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「伝説対決」のウォーリア「オーメン」の運用法を解説。タイマン性能の高さを生かす鍵は“スプリットプッシュ”にアリ
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印刷2019/07/05 18:00

攻略

「伝説対決」のウォーリア「オーメン」の運用法を解説。タイマン性能の高さを生かす鍵は“スプリットプッシュ”にアリ

 Tencent Gamesがサービス中のスマートフォン向けMOBA「伝説対決 -Arena of Valor-」iOS / Android)に登場するヒーロー「オーメン」を使い,スレイヤーレーンにおける基本的な立ち回り方を解説していこう。

敵単体を拘束し,近接戦で殴り倒すことに長けた「オーメン」。試合中盤以降で彼が活躍するには,集団戦ではない別の機会を用意してあげよう
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 2019年6月13日に実装された「オーメン」は,ウォーリアの中でも1vs.1での戦闘に特化したヒーローだ。敵単体を引き寄せたり,果ては敵を一定範囲内から動けなくしたりと,非常に拘束力の高い凶悪なアビリティを備えている。

 さらに,攻撃を当て続けると自身の通常攻撃の威力&速度がパワーアップするという特性を持つため,至近距離での殴り合いに強く,タワーを破壊する性能も高い。

 その反面,複数の敵を相手にする状況では,打たれ弱さが隠し切れないのだが……。そこで今回は,「オーメン」の基本性能を解説するとともに,彼にぴったりな戦術となる“スプリットプッシュ”について紹介していこう。

 ちなみに“スプリットプッシュ”とは,試合中盤〜終盤にかけて集団戦が起こりやすい時間帯に,あえてチームの誰かが単独行動をし,敵のタワーにプレッシャーをかけるという戦術のこと。5vs.5の全面対決だけが「伝説対決」の華ではないことを,ぜひ本稿で知ってもらえれば幸いだ。


「死の刃」と「死の抱擁」で敵を確実に仕留めよう

「オーメン」のアビリティと基本コンボ解説


 まずは「オーメン」のアビリティ性能を紹介しておこう。

 アビリティ1「死の刃」は,ヒットした敵に物理ダメージを与えつつ自身に向かって引き寄せるという方向指定タイプの攻撃だ。離れた位置から敵にプレッシャーかけられ,序盤から終盤まで頼りになるアビリティである。

ヒットした敵の移動速度を2秒間ダウンする効果もあるため,一気に「オーメン」が得意とする近距離戦に持ち込める
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 アビリティ2「アンタッチャブル」は,どちらかというと自衛向きの効果になっており,発動直後から2秒のあいだ,自身の被ダメージを50%以上軽減し,移動速度もアップする。

 さらに,効果時間中は自身に対する通常攻撃を1回だけ無効化し,攻撃してきた相手に物理ダメージとして跳ね返せる。

「アンタッチャブル」による通常攻撃の反射は「オーメン」の通常攻撃という扱いになっており,装備などのバフが発動する。たとえば「ファフニールの鉤爪」を装備していた場合,ユニークパッシブ効果である“敵の現在のHPの8%の追加物理ダメージ”が反射ダメージにプラスされるのだ
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 アビリティ3「死の抱擁」では突進攻撃を繰り出し,最初にヒットした敵に物理ダメージを与えつつ,円状の範囲内に閉じ込められる。

 この効果はなんと5秒間も持続する。近距離特化型の「オーメン」が敵を殴り倒すには,十分な拘束時間だと言えるだろう。

「死の抱擁」による拘束範囲(敵が移動できる範囲)はこの程度。ただし,周囲に敵がいる場合は介入を受ける恐れがあるため,できれば1vs.1の状況で使っていきたい
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 また,「オーメン」はパッシブアビリティの効果により,通常攻撃を当てることで「渇望ポイント」を獲得する。これが5ポイント溜まると,6秒間だけ移動速度と攻撃速度がアップし,さらに通常攻撃に固定ダメージが上乗せされる「渇望状態」に突入する。

