ビジュアルアーツは,同社のゲームブランド「Key」の最新作となるPC用アドベンチャーゲーム「
Summer Pockets(サマーポケッツ)」を,
2018年6月29日に発売すると発表した。価格は8800円(税抜),レーティングはA(全年齢対象)。
本作は,「AIR」や「AngelBeats!」を手がけた
麻枝 准氏が原案のタイトルで,のどかな離島を舞台に,帰郷した少年のひと夏の物語が描かれる。コンセプトは「夏休み」「仲間達と過ごすひと夏の思い出」「ノスタルジー」。タイトルには,少年時代の思い出を詰め込んだ「夏の小さな宝箱」という意味が込められているとのことだ。オープニングテーマは,
鈴木このみさんが歌う
「アルカテイル」となる。
今回は,本作のストーリーや設定,
鳴瀬しろは(CV:小原好美)をはじめとした主要なキャラクターの情報,最新のイベントCGが届いている。ティザーPVも公開されているので,合わせてチェックしておこう。
また,公式サイトでは,3月23日に開催されるプロローグイベント
「Summer Pockets 〜プロローグパーティー〜」の詳細情報や,店舗別特典のイラスト,Twitter用のアイコンとヘッダーが公開されている。Twitter素材は,無料でダウンロード可能となっているので,お見逃しなく。
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「眩しさだけは忘れなかった。」
Summer Pockets(サマーポケッツ)
■コンセプト
「夏休み」「仲間達と過ごすひと夏の思い出」「ノスタルジー」
のどかな離島で、仲間たちと夏休みを楽しみ、そして恋をする。
人によっては懐かしく、人によってはまだ見たことのない…、そんなひと夏の体験。
朝から虫がうるさかった。
昼は熱気で地面が揺らめいていた。
夜でも波音がさざめき続けた。
なのに流れる時間だけは穏やかで…。
そんな場所で、大切なものを見つけて歩き出す。
これは夏の物語。
決して忘れられない、忘れちゃいけない夏の記憶。
■タイトル由来
Summer Pockets(サマーポケッツ)
少年時代の思い出というのは、どれも大切で、大事にしまっておきたいもの。
ポケットというのは、そんな思い出をしまう小さな宝箱のような物でした。
「夏の小さな宝箱」そういった意味合いを込めたタイトルです。
■ティザーサイトURL
http://key.visualarts.gr.jp/summer/
■ストーリー概要
主人公である鷹原羽依里(たかはら はいり)は、亡くなった祖母の遺品整理のために
夏休みを利用して1人で鳥白島にやってきた。
1日数本しかない連絡船を下りたとき、1人の少女と出会う。
彼女は潮風に髪を遊ばせながら、遠くを…海とも空とも言えない境界線をただ眺めていた。
気がつけば少女はどこかへ行ってしまい、羽依里は狐に摘まれた気分になりながら、
祖母宅へ向かう。
そこではすでに親戚の叔母がいて、遺品整理を行っていた。
羽依里は、祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、
初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。
都会暮らしでは知ることの無かった自然とのふれ合い。
忘れていた懐かしい何かを、思い出させてくれるような、そんな生活だった。
海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。
島で新しい仲間が出来た――
この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
■舞台
鳥白島(とりしろじま)
「人口2千人程の離島」
(瀬戸内海にある「直島」くらいの大きさ)
面積は8km2周囲16km人口2000人強
信号機はなく、コンビニも22時で閉まるのが1件あるのみ。
電気は普通に通っている。上下水道も近年整備されたが、井戸は現役で使われている。
ネットに関しては固定電話回線を介して、ISDNレベルが通っているレベル。
高速光通信なにそれ?な区域。都会では姿を消しつつある、公衆電話が残っている。村の中の電柱の上にはメガホンスピーカーが設置されていて、防災放送などが流れる。
