げるボクセルアートMMORPG「Trove」が,DMMGAMESから2018年5月24日にリリースされる。
 Steamでもリリース中の本作で日本語版が登場するとあって,気になっていた人も少なくないはずだ。もちろん,本作をまだ知らないという読者もいるだろう。今回,DMMGAMESを訪れてPS4版を遊ぶことができたので,本作の魅力や楽しさをプレイレポートでお届けしよう。

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 太陽神の加護を受けた平和な世界。月の女神が太陽の光を霞ませたことで闇の勢力「シャドウ」が現れ,その勢力を拡大していく。プレイヤーは「シャドウ」を世界から追い払うために戦うこととなる。


 というのが「Trove」のバックボーンだが,実のところストーリーを追ってマップを進めたり,シャドウを倒すクエストのようなものもない。本作のストーリーは,あくまでゲームを彩るテイストに留まる程度のものらしく,「ブロックで構成されたたくさんの世界を提供するから,あとはプレイヤーが好きに遊んでね」という,サンドボックスらしい遊び方をプレイヤーに委ねたゲームになるようだ。

ゲームをスタートすると,アクションや戦闘方法,簡単な建築のやり方など,基本的な遊び方を学べるチュートリアルが始まる。これを終えれば,広大な「Trove」の世界で自由に冒険できるようになる
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チュートリアルを終えると,“ハブワールド”に降り立つ。ハブワールドは多くのプレイヤーが集うロビーのようなエリアで,“アドベンチャーワールド”へ旅立ったり,さまざまなアイテムをクラフトできる
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さまざまな世界でハック&スラッシュ! 軽快なアクションで仲間とともにレイドボスにも挑戦


 Troveの主な要素は,各アドベンチャーワールドで敵を倒したり素材を集めたりするMMORPG的なものと,集めた素材でアイテムなどを作るクラフトの2つになる。

 アドベンチャーワールドには,ハブワールドのポータルから行くことができる。緑あふれる草原のようなワールドから,溶岩だらけの火山ワールド,海が一面に広がる海洋ワールド,お菓子のような敵が現れるポップな色合いのワールドなど,その中身はさまざまだ。ゲーム開始時からすべてのワールドが公開されているが,一定値以上の“パワーランク”(プレイヤーキャラクターの強さを表す数値)に達していないと入場できない。

大小のキューブが立体的に連なっているオブジェクトが,ハブワールドに存在するポータルだ
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アドベンチャーワールドは個性豊か。ワールドごとに出現する敵や拾える素材が異なる。画面左上に表示されているパワーランクは,キャラクターのクラスや装備品などから算出される総合的な強さを表している
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ブロックで構成されたバラエティ豊かなアドベンチャーワールドが数多く揃っており,その違いを体験するだけでも楽しい。もっとも,あたり一面溶岩だらけで,見て回るだけでも命懸けになるワールドもあったりする
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 アドベンチャーワールドでは,TPS視点でアクションを駆使しながら,敵を倒したり,素材を集めたりする。操作は左のアナログスティックで移動,L1,L2,R1でスキル攻撃,Xボタンでジャンプと,かなりシンプルだ。軽快な操作感が気持ちよく,とくにジャンプは標準で2段ジャンプ,装備によっては5段,10段,15段とジャンプ回数を増やすことができ,これがとても気持ちいい。

画面の下中央に表示されているのが,キャラクターのHP(左側の赤い丸)やスキルスロット情報。HPがなくなると,当たり前だが死亡となる
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5段ジャンプなら高いところへもラクラクと移動できる。さらに空中でXボタンを押し続けるとウィングが広がり,滑空することも可能だ。ウイングはチュートリアルで入手できるが,より高性能のウイングをクラフトで作れる
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 装備品は,ちょっと戦うだけでもポロポロとドロップするので,戦闘の止めどきがなかなか見つからない。序盤から強力な装備が手に入ることもあり,プレイへのモチベーションを刺激してくれるのは,ハック&スラッシュならではの楽しさだ。
 参考までに,死亡するとペナルティとして経験値が一定量減るだけでなく,レアドロップ率が下がってしまう。ハクスラ的には非常に恐ろしいペナルティなので,死なないよう行動したいものだ。下がったレアドロップ率は,敵を倒していくことで回復する。
 ちなみにハクスラといえば,見た目が好みじゃないアイテムだけれど強いから使わざるを得ない……なんて葛藤もあるはず。本作には装備品の見た目だけを変えられるアバター要素もあるので,そのまま強い装備を使用可能だ。

装備品のレアリティは10段階。レアリティの高い装備ほど,能力が高いと考えていい。もちろん,装備するにはそれ相応のレベルが必要となる。レベルは,画面左上にあるキャラクターのクラス(この画面では「ガンスリンガー」)の下のバーで確認できる。その下のマスタリーは,クラフトなどをこなしていくと上がり,一定レベルの達成時にアイテムや素材などがプレゼントされる
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 キャラクターレベルは単純に敵を倒し,経験値を溜めることで上がっていく。なお,現在のレベルキャップは30だ。キャラクタークラスは,クラスをアンロックするアイテムをクラフトすることで開放できる。一度開放すれば,いつでもどこでもクラスの変更が可能だ。ただし,変更したクラスに対応する装備品を持っていないと力を発揮できないので,その点はご注意を。

