CESAは本日(2020年9月27日),年間を代表するにふさわしいタイトルを選出する
「日本ゲーム大賞2020 年間作品部門」の優秀賞と大賞を発表した。
今年の日本ゲーム大賞作品(
※)は,やはりと言うべきか,Nintendo Switch用ソフト「
あつまれ どうぶつの森」が受賞した。新型コロナウイルスが拡大するなか,本作でのスローライフ体験が世界中の人々の癒しになり,また本作を通じての人々の交流が単なるゲームの枠にとどまらない広がりを見せた点などが評価されたようだ。一般投票においても,幅広い年齢帯から圧倒的な支持を受けたという。
※選出期間は2019年4月から2020年3月末
また,コンピュータエンターテインメントソフトウェア産業の成長・発展に寄与し,大きな貢献をした人物・団体に贈られる「日本ゲーム大賞 経済産業大臣賞」についても,「あつまれ どうぶつの森 開発チーム」が受賞している。
このほか,優秀賞を受賞した作品などは下に引用したリリース文で確認しよう。
日本ゲーム大賞2020 年間作品部門 PartII令和最初の「大賞」は、『あつまれ どうぶつの森』(任天堂株式会社)
「年間作品部門」発表の模様はコチラでご覧になれます。
https://youtu.be/o5UlOtnSeJs
「日本ゲーム大賞2020(JGA2020)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、 略称:CESA、 会長:早川英樹)では、 年間を代表するにふさわしい作品を選出する「日本ゲーム大賞2020 年間作品部門」の優秀賞と大賞を決定しました。 そして、 令和最初の最も栄誉ある「大賞」には、 『あつまれ どうぶつの森』(任天堂株式会社)に授与されました。
今年度の「日本ゲーム大賞2020」は、 19年4月から20年3月末までの期間中、 日本国内で発売された作品が対象となります。 日本ゲーム大賞2020「年間作品部門」の各賞は、 以下の通りです。
・「日本ゲーム大賞2020 年間作品部門」各賞一覧
・大賞
●「あつまれ どうぶつの森」(Nintendo Switch) / 任天堂株式会社
「どうぶつの森」シリーズの最新作。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、 自粛生活を余儀なくされた中、 何をするのも自由な本作でのスローライフ体験は、 世界中の人々の癒しに。 また、 本作を通じた親しい友人とのコミュニケーションやイベントでの他の人々との交流は、 単なるゲームの枠にとどまらず、 日本発のエンターテインメントの持つ力を改めて人々に示した点、 さらには一般投票で、 子どもからシニアまで、 多くのユーザーから圧倒的な支持を受け、 「優秀賞」ならびに、 満場一致で令和最初の「大賞」受賞となりました。 なお、 日本のコンピュータエンターテインメントソフトウェア産業の成長・発展に寄与し、 多大なる貢献をされた人物や団体に贈られる今年度の「日本ゲーム大賞 経済産業大臣賞」も『あつまれ どうぶつの森 開発チーム』が受賞されました。
・ 優秀賞 ※タイトル50音順
●「あつまれ どうぶつの森」任天堂株式会社 / Nintendo Switch
●「十三機兵防衛圏」株式会社アトラス / PS4
十三人の少年少女が、 それぞれの視点、 立場で「機兵」と呼ばれるロボットに乗り、 「避けられぬ破滅の運命」に時を超えて抗う、 壮大なSFアドベンチャーゲーム。 絵画を思わせるグラフィックと滑らかなアニメーションで描かれた表情豊かなキャラクターたち。 現在、 過去、 未来にわたり、 複雑に絡み合う十三人の主人公の群像劇。 そして、 十三人の視点を自由に行き来しながら徐々に明らかになっていく物語の全貌に、 多くのユーザーから「心を揺さぶられた」「ゲームの世界に引き込まれた」との声が寄せられての受賞となりました。
● 「DEATH STRANDING」株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント / PS4 / PC
“デス・ストランディング”という謎の現象によって分断されたアメリカ大陸が舞台。 プレイヤーは、 伝説の運び屋サム・ポーター・ブリッジズとして危機に瀕した人々に様々な物資を運び、 分断されたネットワークインフラ「カイラル通信」をつなぎながら、 幽閉されている次期大統領の救出に向かいます。 壮大かつ衝撃のストーリー展開と豪華キャスト、 圧倒的なグラフィックで描かれたオープンワールドの世界。 そして、 オンライン上でつながった他のプレイヤーが残した橋や乗り物などの痕跡が共有できるストランドシステムによる非同期型マルチプレイなど。 これまでにないゲーム体験に、 多くのユーザーから支持が寄せられての受賞となりました。
●「仁王2」株式会社コーエーテクモゲームス / PS4