■スタッフ
・原案:麻枝 准
・プロデューサー:丘野塔也
・ディレクター:魁
・原画:Na-Ga/和泉つばす/永山ゆうのん/ふむゆん(サブキャラ)
・SDイラスト:えんぎよし
・シナリオ:新島夕/魁/ハサマ
・音楽:折戸伸治/麻枝 准/どんまる/竹下智博/水月 陵
■キャスト
鳴瀬しろは 小原好美
空門蒼 高森奈津美
久島鴎 嶺内ともみ
紬ヴェンダース 岩井映美里
加藤うみ 田中あいみ
野村美希 一宮朔
水織静久 小山さほみ
三谷良一 熊谷健太郎
加納天善 浜田洋平
岬鏡子 高本めぐみ
鳴瀬小鳩 白石稔
■販売メディア PC用DVD−ROM(対応OS:日本語版Windows 10/8/7)
■レーティング 全年齢対象
■発売日 2018年6月29日予定
■価格 8800円(税抜)予定
■キャラクター
■鷹原 羽依里<傷ついた渡り鳥>■
「さしずめ俺は…傷ついた渡り鳥といったところか」
本作の主人公。
夏休み、亡くなった祖母の遺品整理の為に、鳥白島にやってきた少年。
かつて水泳に取り組んでいたけれど、在る事情から泳ぐことから距離を置いてしまう。
そのせいで、素行が乱れてしまい、学校でも腫れ物扱いとなる。
そんな都会から逃げるように、夏休みを、自分の事を知らない場所で過ごすことに。
性格はマイペースで、つかみ所がない。
あまり自分の内側を見せないきらいがある。
通っていた学校が男子校の為、女の子に対してあまり免疫がない。
その反面、どうすればモテるかなどの研究を、同級生たちと熱く語っていたりした。
CV:――――
身長:172cm
体重:60kg
3size:−: −: −
ローマ字表記:TAKAHARAHAIRI
■鳴瀬 しろは<夏休みを忘れた少女>■
「私にあまりかまわないほうがいいよ」
本作のヒロイン
クールで、人見知りをする少女。親しいのは肉親である祖父ぐらいで、島では孤立している。
島の外からやってきた主人公には若干気を許す事もあるが、ぼっち期間が長かったせいで人との付き合い方がわからず、時に人の心を考えないことも言ってしまうこともある。
この夏、主人公達と夏休みを過ごすうちに、等身大の女の子として、ちゃんと笑ったり楽しんだりできるようになる。
CV:小原好美
身長:155cm
体重:39kg
3size:81:56:83
趣味:料理
好物:スイカバー
ローマ字表記:NARUSESHIROHA
■空門 蒼<島の伝承を追う少女>■
「とにかく、あたしが寝てても放っておいて」
本作のヒロインの1人
男女分け隔て無く友達感覚で接してくる少女で、恋愛に関してはわざと意識しないようにしている部分ある。
島の駄菓子屋でバイトをしていて、子供たちからは「師匠」と呼ばれ慕われている。
隙あらば、どこでも寝ている。
本人はけっこうむっつりスケベで、よく聞き間違いをしては、頭の中でエロ変換して1人でテレ始める。
怪談や、霊的な話が好きで、よく夜に出歩いたりしている。
山の祭事のお役目を担う、空門家の巫女。
CV:高森奈津実
身長:160cm
体重: 46kg
3Size:85:59:86
趣味:昼寝
好物:かき氷
ローマ字表記:SORAKADOAO
■久島 鴎<海賊船を探すお嬢様>■
「行くよ。もう一度、海賊船のある場所まで」
本作のヒロインの1人
島で出会った不思議な少女。
いつでも大きなスーツケースを引いていて、めんどくさい時は乗って移動することもある。
中に何が入っているのかは絶対教えてくれない。
この島には主人公と同じくこの夏だけ滞在する。
何か探しものがある様で、手には古ぼけた地図を持って島をさまよってる。
その地図については「宝の地図なんだよ」と彼女は言う。
CV:嶺内ともみ
身長:158cm
体重: 43kg
3Size:86:55:85
趣味:ボトルシップ
好物:三角形の秘密を持ったお菓子
ローマ字表記:KUSHIMAKAMOME
■紬 ヴェンダース<自分探しの少女>■
「探し物です。やりたいことを探しています」
本作のヒロインの1人
島の灯台の近くに現れる少女。
真面目で素直なドイツ系ハーフで、夏休みを利用して『やりたいこと探し』をしている。
