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「スマブラSP」の新ファイター・ホムラ / ヒカリの情報まとめ。パワー型のホムラとスピード型のヒカリの特徴,必殺ワザや切りふだを紹介
ホムラとヒカリは,MONOLITHSOFTが開発した任天堂のSwitch用RPG「ゼノブレイド2」からの参戦となる新ファイターだ。「天の聖杯」と呼ばれる伝説のブレイドで,ゼノブレイド2では主人公・レックスのパートナーとしてともに旅をする。
番組では,本日(3月5日)参戦を果たしたホムラとヒカリのファイターとしての特徴が,ディレクターの桜井政博氏による解説と実機プレイで紹介された。本稿で,その情報をまとめてお届けしよう。
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最初に紹介されたのが,ホムラ / ヒカリの専用ステージ「アルストの雲海」だ。
ゼノブレイド2に登場する巨神獣(アルス)のセイリュウの背中が新ステージとなっており,その背中ではニアとビャッコ,メルフとカグツチといった原作ファンにはおなじみの面々が戦いを見守り,遠景ではグーラやインヴィディアといったほかの巨神獣が姿を見せる。
ステージはセイリュウの“気まぐれ”が特徴となっており,首の上げ下げやよそ見をするように首を振ることで,ステージの高低や広さが変化する。気まぐれと言っても,汽笛が鳴ったり背景の風車が速く回転したりといった予兆はあるとのことなので,周囲の変化に気をつけながら戦おう。
ステージ紹介に続いて,メインとなるホムラ / ヒカリのファイターの特徴の解説に。2人で1ファイターとなるホムラ / ヒカリは,対戦中に下必殺ワザでいつでも切り替えが可能。ファイター選択時にどちらでYボタンを押せば,どちらでゲームを始めるかも決められる。
ホムラは太もも周辺がストッキング地に変更となり,ヒカリはスマブラSPのスピリッツ用デザインとして登場した「多人数戦闘用衣装」で参戦。オリジナルと少し異なり,肌の露出を押さえた姿となっている。
カラーバリエーションは,ヒカリとホムラがカラーが入れ替わったようなデザインやダークな“ヴィラン”風,ネコ耳パーカーとニアという原作キャラクター風のものなど,ホムラとヒカリそれぞれに8種類用意されている。組み合わせは固定で個別で設定はできないが,その豊富なバリエーションは見比べるだけでもなかなか楽しめるだろう。
ホムラはパワー型,ヒカリはスピード型のファイターとなっており,通常技は基本的に一緒だが,ホムラは一撃の威力が高くて少しリーチがあり,ヒカリは攻撃のスピードや移動速度,ジャンプ力に優れている。
弱攻撃は単発ならアッパースイングとなり,連打で放つと百裂攻撃に変化する |
ダッシュ攻撃は,大きな一撃で撃墜を狙うならホムラ,素早い動きで間合いを詰めるならヒカリといった形で使えそうだ |
ホムラの強攻撃は,連続して放てないが狙い定めた一撃で大きなダメージを与えられる。ヒカリは一撃はホムラに劣るが,連打できるのでけん制に使用したり,コンボにつなげたりといった戦い方ができる |
ヒカリの下強攻撃は多くの技につながりやすくいとのことで,コンボの始動に使えそうな雰囲気 |
それぞれに特殊性能があり,横スマッシュなどで発動するホムラの「フレアスマッシュ」は,隙は大きいが与えるダメージ大きく,ふっとばす力も強い攻撃的な特殊性能だ。
ヒカリの特殊性能「因果律予測」は攻撃を受けた際にダメージ軽減とわずかなスロー効果を生む回避技で,反撃を狙うときのカウンターとして使えそうだ。
“どちらが強いか”は対戦相手や戦況などによって異なるので,戦況を見ながら使い分けるのも,切り替えなしでどちらか一人を使うのもプレイヤー次第だ。自身のプレイスタイルに合わせて上手に使い分けよう。
上,横,下の各スマッシュ攻撃も,基本的にはほかの攻撃と同じくホムラは単発高威力,ヒカリが連続ヒットするスピード感のある攻撃がそれぞれの特徴となっている。特殊性能のくだりでも説明があった横スマッシュ攻撃は,ホムラが“格別に強い”とのことで。
空中攻撃も,ホムラは単発,ヒカリは連続攻撃が得意で,機動力の高いヒカリの方が勝っている。ただ,ホムラに比べてヒカリは一撃の威力が小さいため,このあたりも状況やプレイヤー自身のスタイルに合わせて切り替えていきたいところだ。