クラスは全16種類。剣や槍を使う近接攻撃クラス,魔法や弓,銃による遠距離攻撃クラス,味方を回復するクラスなどさまざまだ
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 さて,Troveは“敵”を攻撃してバリバリ倒していくハクスラ系のゲームだが,もう1つ攻撃できるものがある。それがワールドマップ内の“地形”だ。地面や岩,植物や木などを攻撃,破壊することで,クラフトに使う素材を入手できる。なんのペナルティもなく地形を破壊していく快感は,なかなかのものだ。ついでに素材が得られるということであれば,壊さない理由がない。慣れると爆弾を使って,広いエリアをまとめて破壊するプレイヤーもいるらしいのだが,いずれそれもやってみたい。

パラメーターの1つである“レーザーマンシー”が高いほど,地形のオブジェクトを素早く破壊できる
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溶岩の下を掘り進めて地下通路を作り,ダメージを受けずに先へ進む,なんてこともできそう。しかし,間違えて天井を掘り抜いてしまうと,上から溶岩が垂れ落ちてきて地下通路もダメージゾーンに……なんてことにもなってしまう。掘る場所を見極めるのも大切だ
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 アドベンチャーワールド内には,敵や素材だけでなく,コーナーストーンという区画や,各種ダンジョンも存在する。

 コーナーストーンは,アドベンチャーワールド内にある,そこだけポツンと整地されたエリアで,看板の前に立って□ボタンを押すと家が出現して,自身の簡易的な拠点にできる。この区画内にはクラフトで作った施設などを配置できるだけでなく,冒険中に死んだ場合のリスポーン地点としての役割もある。
 ワールド内でコーナーストーンを展開できるのは1つのみ。すでに展開している状態で,別の場所のコーナーストーンにアクセスすると,前に展開したコーナーストーンの家は消える……移動すると言ってもいいだろう。また,コーナーストーンの展開は早い者勝ちとなるので,すでにほかのプレイヤーの家が建っていたら施設を使わせてもらいつつ,別のコーナーストーンを探そう。
 なお,コーナーストーンを展開する前に死んでしまった場合は,各アドベンチャーワールドのスタート地点でリスポーンする。

ワールドマップを表示させると,各種アイコンでダンジョンやコーナーストーンの位置が表示される
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コーナーストーンの区画はプレイヤーの敷地だ。そこに建つ建築物は,プレイヤーの家と言ってもいい。コーナーストーン内の情報はプレイヤーごとに記録されているので,個性的な家を建てて他のプレイヤーにアピールしたい
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 ダンジョンは,通常のダンジョンのほかに,規模の大きな大ダンジョン,クラフトのレシピが得られるレシピ・ダンジョンなどがある。ダンジョン内の構造物は攻撃で破壊できず(つまりショートカットはできない),素材を得ることもできない。純粋に装備品を集めるハクスラエリアと考えていい。なかにはマップに表示されない隠しダンジョンもあるらしく,それらを探して冒険するのも楽しそうだ。

ダンジョンの入口は,マップ内にある紫色のポータル。内部にはモンスターが蔓延っており,最深部には必ずボスが出現する
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ボスを倒すと宝箱をドロップ。宝箱を壊すと,装備品が手に入る
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 本作は冒頭でも紹介したとおりMMORPGだ。ほかのプレイヤーと協力してアドベンチャーワールドで遊んだり,レイドボスを攻略したりできる。ただ,協力してプレイするといっても,本作にはパーティ機能がない。ソロプレイヤーが集まって,一緒に戦うという形になる。
 この際の経験値は攻撃に参加したキャラクターで均等に分配され,ドロップアイテムはキャラクターごとにドロップする。デメリットはないので,ワールド内にほかのプレイヤーがいるなら,積極的に一緒に遊んでみよう。

 レイドボスについては,「シャドウタワー」という専用のワールドがある。このワールドでは,10人から20人ぐらいでの攻略を想定したレイドボスと戦うことができる。入場制限はとくになく,誰かが内部へ侵入できるポータルを開けば,ほかのプレイヤーも入ることができる。

シャドウタワーの難度は普通,ハード,ウルトラの3段階。各難度で6体のレイドボスが存在する
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 シャドウタワーは何階層かに分かれていて,1層ごとに中ボスが存在。それを倒すことで上の階層へのポータルが開通する。

階層内には敵だけでなく,トラップなども多数存在し,プレイヤーの行く手を阻む。階層の最後にいるボスもかなり手強い
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 レイドボスを撃破すると特殊な宝箱が出現。この宝箱からは5〜6個のアイテムが出てくるのだが,開けるためには特殊な鍵が必要となる。この鍵はクラフトで製作できるが,所持していないとレイドボスを倒しても何も得られずに終わってしまう。せっかくのチャンスなので,攻略前に必ず鍵を作っておきたい。