『古典や規則は、長年かけて合理的になるように研磨されてきた』とし、現代に合わない規則でもちゃんと守ろうとするが、 他人に対してそれを強制せず、そこそこにゆるい。
正論や規則に則ったことを言うものの、すぐに言い負かされ「むぎゅー…」と悔しそうにうなる。
時折何も考えていない様にボーっとし、よく自作の歌を口ずさんでる。「むぎゅー…」と言う変な口癖がある。
CV:岩井英美里
身長:152cm
体重:38kg
3Size:78:56:80
趣味:ぬいぐるみ集め
好物:わたあめ
ローマ字表記:TSUMUGIWENDERS
■加藤 うみ■
主人公が「鳥白島」にやってきて、祖母の家を訪れたときに初めて出会う少女。
親戚の子で、又従兄弟にあたる子だと叔母から紹介される。
ずっと都会に住んでいて田舎暮らしにあこがれていたので、この夏、単身で島にやってきたらしい。
夏の間、主人公の食事の世話などをしてくれる子でもある。
年格好より少し大人びた口調で話す。
得意料理はチャーハンで、チャーハンに並々ならぬ情熱を持っている。
CV:田中あいみ
身長:130cm
体重: 29kg
3Size:なだらか/ややくびれ/すとん
ローマ字表記:KATOUMI
■水織 静久■
本土にある、島に住むヒロインたちが通う学校の生徒会長。夏休みは、紬に会いに島にやってきている。
物腰が柔らかく、ノリのイイ一面もある性格。
だが、おっぱいに対して並々ならない愛情と敬意を持っている。
女の子が好きなわけではない。
純粋におっぱいが好きなだけ。
CV:小山さほみ
身長:164cm
体重: 54kg
3Size:98:64:88
ローマ字表記:MIZUORISHIZUKU
■三谷 良一■
島に住んでいる少年。
ノリが良く人付き合いも良い為、主人公とすぐ打ち解ける。
ただ、いつでも、どこでも服を脱ぎたがる傾向がある。
服を脱ぎたがるくせに、実は敏感肌で塩水に弱い。
その場の勢いだけで物事を進めてしまううかつさもある。
島の奥地、山の中にある資材置きだった倉庫を改造して、秘密基地にしている。
同世代の仲間の溜まり場となっている。
CV:熊谷健太郎
身長:175cm
体重:65kg
3size:−: −: −
ローマ字表記:MITANIRYOICHI
■加納 天善■
島に住んでいる少年、その2。
真面目でクールな外見だけれど、卓球に全てを捧げすぎていて、いろいろと言動行動がおかしい。
例え話を卓球でするため、却ってわかりにくい。
良一と一緒に作った山の中の秘密基地に卓球台を持ち込み、日々トレーニングに励んでいる。
彼の実力は、しろはが良い勝負をしたり、羽依里にあっさりサーブを返されたりと疑問を多く残す。
CV:浜田洋平
身長:178cm
体重:69kg
3size:−: −: −
ローマ字表記:KANOTENZEN
■鳴瀬 小鳩■
しろはの祖父。鳴瀬翁と呼ばれることも。
娘と娘婿(しろはの両親)亡き後、しろはを厳しく育てた。
体中に歴戦の傷が刻まれている。一番痛かったのは、婆さんの攻撃。
強面で口数こそ少ないけれど、しろはに対する愛情は深い。
鳥白島に伝わる「水中格闘技」の熟練者でもある。
CV:白石稔
身長:185cm
体重:96kg
3size:−: −: −
ローマ字表記:NARUSEKOBATO
■野村 美希■
島に住んでいる少女。
鳥白島少年団の治安維持執行部に所属していて、島の風紀を日々守る。
島内にある放送塔の放送も担当していて、塔の上からも治安を監視している。
規律を重んじるため、常に制服を着ている。
自分用に改造した水鉄砲「ハイドログラディエーター改」を常に持ち歩き風紀を乱した者を容赦なく撃つ。結構痛い。
水鉄砲は状況に応じて変形する。
CV:一宮朔
身長:148cm
体重:38kg
3size:80:55:80
ローマ字表記:NOMURAMIKI
■岬 鏡子■
主人公、鷹原羽依里の実母の妹で、叔母にあたる女性。
鳥白島に1人すんでいた加藤のばあさんとは、古物蒐集でつながっていた。
加藤家の蔵に眠っている大量の古物を、時に鼻息を荒くしながら整理している。
料理は致命的な独創性で走り出す。
考古学をたしなんでいたこともあり、古い文字などを訳すことが出来る。
CV:高本めぐみ
身長:162cm
体重:50kg
3size:82:60:86
ローマ字表記:MISAKIKYOKO