キモい隣人とイタチごっこをするゲーム「Hello Neighbor」のモバイル版が，2018年7月27日にリリース。公式サイトでβテスターも募集中

　ロシアのデベロッパであるDynamic Pixelsと北米のパブリッシャtinyBuild Gamesは，高性能なAIを搭載した怪しい隣人とのイタチごっこを楽しむ一人称視点のアクション，「Hello Neighbor」のモバイル版の開発をアナウンスし，2018年7月27日にリリースすると発表した。対応機種はiOSおよびAndroidで，価格は発表されていない。

「Hello Neighbor Mobile」公式サイト

　すでにリリースされているPC版とXbox One版に加え，PlayStation 4版とNintendo Switch版の発売が予定されている「Hello Neighbor」は，怪し気な悲鳴が聞こえてくる隣家に忍び込み，真相を確かめようとする主人公の悪戦苦闘を描くゲームだ。


　お隣さんはプレイヤーの行動を学習し，物音が聞こえたりドアが開いていたりするとプレイヤーを探し始める。何度も同じ窓から侵入すれば，そこに警報機やトラップを仕掛けたり，板を打ち付けたりするし，以前にプレイヤーが隠れた場所を記憶しており，真っ先にそこをチェックしたりする。こうした，過去のイベントを記憶する環境適応型のAIが大きな特徴になっている。


　パッと見，ディズニー映画のような雰囲気のグラフィックスだが，クローゼットの隙間から自分を探す怪しい隣人が歩き回る様子を見るのはとてもスリリング。捕まっても家の前に放り出されるだけでゲームオーバーにはならず，グロテスクな描写もないため，海外では10歳以上からプレイ可能だ。子供でも見られるゲーム実況にも向いているかもしれない。

　なお，モバイル版はβテストも行われる予定で，公式サイトではテスターの募集も行われている。モバイル版の操作がどのようになっているのか，モバイルならでは機能が付いているのか，気になる人は公式サイトをチェックしてみよう。