 ちなみに通常攻撃の3回目を当てた場合は2ポイント溜まるので,要は通常攻撃を4回当て続けると,自身が一定時間パワーアップするというわけだ。

「渇望ポイント」は中立モンスターやタワーへの通常攻撃でも溜まる。HP下のゲージで取得状況が確認でき,「渇望状態」に突入するとゲージが赤くなる
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 したがって「オーメン」が実戦で狙うべきコンボは,「死の刃」→「アンタッチャブル」→通常攻撃×4→「死の抱擁」となる。

 もちろん,敵がブリンクを持っている場合は「死の刃」を当ててもすぐに逃げられてしまう可能性があるため,初手から「死の抱擁」を使っていく動きも効果的だ。


タワーを人質に取り,敵に後手を踏ませる

“スプリットプッシュ”って何?


 1vs.1特化型の「オーメン」が何の工夫もなしに集団戦に加わっても,「死の刃」での引き寄せを狙ったり「死の抱擁」を当てて後退したりといった消極的な動きに終始せざるを得ない。

 そこで「オーメン」が中盤以降に採るべきなのが,“スプリットプッシュ”と呼ばれる戦術だ。

 たとえばミドルレーンで敵5人と味方4人がグループし,集団戦を始めようとしていたとする。このとき「オーメン」のみがスレイヤーレーンを一気にプッシュし,2本目もしくは3本目のタワーに手をかけようとしていたら,敵チームはこの「オーメン」の動きを見過ごせないだろう。

 ただし,1vs.1状況を得意とする「オーメン」に対し,敵側も誰か1名だけを向かわせたのでは,「オーメン」を阻めないだろう。多くの場合,最低2名は送り込むことになるのだが……。
 すると,ミドルレーンに敵は3名しかいなくなり,4名でグループしていた味方チームが人数有利の状況となる。

敵がタワーをカバーするために単独でノコノコと現れたのなら,おいしくいただいてしまおう
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 この場合,敵集団から1〜2名が視界から消えた(=「オーメン」に向かってくる)のが確認できた時点で,「オーメン」は自陣に向かって退却しよう。仮にタワー破壊まで至らずとも,敵に無駄足を踏ませつつ,レーンを敵陣深くまでプッシュできたというだけで味方は十分なアドバンテージを得る。

 もしくは,敵5名が「オーメン」を無視して,味方4名に対し強引に集団戦を挑んでくる場合もあるだろう。しかし,仮に味方グループが退けられてタワーを1本明け渡したとしても,そのあいだに「オーメン」ならば少なくとも1本は敵タワーを破壊できる。最低でも,タワー1本ずつを交換したという成果は得られるのだ。

集団戦が長引いているようならば,帰りがけ(リコール前)にドラゴンクレイダスやダークスレイヤーをかっさらってしまうのもアリ
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 ただし気をつけなければならないのは,グループしていた味方4名が敵集団に蹂躙され,「オーメン」1名しか生存者がいなくなってしまうこと。

 こうした事故を防ぐためには,「オーメン」がスプリットプッシュを狙っている以上,残った味方は死なない程度に前線を維持するべきという,味方チームの共通理解が必要となる。事前にジェスチャーで狙うタワーを示したうえで,味方グループには“撤退”の指示を送っておくといいだろう。

 あくまで“スプリットプッシュ”はワンマンプレイの一種ではなく,チーム一丸となって狙うべき戦術の一種であるということを心に留めておけば,自然と成功率も上がるはずだ。

敵の位置が把握できていないまま,単独で敵陣深くに入り込む行為は,単なる無謀だ。“スプリットプッシュ”とは似て非なる愚策だということをお忘れなく
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 今回の解説は以上だ。極めて高い1vs.1における戦闘力とタワー破壊能力を備える「オーメン」だが,序盤から無理に殴り合いを挑むと,敵の反撃で深手を負ってしまうことも多々ある。
 少なくとも「ラーのマント」などの防御アイテムが1つくらい完成するまでは,我慢の時間と割り切っておくと,中盤以降に活躍しやすくなるだろう。

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