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「逆転裁判LIVE〜OBJECTION!!2019〜」レポート。ガリューウエーブが特設コーナーで新曲「恋の禁固刑・13年」を披露!
本イベントでは,シリーズの楽曲を手がけた岩垂徳行氏を中心とした“SUPER BAND「ジャスティス」”がファンにとって思い出深い楽曲の数々を披露。また,牙琉響也役の楠田敏之さんや歌手の霜月はるかさん,イラストレーターの岩元辰郎さんにアコーディオン奏者の藤野由佳さんといったゲスト陣が登壇し,歌にトークにライブドローイングとさまざまな催しで会場を盛り上げた。
■「逆転裁判LIVE〜OBJECTION!!2019〜」出演者リスト(敬称略)
・岩垂徳行 SUPER BAND「ジャスティス」
(岩垂徳行(Key)/福田真一朗(Gt)/蓮池真治(Ba)/ローズ堀口(Dr))
・ゲスト
楠田敏之(牙琉響也役)
霜月はるか(歌手)
岩元辰郎(イラストレーター)
藤野由佳(アコーディオン奏者)
・スペシャルゲスト
近藤孝行(成歩堂龍一役)
竹本英史(御剣怜侍役)
・開発スタッフ
巧 舟(「大逆転裁判」シリーズ ディレクター)
江城元秀(「逆転」シリーズ プロデューサー)
山﨑 剛(「逆転裁判6」 ディレクター)
■「逆転裁判LIVE〜OBJECTION!!2019〜」セットリスト
1.成歩堂龍一 〜異議あり! feat. ジャスティス
2.希月心音 〜法廷の革命児 feat.ジャスティス
3.亜双義一真 〜使命のサムライ feat.ジャスティス
4.成歩堂龍ノ介 〜異議あり! feat.ジャスティス
5.ゴドー 〜珈琲は闇色の薫り feat.ジャスティス
6.綾里真宵 〜逆転姉妹のテーマ feat.ジャスティス
7.狼士龍 〜狼子,曰く! feat.ジャスティス
8.奉納舞 feat. 霜月はるか
9.恋するギターのセレナード feat. 霜月はるか
10.恋の禁固刑・13年 feat. 楠田敏之
11.LOVE LOVE GUILTY feat. ジャスティス
12.相棒 〜The game is afoot! feat. ジャスティス
13.大追求の輪舞(ロンド) feat. ジャスティス
14.逆転検事・御剣 SUPER BAND メドレー
15.追及・逆転裁判123 SUPER BAND メドレー
16.追及・逆転裁判456 SUPER BAND メドレー
アンコール
1.ポットディーノ 〜Ethno-Rock feat. ジャスティス
2.大江戸戦士トノサマン feat. ジャスティス&オールスターズ
昨年に引き続き2年連続の開催となった「逆転裁判LIVE」だが,今年は昨年のduo MUSIC EXCHANGEからTSUTAYA O-EASTに会場を変更し,実施された。キャパシティが大きくなったにもかかわらず,会場には多数の「逆転裁判」ファンが訪れ,立錐の余地も無いほどの盛況を見せていた。
「このライブに異議なし!」という,観客からの熱い呼びかけに応えて“岩垂徳行 SUPER BAND「ジャスティス」”が登壇し,ライブはスタート。ベースの蓮池氏がオドロキくんを思わせる服装で登場すれば,藤野さんも亜双義のコスプレでアコーディオンを演奏するというサービスぶりに観客たちも大喜びだ。
藤野さんは亜双義の登場する「大逆転裁判」を2まで解いた上,私物の画集を資料として衣装を揃えたという気合いの入りようで,会場からは「可愛い」「カッコイイ」という歓声が飛んでいた。
トークコーナーでは巧氏,江城氏,山﨑氏が登壇。巧氏は「『逆転』は強い音楽に支えられてここまできたシリーズだと思います。ここまで演奏された曲を聴くだけでグッとくるものがありますね」と,音楽スタッフに改めて感謝の意を表明した。
