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「魔界戦記ディスガイア」や「魔界ウォーズ」のステージが行われた「日本一ソフトウェア設立25周年フィナーレイベント」をレポート
「魔界戦記ディスガイア」トークショー
最初のステージは,看板タイトルである「魔界戦記ディスガイア」のトークショーだ。ラハール役の水橋かおりさん,エトナ役の半場友恵さん,フロン役の笹本優子さんと,初代ディスガイアのメインキャラクター達を演じた3人が登壇した。
初代ディスガイアが発売されたのは,2003年1月30日のこと。つまり,本作も今年が区切りの年となり,15周年を迎えている。当時の思い出話によると,水橋さんはラハール役に決まったときのオーディションを,「オーディションだと思っていなかった」そうだ。「こんな役できる?」と聞かれ,お試し的にやってみたところ,ラハール役に決まっていたのだという。ただ,もしもラハール役をやっていなかったら,ほかの男の子のキャラクターの仕事が来ることもなかったかもしれないと話していた。
笹本さんも同様に,フロンのようなよくしゃべる女の子の役が,ディスガイア以降で増えたとのこと。
収録の思い出では,半場さんは「ディスガイア D2」でたくさんのダメ出しをもらったと語る。初代やそのほかのタイトルでは,好きにエトナを演じていて問題なかったのだが,初代の直接の続編となるD2では,シニカルで冷たい印象になっていて,一言二言しゃべるたびに「違います」と言われてしまったそうだ。
また,3人は初代ディスガイアはかなりプレイしているようで,水橋さんは「PSPで携帯できるようになってプレイ時間がやばかった」という。笹本さんも,普段は自分が出ているゲームを確認のために遊ぶことがあるが,ディスガイアに関しては本気で遊んでしまい,睡眠時間を削られたそうだ。一方,半場さんはシリーズを通して遊んでおり,自分が出演しているかどうかは関係なく,「私にとってはただの楽しいゲームです」と話していた。
プレイヤーからの質問コーナーでは,「演じたキャラの魅力を語ってください」という問いに対して,笹本さんは「殿下(ラハール)は切れ味のいい的確なツッコミ」とコメント。水橋さんは,ラハールのデザインが気に入っており,「女の子のキャラのほうが好きで,男の子でデザインがいいと思うことはあまりないのに,ラハールは自分が演じていてもかわいい」そうだ。かわいいと言われても,ラハール本人は嫌がるかもしれないが。
「印象的なセリフは?」という質問には,「かにみそ」と水橋さん。笹本さんによると,収録時に「これはなんですか?」と真面目な顔で聞いたことがあり,「えいっ!」と同じように言ってくれればいいと言われたそうだ。
ステージでは,9月22日に東京で行われる15周年記念コンサートの告知も行われた。ディスガイアシリーズの楽曲をテーマにしたコンサートとなり,チケットの一般販売が7月14日から行われている。気になる人は販売ページをチェックしてみよう。
「クローズド・ナイトメア」トークショー
続いては,7月19日の発売が迫るホラーアドベンチャー「クローズド・ナイトメア」(PS4/Switch)のトークショーだ。ステージには,映像監督を務めた闇 代表取締役の頓花聖太郎氏,主人公の上代真莉亜役 太田英里さん,銀城瑛翔役 MASAYAさんが登場した。
実写映像を用いた表現が特徴の本作だが,もともとは「AAAタイトルで,実写と変わらないような映像が使われているが,じゃあ実写でやればいいのではないか」という新川氏の発案から始まっている。それを聞いた頓花氏も,「なるほど」と思ったものの,実際にその映像を作ってみると,大変だったと語る。
とくに苦労したのが,撮影方法だ。本作では,没入感を重視するために,自分の目で見ているような映像を使いたかったのだという。そのため,太田さんが反りながら演技をして,二人羽織のような形で顔の部分にカメラを配置し,撮影していたそうだ。
太田さんにとっては,普段の仕事なら演技に集中するだけでいいが,本作ではカメラマンとどう息を合わせるかを考えなければならない。さらに,手を出す位置が少しでもズレると不自然になるなど,大変だったと太田さんは語っていた。
MASAYAさんも,本来は目の前の真莉亜の表情を見ながら演技したいシーンであっても,実際に見えているのはカメラだけになってしまうので,自分で表情を想像しながら演じていたという。
ホラーの撮影といえば,実際にホラーなエピソードが発生してしまう……というのがお約束だが,太田さんは撮影が始まった次の日に,人生初のかなしばりにあったとのこと。MASAYAさんも,撮影初日にかなしばりにあい,夢の中で鏡越しにこちらを女性が見ていたと話す。
頓花氏は,怖いものが映りこんだ写真を探してみたところ,誰もいないはずの場所に手招きしている腕が映っているのを見つけてしまったそうだ。
幸い,撮影自体は無事故で終わったとのこと。
最後に頓花氏は,「撮影した自分も怖い怖いと言いながらテストプレイしています。極上のホラー体験になってるので,よろしくお願いします」とコメントし,ステージを締めくくった。
「魔界ウォーズ」ステージ
スマホ向けタイトル「魔界ウォーズ」(iOS/Android)のステージでは,アップデート情報が公開された。7月31日のアップデートでは,新要素「アリーナ」が追加される予定だ。これは,ほかのプレイヤーと対戦するPvPコンテンツで,7段階のランクに応じた対戦相手を選択し,勝敗を競うことになる。
戦闘は通常のクエストと同様のバトルが展開され,自分の最強パーティで相手のパーティに挑む。勝利できた場合は,ランキングに関わる「勝利pt」と,さまざまなアイテムと交換できる「名誉の証」が入手可能だ。名誉の証でしか手に入らないキャラクターがいるかもしれないとのことで,実装を楽しみに待とう。
「魔界戦記ディスガイア Refine」公式サイト
「CLOSED NIGHTMARE」公式サイト
「魔界ウォーズ」公式サイト
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