「クロノマギア」，大型クリーチャーで相手を圧倒。壁を作って相手の攻撃を防ぐ「挑発エレナ」を紹介

　ガンホー・オンライン・エンターテイメントは，先日行われたスマートフォン向け対戦型デジタルカードゲーム「クロノマギア」（iOS / Android）初の公式大会「トッププレイヤー大集合！！第1回『クロノマギア』ドリームトーナメント」の模様を，2018年5月2日にYouTube Liveで配信する。

　「こちら」の記事でも紹介しているとおり，この大会には4Gamerからも，ルネ，Tredsred，筆者の3名が参戦した。本稿では，今最も流行している「扇動ゼータ」と対等に戦える，先の大会でも活躍してくれた「挑発エレナ」デッキを紹介する。また，実際にそのデッキでプレイしている様子を収めた動画もあるので，本稿と合わせてチェックしてほしい。

「挑発エレナ」のデッキ内容と基本戦術

スキル名	コスト	必要マーク	効果
ウェイクアップ	MP4	なし	セット中のクリーチャー1体をサモンする。
光の壁	MP0	ハート1/ダイヤ1	味方のクリーチャー1体にライフ＋2と挑発を付与する。
断罪	MP0	ハート2/ダイヤ1/悪魔1	敵全体に，固定3ダメージを与える。

分類	名称	枚数
クリーチャー	ドラゴンチャリス	2枚
	月狼ハティ	2枚
	ツインヘッドドラゴン	2枚
	光の乙女ヘーメラー	2枚
	破滅の化身テューポーン	2枚
	終焉の海蛇リヴァイアサン	2枚
マジック	ペルセポネの帰還	2枚
	ガイアの怒り	2枚
	ゼウスの雷	2枚
	混沌の炎弾	2枚

基本戦略

　このデッキは，マギアスキル2の「光の壁」でクリーチャーに挑発と耐久力を授け，簡単に突破されない壁を作りながら盤面を支配するのが目的。コストに対してスタッツの高いクリーチャーを多く採用しているのはそのためだ。このデッキでは，しっかりと壁を築きつつ，ライフとMPに余裕ができるまで防御に徹する忍耐力が重要となる。

　デッキの要となっているクリーチャーは「破滅の化身テューポーン」と「終焉の海蛇リヴァイアサン」だ。相手がクリーチャーをセットしてきたとき，どちらかのクリーチャーを出すことで，サモンしたときの全体2点，もしくは3点ダメージで除去を狙っていく。最速でこれらのクリーチャーを出していきたいので，1ターン目はMPを溜めるためにパスすることが多い。


　その次に展開したいクリーチャーが速攻持ちの「光の乙女ヘーメラー」と「月狼ハティ」だ。これら2体のどちらかと，先ほど述べたクリーチャーのどちらかを出すと，ハートとダイヤが盤面に揃い，「光の壁」が使用可能となる。
　最初に出したクリーチャーの効果と合わせれば相手の盤面をほとんど除去することが可能だ。このとき挑発を付与するクリーチャーは，自分の手札にあるクリーチャーのスート（マーク）を見ながら決めよう。
　その後は，ライフの高い挑発付きクリーチャーを常に2体盤面に置いておくことで，相手はマギアスキルや速攻クリーチャーでこちらのライフを削りにくくなる。盤面に余裕が出てきたら「ウェイクアップ」を利用して相手がセットしているクリーチャーを除去していこう。エレナは体力が少ない代わりに毎ターンMP5回復するため，「ウェイクアップ」で丁寧に盤面を取っていくことが大切だ。

マリガンについて

　先攻，後攻共に「破滅の化身テューポーン」もしくは「終焉の海蛇リヴァイアサン」はマスト。そのどちらかがあれば「光の乙女ヘーメラー」か「月狼ハティ」もセットでキープしておきたい。
　ちなみに，相手がゼータのような速攻デッキでなければ，「破滅の化身テューポーン」と「終焉の海蛇リヴァイアサン」の両方を狙っていきたい。なぜなら「終焉の海蛇リヴァイアサン」の効果によって3ダメージ受ける（＝MPも3増える）ので，「破滅の化身テューポーン」を次のターンですぐに出すことが可能となり，連続で全体ダメージを相手に与えられる。これは防御力が高く，MP回復が多いエレナだからこそできる動きとなっており，非常に強力だ。

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