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“マイナー武将”はどうやって描く? 「信長の野望・大志 with PK」の新規武将イラストを担当イラストレーターのコメントとともに紹介
一部の武将イラストも新規のものに差し替わる予定で,徳川家康や豊臣秀吉,真田昌幸などのイラストが公式サイトで紹介されている。
そして今回,新たに「六角定頼」「六角義賢」「南部信直」「蘆名盛氏」「筒井順慶」「浦上宗景」が公開となった。
……なかなか渋いラインナップ。「六角義賢って信長に抵抗し続けたんだよな」「おぉ,南部氏中興の祖,信直かよ!」などと反応できる人は結構な歴史好きだろう。筆者は「定頼と義賢は親子かな」「筒井順慶は筒井康隆さんか筒井道隆さんのご先祖かも」くらいの感想しか浮かばず,調べてみたら筒井順慶は本当に康隆さんのご先祖と関係があるらしくて驚いた。
家康や秀吉のように,一般的なイメージが固まっている武将のイラストでオリジナリティを出すのも難しそうだが,あまり資料がない“マイナー武将”を描くのも大変そうではある。
そこで今回は,担当イラストレーターの方に新イラストの作画意図を語ってもらった。また,旧イラストも掲載するので,変わり様を確かめてほしい。
●六角定頼
定頼の居城,観音寺城にある像をモチーフに、将軍の近侍として中央政権に介入したという影響力の大きな武将をイメージして作成しました。
また,楽市楽座や近世城割を最初に行い、信長が参考にしたという名主でもありますから,聡明な凛々しさが伝わるように意識しています。
●六角義賢
太平記英雄伝に描かれている義賢を参考に作成しました。
弓馬の免許皆伝で豊臣秀頼の弓術師範にもなっていますから,その名人っぽさや、信長の上洛の障壁になりそうな,威厳のある大名をイメージしました。
●南部信直
現存する特徴的な肖像画をモチーフに作成しました。
一度は後継者とされながら、養父の晴政に嫡男が生まれたことによって疎まれたというエピソードがありますので、逆境をはねのけて幕末まで続く南部家の基礎を築いた意志の強さが伝わるように意識しました。
●蘆名盛氏
「一世一代の名当主」をイメージして作成しました。
盛氏無き後、蘆名家は衰退していきます。己の身一つで勢力を支える偉大さ、それに伴う孤独感も同時に感じてもらえればと思います。
●筒井順慶
強国を相手にして,自勢力を滅亡させないために熟慮しているイメージで作成しました。
日和見することを「洞ヶ峠(ほらがとうげ)」と言いますが,これは順慶が由来です。深い悩みや決断しきれない雰囲気が伝わるような作画を心がけました。
●浦上宗景
浦上宗景は父の死後、兄と仲違いをして独立し、その後他家との争いで離合を繰り返しながら,最終的に浦上家を掌握します。
自筆からも豪快な人物だったことがうかがえるので,少しワイルドな大名を意識しました。
「信長の野望・大志 with パワーアップキット」公式サイト
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