![]() |
スマホでアクションゲームが遊びたい。なんなら探索要素があって,欲を言えば協力プレイもある,そんな理想的なタイトルはないものか……なんて考えているアナタにピッタリな新作がある。それはYostarが2025年春にリリースする「クッキーラン:冒険の塔」(iOS / Android)だ。
![]() |
「クッキーラン」といえば,韓国のデヴシスターズが配信した「オーブンブレイク」を前身とする横スクロールのランアクションゲームであり,15年以上続く長寿IPとしておなじみ。本作はそのシリーズに連なるタイトルとなるのだが,これまで築いてきたカジュアル路線とは一線を画す,シリーズ初の3D見下ろし型のアクションゲームとして開発されている。
ギミック満載のステージあり,クッキーを切り替えながら戦うリアルタイムバトルあり,仲間と共に挑むエンドコンテンツもありと,まさに本格派なアクションゲームを求めている人にこそ,手にとってもらいたい1本なのだ。本稿では,そんな本作の魅力を紹介していきたい。
※本稿に掲載するスクリーンショットはすべて開発中のものです。
ポップでフワフワした世界だけど
中身はゴリゴリの3Dアクション
見下ろし型の3Dアクションが採用された本作は,勇敢なクッキーたちの物語が描かれる「ストーリー」モードを主軸に,「六角バチの森」「ハングスターの巣窟」「突破石採鉱場」の3つの育成ダンジョン,装備や素材がドロップするバトルコンテンツ「塔のひずみ」,時間内に迫り来るモンスターを倒すエンドコンテンツ「ガラスの迷宮」,ほかのプレイヤーと共にボスを打倒する「レイド」といった,豊富なサブコンテンツを楽しめる。
![]() |
![]() |
「ストーリー」はステージクリア型になっており,編成した3体のクッキーを切り替えながら各ステージに挑んでいく。クリア条件は,制限時間内にゴールへとたどり着ければOKというシンプルさ。しかし,待ち受ける敵を処理しつつ,ときには強風にあおられ,迫りくる樽に押し出され,なぜか救出ミッションに巻き込まれたりと,道中はギミック尽くしだ。
序盤にあたる1章の難度は易しめだが,2章,3章と歩みを進めれば,ある程度の練度が求められる手ごわいステージ構成になっていく。それこそタイミングがシビアなギミックも出始め,「ムキーッ!」なんて声がリアルに漏れてしまうほどだった。いや〜,このゲーム,全然ヌルくない(うれしい悲鳴)。
![]() |
![]() |
加えて,くまゼリーや宝箱の収集,スターミッションの達成など,定番のやりこみ要素も充実しているとなれば,フルコンプすべくついついリトライしたくなるのがゲーマーの性(さが)というもの。うれしいことに,ストーリー上のステージはスタミナに関係なく挑戦でき,納得いくまでやり直せる仕様だ。1ステージが数分程度で終えられるちょうどいいボリューム感で,スキマ時間に遊びやすいのも好印象だった。
![]() |
ここがすごいよ冒険の塔クッキーなのにみんなかわいいが過ぎる
タイトルに“クッキー”と冠するだけあって,本作にはさまざまなフレーバー(?)をモチーフにした20体以上のクッキーがプレイアブルキャラクターとして登場する。
レモンゼスト味にチリペッパー味,筋肉味に……って,筋肉味ってなに!?