鍵を持っていない場合,レイドボスを倒しても宝箱の前で歯ぎしりをすることになる。とはいえ,「通常のプレイではここまでに鍵の素材を得ている」(運営スタッフ)とのことだ
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 このほか,オンラインゲームの要素として,アイテムなどの売買を行うマーケットや,ギルドにあたる「クラブ」,PvPなどが存在する。クラブを設立すると,ハブワールドと同等の広さを持つ土地が手に入るので,コーナーストーンよりも自由に,そして豪華なクラフトが楽しめる。


マウントからペット,建築素材まで何でもクラフト! いろいろなオブジェクトを作りまくろう


 Troveのもう1つの柱となるのが,ここまでも何度か話題に上げたクラフト要素だ。MMORPGとしては珍しく,武器や防具といった装備品こそ製作できないが,マウント(乗り物)やペット,建築素材,クラスチェンジ開放アイテム,ハウジング用の建築素材など,さまざまなアイテムやオブジェクトを製作できる。

マウントは地上移動用のマウントとマグライダー,空も飛べるドラゴンの3種類。一部は有料要素となるが,基本的には多くのアイテムをクラフトで作るようだ
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ペットも自分で作っちゃうのがTroveの世界。ペットを連れていると,一部のステータスがアップする。装備品に近い扱いだ
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 クラフトの基礎となるのが,レシピ,素材,そしてクラフティングベンチの3つ。
 レシピはレシピ・ダンジョンで入手したり,ハブワールドのショップで購入できるほか,レシピをクラフトするなどの方法で入手できる。

 素材は前述のとおり,ワールドマップ内のオブジェクトを破壊することで得られる。破壊すると自動でインベントリに収納されるので,思う存分壊しまくればいい。

 クラフトの要となるクラフティングベンチは,いわば作業台だ。レシピと素材を集め,クラフティングベンチで製作することになる。クラフティングベンチにはいくつもの種類があり,製作用途によって必要なクラフティングベンチが異なる。クラフティングベンチはコーナーストーンの敷地内に設置できるので,必要に応じて作っていこう。ハブワールド内には公共のクラフティングベンチが設置されているので,それを使ってもいいだろう。

初めてコーナーストーンを展開した時の家の中には,初心者用のクラフティングベンチが設置されている。初心者用だけあって作れるアイテムは少なく,本格的なクラフトをするにはちょっと物足りない
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チュートリアルでクラフトする「戦利品コレクター」は,いらない装備品を素材に変換してくれる便利なオブジェクト。イマイチだった装備品は,これでどんどん素材にしてしまおう
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ハブワールドには,すべての種類のクラフティングベンチがあり,誰でも使うことができる。しかし,素材が揃っていてもレシピがないと制作はできない。冒険してレシピをゲットしよう
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クラフティングベンチのなかには,装備品を「鍛造」できるものもある。装備品と素材を組み合わせて,装備品をパワーアップさせることが可能なクラフトベンチだ
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気軽にテンポ良く遊べるアクションMMORPG。オンラインで遊んだ時の面白さに期待


 プレイしていて最初に抱いた印象が,軽快な操作感だ。フィールドをキビキビと動き回り,レスポンスも良く,ジャンプする感覚が非常にいい。移動スピードもジャンプ回数もかなり良くなる装備をしていたこともあるのだが,それを差し引いても遊びやすい印象だ。テンポのいい操作感で,何の制限もない(さすがにフィールドから落ちると死んでしまうが)サンドボックスのフィールドを好き勝手に駆け回れる開放感はたまらないが,同時にちょっとした寂しさもあった。
 そう,MMORPGなのだからほかのプレイヤーの姿も見たいな……ということだ。ゲームシステム上,いわゆる「横殴り」などのトラブルによるデメリットはなく,MMORPG黎明期のようなパーティを組まなくとも,フィールドでなんとなく発生する協力プレイがそこかしこで起きそうなゲームなので,オンラインプレイが楽しめるサービス開始後に期待したい。

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 また,クラフトについても,短時間のプレイでは一部しか触ることができず,本質にまでは迫れなかった。それでもクラフトで作られた船やドラゴンに触れてみると,「なるほど,これはほしい!」となった。個人的にはドリフトができるぐらい速度の出る船が好印象で,それを楽しむだけに一面が海洋のアドベンチャーワールドに行きたくなるぐらいだ。

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 広大で多彩な姿を見せるアドベンチャーワールドと,莫大な数のクラフトを備えたTrove。PS4版は,先行してサービスされているSteam版とは別のサーバーで運営されるものの,今後のアップデートはSteam版から「あまり時間を経ずに対応する」とのことだ。昨今のオンラインゲームらしく,基本プレイ無料と非常にハードルが低いので,PS4を持っているなら,ぜひブロックで作られた無限の世界を楽しんでみよう。

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