ダーク戦国アクションRPG「仁王」の続編。 「半妖怪」の主人公となり「侍」と「妖怪」の2つの力を使い、 日本各地の妖怪や戦国武将との戦いを繰り広げる本作。 主人公のカスタマイズが可能な「キャラクタークリエイト」の追加や、 戦いの最中に絶命した他のプレイヤーが、 妖怪となって登場。 そして骨太の難易度設定に、 多くのファンから「前作を超えた」「死にゲーの正当進化」との声が寄せられての受賞となりました。
●「ファイアーエムブレム 風花雪月」任天堂株式会社 / Nintendo Switch
ロールプレイング・シミュレーションの金字塔「ファイアーエムブレム」シリーズ最新作。 第一部では、 士官学校の3つの学級から1つを選んで生徒を導き、 士官として育成。 第二部では、 教え子と共に、 交流のあった2つの学級との三つ巴の戦いに挑む。 第一部で選んだ学級により、 物語は3つに分岐、 異なる結末を迎える。 プレイヤー自らの選択によって変わるストーリーと、 自ら育てた個性豊かなキャラクターが繰り広げる戦いに、 歴代ファンからは「シリーズ最高傑作」「何周でもプレイしたい」との声が寄せられての受賞となりました。
●「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」株式会社アトラス / PS4
大人気RPG「ペルソナ5」に、 多数の追加要素を盛り込み新生した本作。 追加シナリオ導入で、 より奥深くなったストーリー、 個性的な新キャラクターの登場、 スタイリッシュなBGMと世界観、 新たな戦闘システムを導入するなど、 より豪華になった学生&怪盗ライフに多くのファンから「楽しかった」「やり込めた」「神ゲー」との声が集まり、 10代を中心に熱狂的な支持が寄せられての受賞となりました。
●「ポケットモンスター ソード・シールド」株式会社ポケモン / Nintendo Switch
広大な「ガラル地方」を舞台に冒険を繰り広げる「ポケットモンスター」シリーズ最新作。 トレーナー4人で協力して、 野生の"ダイマックス"そして"キョダイマックス"化したポケモンと戦うマックスレイドバトル。 さらには、 ポケモンたちが依頼をこなして成長する「ポケジョブ」、 他のプレイヤーと一緒に楽しめる「ポケモンキャンプ」、 そして、 シリーズ初となる追加有料ダウンロードコンテンツなど新機能が満載。 年齢を問わず、 幅広いユーザーからの支持を受けての受賞となりました。 なお、 『ポケットモンスター ソード・シールド』は、 更に「グローバル賞 日本作品部門」と「ベストセールス賞」も受賞しました。
●「モンスターハンターワールド:アイスボーン」株式会社カプコン / PS4 / Xbox One / PC
ファン待望の「モンスターハンター:ワールド」の超大型拡張コンテンツ。 渡りの凍て地を舞台に、 「ワールド」のエンディング後を描いた新たな物語。 新たなクエストランクや防具武器、 新モンスターの登場など新たな要素を追加、 更に進化したハンティングアクションを駆使して楽しめる白熱の狩りに時間を忘れてプレイする多くのファンからの熱狂的な支持が寄せられての受賞となりました。
●「龍が如く7 光と闇の行方」株式会社セガ / PS4
「龍が如く」最新作がゲームジャンルをRPGに変えて登場。 シリーズならではの熱い人間ドラマはそのままに、 主人公、 舞台、 ゲームシステムの全てを刷新。 喧嘩アクションとRPGコマンドバトルが融合したライブコマンドRPGバトルを採用し、 革新的な進化を遂げた本作。 ドラマティックRPGという新たなジャンル挑戦。 シリーズファンからの期待に見事にこたえ、 「感動した」「泣いた」との声が多く寄せられての受賞となりました。
●「リングフィット アドベンチャー」任天堂株式会社 / Nintendo Switch
全身を動かして遊ぶ、 フィットネスアドベンチャーゲーム。 専用コントローラー「リングコン」と「レッグバンド」がプレイヤーの動きを認識し、 ゲーム中のキャラクターと連動。 RPGを遊びながらトレーニングができるアドベンチャーモードのほかにライフスタイルや体力、 そして運動の目的に応じて楽しめる様々なモードが用意され、 さらには運動時間や消費カロリーの計算もしてくれる。 ゲームを楽しみながら全身を鍛えられ、 遊んでいるうちに健康的な体を手に入れることができます。 一般投票では、 「楽しく運動できた」「外出自粛期間中の運動不足解消になった」など、 老若男女を問わず多くの方からの支持が寄せられての受賞となりました。
※以下のそのほかの賞は日本ゲーム大賞公式ホームページをご覧ください。
●「日本ゲーム大賞2020 経済産業大臣賞」
●「日本ゲーム大賞2020 グローバル賞 日本作品部門・海外作品部門」
●「日本ゲーム大賞2020 ベストセールス賞」
●「日本ゲーム大賞2020 特別賞」
●「ゲームデザイナーズ大賞」
◇日本ゲーム大賞公式サイト
http://awards.cesa.or.jp/