ホムラだけ使える下空中攻撃のメテオは,範囲が広く当てやすいが,復帰は弱めなので追撃に要注意。崖外の追撃は,機動力と復帰しやすさをとってヒカリで行くか,それとも一撃でふっとばす力が強いホムラで行くかで戦い方も変わるだろう。
つかみも,ホムラは与えるダメージが大きく少しだけ遠くに投げ飛ばす力があり,ヒカリは速さを活かして次の展開にもっていきやすい。下投げはどちらもコンボ始動に向いており,チャンスがあれば狙っていきたい。
必殺ワザは,下必殺ワザが共通となるキャラクターチェンジで,ほか通常,横,上の3種類は,それぞれ異なる技となっている。どちらも原作となるゼノブレイド2に登場する技がモチーフとなっているところも特徴だ。
ホムラが使う通常必殺ワザは「フレイムノヴァ」。自身の周りを剣が回転しながら薙ぎ払う技で,ボタンを長押しすると回転数と威力がアップする。左右同時攻撃のため乱戦に強く,めくり攻撃などにも応用できるようだ。
しっかり溜めると撃墜できるほどの高威力だが,溜めキャンセルや保持はできない点は要注意。発動中はわずかに移動も可能なので,シールドされたとき間合いを取る際に使用するといいだろう。
横必殺ワザは「ブレイズエンド」。前方に剣を投げると,その場で剣が縦回転する飛び道具で,スマッシュ入力で飛距離が伸びる。使用タイミングによってはヒット数が減ってしまうので,しっかりヒットさせるよう相手との間合いに注意しよう。剣を飛ばした状態では回避やシールドは可能だが,攻撃ができなくなる点も気をつけたい。
上必殺ワザ「プロミネンスリボルト」は,ジャンプして着地時に大きな火柱を上げる攻撃で,復帰技として重宝する。ふっとばし力も高く撃墜も狙えそうだ。出だしの切り上げはスマッシュ攻撃よりも速く,コンボの始動技としても使えるかもしれない。
ヒカリの通常必殺ワザは「ライトニングバスター」。連続で斬撃を繰り出し,ボタン長押しで出す連続攻撃となっている。
こちらの当たり判定は前方のみだが,溜めるとリーチが伸びて,最大まで溜めると斬撃が1回増える。紹介動画の時点では調整中だったが,発動中に無敵時間が生じるとのことなので,うまく使えば回避後にダメージを与えるカウンターになりそうだ。
横必殺ワザは「フォトンエッジ」。ワープしながら突進して連続攻撃を繰り出す技で,モーションがかなり特殊なため,乱戦などで使うと相手を翻弄できる。移動技で復帰の際にもかなり有効だが,発動後の隙が大きく,飛び道具にも弱い。シールドされると反撃を受けるので多用は禁物だ。
上必殺ワザは,切り上げ上昇後に地面に向かって1発の強力な光弾を打ち出す「パニッシュメントレイ」だ。上昇中に長押しか連打すると「レインボーダスト」に変化し,扇状に5発の光弾を放つ。光弾は,1発の方が飛距離があり,複数の方がすべて当てたときの与ダメージ数が大きくなる。反射される可能性もあるので,使用した際は反撃に注意しよう。
レックスとともに放つ「最後の切り札」もホムラのヒカリで異なる。ホムラの「バーニングソード」は,相手に向かって広範囲の切り上げ攻撃を行う,“撃墜重視”の高威力攻撃だ。発動時は3人まで巻き込んで攻撃できるが,この際に範囲内に収められなくても,発動後の攻撃モーションでも追撃できるとのこと。
ヒカリの最後の切り札は,“ダメージ重視”の「セイクリッドアロー」。空中から大量の光弾が降りそそぎ,ホムラと同じく,発動時に3人まで巻き込める。こちらは当たり判定の大きさや当たり具合によって,ダメージには多少のバラつきが生じるようだ。確実に撃墜を狙うならホムラ。とにかく相手にダメージを与えたければヒカリといったように,状況を見極めて使っていこう。
ホムラ / ヒカリは,桜井氏が「どっちが強いか論じてもしかたない」と話したように,特徴や使い勝手がまったく異なる新ファイターとなっている。ヒカリでダメージを稼ぎ,ホムラで撃墜を狙う。優勢のときは大きな一撃狙いでホムラを,ピンチになったらヒカリでかく乱しながらチャンスの機をうかがう……いろいろな戦い方を探り,対戦を楽しもう。
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