驚くべきは,そのどれもが絶妙なかわいらしさで,刺さる人にはハチャメチャに刺さるデザインになっている点だ。クッキーらしさを損なわず,パッと見でモチーフのフレーバーが分かり,表情からはキャラクター性がにじみ出ていて……はぁ,尊い……。
脳内が爆発物でいっぱいなチェリー味クッキー。加入時のアニメーションがかわいすぎて,スクショする手が止まらなかった。ガチャ排出時の演出がすんごいので,ぜひ見てほしい
ドーナツなのかクッキーなのか,曖昧なネーミングさえかわいい,ツイストドーナツ味クッキー
プレイアブルキャラではないし,なんならクッキーでもないが、ホーム画面で寛ぐパンにゃんが最高に愛おしい。なんなの,このかわいい生きものは……
組み合わせの妙を楽しむスリーマンセルバトル
ステージ探索の遊びごたえもさることながら,要所で繰り広げられるバトルも見どころ。前述した通り,本作のバトルは3体のクッキーを切り替えて戦うスリーマンセルバトルが基本となるのだが,その実は見てくれだけのチームバトルではなく,同ジャンルのトレンドを汲んだ本格派だ。
もちろん難度が低めなストーリーモードであれば,難しいことを考えず攻撃ボタンを連打するだけでも爽快なバトルを楽しめる。しかし,それぞれのロールがもたらす恩恵や,固有のパッシブ,スキルの効果を鑑みて編成を練り,最適なタイミングでのスイッチを意識することでスリーマンセルバトルの可能性はさらに広がっていくのだ。
![]() |
とくに重要なのが,クッキーのロールだ。クッキーは,アタッカー,エレメンター,サポーターの3つに分類され,敵にエレメントマークを付与できる,攻撃面に優れているうえにエレメントゲージを溜めやすい,敵の弱体化や仲間の回復を行えるといったロールごとの特性を持っている。
適材適所でクッキーを切り替える判断力はもちろんのこと,ロール間のシナジーを意識しておけば,後述するエレメントストライクを積極的に狙えるので高難度コンテンツの攻略にも役立つはずだ。
![]() |
クッキーの編成はかなり奥深く,突き詰めるほどにズブズブと深みにハマること請け合い。ロールに加え,クッキーの属性や固有のスキル,装備品の効果が複雑に絡んでくるので,にらめっこしているうちに時間が溶けていってしまう。組み合わせを試行錯誤する時間は楽しく,思い描いた立ち回りが実現したときの達成感はひとしおだ。
![]() |
![]() |
育成要素は,アイテムによるクッキーのレベルアップと昇級,装備品の強化と潜在能力の付与,そしてアーティファクト強化の3つの軸で行う。育成の流れはスマホ向けRPG定番のスタイルを踏襲しているので割愛するが,装備品に施せる潜在能力については少しだけ触れておきたい。
エピック以上の武器と防具には,秘伝書を消費して「潜在能力解放」を施せる。この強化を経ることで,特定の属性ダメージを高められるうえ,攻撃力アップや防御力貫通といった追加オプションをランダムで付与できる。大げさに言ってしまえば,好きな装備に追加オプションをつけて理想の装備を生み出せるわけで,これがまた沼なコンテンツだったりする(その過程もまた楽しい)。
![]() |
ここがすごいよ冒険の塔
モチベを上げるご褒美が手厚い
ログインボーナスをはじめとした各種イベント(これだけでもそこそこ数がある),冒険ガイド,冒険の記録,シーズンパス,装備およびアーティファクトの図鑑,実績,特訓などなど,プレイ進度に応じて達成報酬が発生するコンテンツが多いのも,本作の特徴だ。
遊びこむほどにクリスタルやガチャチケットをもらえる仕組みなので,ご褒美もらいたさに「あと1ステージ」が止まらなくなることも。図鑑や実績を埋めることにやりがいを感じるならば,日々のプレイを盛り上げてくれる最高のスパイスになってくれるだろう。
旅の仲間が増えれば楽しさ倍増
1人より“みんなで遊ぶ”がダントツで面白い
クッキーたちの愛らしさ,システムの奥深さなど,ゲームとしての魅力をたっぷり語ったところだが,ここで忘れちゃならないのがマルチプレイ要素だ。本作はシングルプレイですべてのモードをプレイ可能だが,「ストーリー」と「塔のひずみ」は2人プレイに,「レイド」にいたっては最大4人での協力プレイに対応している。
![]() |
![]() |
なかでも一押しは,週替わりでボスが変わる「レイド」だ。「ストーリー」とは異なり1人1クッキーを操作してボスに挑む形となり,ソロプレイ以上にアタッカー,エレメンター,サポーターのロールを意識した立ち回りが求められるコンテンツになっている。
また「レイド」は,ボス固有のギミックが展開にメリハリを生み,ソロのときとはまた違ったお祭り感を楽しめるのも魅力だ。例えばボブ&コーンならば,バトル中にコーンにスナイプされるギミックが発生するので,狙われたプレイヤーはボブのシールドで身を隠さなければならない。
![]() |
![]() |
こうして被弾を防ぎつつシールド破壊に貢献できるのだが,プレイヤーが4人もいると「ギミックきた!」「タゲられたの誰?」「間に合わない〜!」「回復いくよー」と大騒ぎ。大人4人で挑戦したレイドはボスギミックをきっかけに自然とコミュニケーションが生まれ,想像していた以上に盛り上がってしまった。
なお,正式リリース後は6人協力プレイの「チャンピオンズレイド」が実装されるとのこと。4人協力プレイ以上にお祭り感を味わえるコンテンツとなりそうで,こちらも楽しみだ。
![]() |
![]() |
「クッキーラン:冒険の塔」は,従来のシリーズとはひと味違ったアクションRPGとしていよいよリリースを迎える。手触りのいいアクションに,奥の深い育成要素,豊富なコンテンツとで舌の肥えたゲーマーをも満腹にさせてくれるはずだ。長く遊び続けられるアクションゲームをお探しなら,ぜひとも本作を手に取ってみてほしい。










































