イベント
ソニック・ザ・ヘッジホッグの誕生日を祝う「ソニックバースデー2018」レポート。「チームソニックレーシング」の新情報も
「ソニック」シリーズ プロデューサーの飯塚 隆氏 |
「チームソニックレーシング」ディレクターの河原塚俊介氏 |
「ソニック」シリーズ サウンドディレクターの大谷智哉氏 |
橘 ゆりかさんが司会を担当 |
「ソニックマニア・プラス」の4人対戦で盛り上がる
イベントは7月19日に発売を控えている「ソニックマニア・プラス」(PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)のコーナーで幕を開けた。昨年8月にリリースされた「ソニックマニア」に,懐かしのアーケードゲーム「セガソニック・ザ・ヘッジホッグ」からマイティーとレイを加え,ギミックの配置が変わる「アンコールモード」などの新要素が搭載された“2Dソニック”の最新作だ。
今回は4人対戦が可能になったということで,会場では橘 ゆりかさんと来場者3名による対戦が行われた。一足早く新作を遊べる機会を大いに楽しんでいるようだった。
会場では,YouTubeにて配信中のオリジナルアニメ「ソニックマニア アドベンチャーズ」の第4話が先行上映された。同作は各キャラクターに焦点を当てているが,第4話はマイティーとレイがテーマだ。ラストにはソニック達と合流するシーンもあり,来場者は期待に胸を膨らませていた。なお,最終回となる第5話は7月公開予定。飯塚氏によると,Dr.エッグマンとの対決が繰り広げられるとのことだ。
「ソニックマニア・プラス」公式サイト
協力してレースに挑む「チームソニックレーシング」
「チームソニックレーシング」(PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)のコーナーでは,先日のE3 2018で出展されたビルドによる実機プレイが披露された。そのため,画面内のメッセージは英語だったが,もちろん国内版は日本語表示になるとのこと。
「チームソニックレーシング」はソニック達が3人1組となって,カーレースを繰り広げる。なかでも注目のポイントは“仲間同士の協力”。3人で協力して「ウルティメイトメーター」を溜めると,チーム全員のスピードがアップする「ウルティメイトブースト」を発動できる。
なお,ウルティメイトメーターを溜める方法は以下のとおり。
- タッチダッシュ:仲間がスピンアウトして減速した際,近くを通ると加速を助けられる
- ラインブースト:いわゆるスリップストリームのようなもの。仲間の走った後に出現する黄色のラインに沿って走る
- アイテムボックス転送:コース上に出現するアイテムを仲間に贈る。アイテムが欲しいときに,仲間におねだりするメッセージも送れるとのこと
- ライバルテイクダウン:ライバルカーを攻撃する
レースの勝敗は,チームメンバーの順位から算出されるポイントによって決まる。ステージで披露された実機プレイでは,河原塚氏が操るソニックは3位に終わったものの,仲間が4位と5位に続いたため,チームとしての結果は1位。このあたりがチーム戦ならではの面白さだろう。
会場では,新たに「チームローズ」の情報も公開された(関連記事)。なかでも反響が大きかったのがチャオだ。ノーマルチャオやヒーローチャオ,ダークチャオ,オモチャオが1台の車に乗り込むというコミカルな仕様について,飯塚氏が「1台だけでチームレーシングになっている(笑)」と評すると会場は笑い声に包まれた。なお,製品版では自由にチームメンバーを選べるとのこと。
エミー(スピードタイプ) |
チャオ(テクニックタイプ) |
ビッグ・ザ・キャット(パワータイプ) |
「チームソニックレーシング」公式サイト
イベントの終了後,登壇者3名への合同取材が行われた。本稿の締めとして,その内容をお伝えしよう。
――バースデーイベントの感想をお願いします。
飯塚 隆氏(以下,飯塚氏):
東京ジョイポリスでは2年ぶりとなるバースデーイベントに,多くの方に来ていただいて嬉しかったです。
河原塚俊介氏:
イベントに出演するのは初めてでしたが,ソニックファンの皆さんに迎えていただき,ホームのような感じがありました。
大谷智哉氏(以下,大谷氏):
今日はサプライズゲストとして舞台に上がりましたが,いつも来てくれるファンの方もおられて,今日この場でイベントを開けて良かったです。
――E3 2018では「チームソニックレーシング」を出展されました。
飯塚氏:
多くの方にプレイしていただきました。開発は「ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド」に続いて,SUMO DIGITALが担当しているのですが,来場者の方に「SUMOならレースゲームのクオリティは安心だ」と言ってもらえたのが印象的です。
――先ほど「チームローズ」の情報が発表されましたが,発売後にキャラクターを追加する予定はありますか。
飯塚氏:
現時点でDLCの予定はありません。発売後の反応を見てから,というところですね。
――今年2月,ソニックシリーズの映画化が発表されました。
飯塚氏:
制作は順調に進行しています。皆さん,期待してください。
――7月31日には「ソニックフォース」のサウンドトラック「SONIC FORCES ORIGINAL SOUNDTRACK THE VINYL CUTZ」が発売されます。
大谷氏:
若い人はアナログレコード自体,見たことがないかもしれません。データではなく,音楽をレコードという形で「もの」として所有するのも,いいと思いますね。
――ソニックブランドの今後の展開を教えてください。
飯塚氏:
今年は「ソニックマニア・プラス」「チームソニックレーシング」を発表しました。国内外と協力してソニックタイトルを開発する体制もできましたので,今後も発展的に継続していきます。
――本日はありがとうございました。
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