続いてトークコーナーでは,巧氏,江城氏,山﨑氏の初めての出会いについて語られた。巧氏と江城氏は「逆転裁判 蘇る逆転」をガラケーに移植する際に初めて顔合わせしたとのことだが,開発中に熱意が高じて怒鳴りあいの大げんかになったことがあるという。
山崎氏と江城氏もまた,初めてのミーティングで「主人公を誰にするか」で熱く意見を戦わせたというから「逆転」シリーズの関係者には熱い人が多いのだろう。
また,巧氏とサウンド担当者の意見が対立し,山崎氏が呼ばれて意見を求められることもあったという。山崎氏にとって彼らは先輩に当たるため,「恐怖の体験」だったと語っていた。
続いてステージには岩元氏が登場し,昨年も好評だったライブドローイングを披露した。「曲を聴いて“降りてきた”キャラクターを描く」という趣向のもと,「綾里真宵 〜逆転姉妹のテーマ feat.ジャスティス」に乗り,真宵と千尋,春美に加えて,この日の出演者たちの似顔絵を描き上げた。
「奉納舞」「恋するギターのセレナード」では,歌姫ラミロアを思わせるお馴染みの衣装で霜月はるかさんが登壇。神楽鈴を鳴らしながら「奉納舞」を歌う様は神秘的で,観客たちも一心に見入っていた。そんな霜月さんに岩垂氏は「次のライブではダンスを踊ってほしい」とリクエスト。霜月さんが「頑張ります」と応えると,会場からは大きな拍手が巻き起こっていた。
続いては楠田さんこと“牙琉響也”が舞台に登場し「ガリューウエーブ」のコーナーに。観客と一緒に「Let’s Rock」のハンドサインを決めまくり,まるで会場をジャックしたかのようだった。ガリューウエーブは持ち歌の「LOVE LOVE GUILTY feat. ジャスティス」に加え,巧氏の作詞による新曲「恋の禁固刑・13年 feat. 楠田敏之」を初披露したが,「もしも次があるなら,もう一曲増えるかもしれない」と意味深な発言を牙琉響也は残す。大きな盛り上がりを見せたガリューウエーブのコーナーだっただけに,次回ライブでの披露にぜひ期待したいところだ。
ガリューウエーブの演奏が終わると,「このライブに異議あり!」と近藤さん,竹本さん,巧さんがステージに乱入し,2回目のトークコーナーが始まった。ご存じの通り「恋の禁固刑・13年」は作中ではタイトルだけが存在していた楽曲だったが,このままでは勿体ないということで本当に曲と詞を制作することが決定したという。巧氏が「やろうと思えば(「恋の禁固刑・13年」の)TVサイズもできるし,もっと曲を作りたい」と発言すれば,岩垂氏も「何か作りましょう!」と乗り気になっていた。
ライブのラストは「逆転検事・御剣 SUPER BAND メドレー」「追及・逆転裁判123 SUPER BAND メドレー」「追及・逆転裁判456 SUPER BAND メドレー」と,シリーズを代表する楽曲のメドレー群が披露され,ファンも満足げな様子を見せていた。
また,アンコールタイムでは,昨年と同様に「ポットディーノ 〜Ethno-Rock feat. ジャスティス」「大江戸戦士トノサマン feat. ジャスティス&オールスターズ」の2曲を披露。「ポットディーノ〜」では,フォーク風のイントロから転じて岩垂氏のデスボイスが会場を圧倒。そして「大江戸戦士トノサマン〜」では,満を持してトノサマンが登場し,観客とともにラストを盛りあげた。
なお,会場では「なぞともカフェ」とのコラボ企画となる謎解きアトラクションが2019年7月26日にスタートすることが明かされた。キャラクターたちの掛け合いは巧氏が監修しているとのことなので,こちらもファンには見逃せないイベントとなりそうだ。
「逆転裁判」シリーズ公式サイト
- 関連タイトル:
逆転裁判123 成歩堂セレクション
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