ニュース
風力で動く巨大メカに乗って放浪を続けるサバイバルMMORPG「Last Oasis」のアーリーアクセスが2019年春に開始
本作の舞台は,自転が止まって文明が崩壊してしまった未来の地球だ。地表はすべてを焼き尽くす太陽光が突き刺さる砂漠地帯と,太陽の光がないため万年氷河と化している反対側の2つに分割され,その中間点にあたるリング状の狭い部分が,生命を維持できる唯一の場所となっている。
しかし,このリングも地球の公転に合わせて徐々に動いており,プレイヤーは仲間と共に,木材や金属,布などで作られた,風力発電で稼働する巨大なメカ“フローティラ”に乗って放浪を続けていく。
このフローティラは,イメージとしては1999年のウィル・スミス主演映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」に登場したクモ型の巨大マシン“タランチュラ”に近いが,複数のメンバーと乗り込んで要塞化できるようになっており,資源を奪い取ろうと襲ってくる敵と鉤縄や銛などで戦う。フローティラは住居や倉庫として利用する居住空間でもあり,それぞれが100平方キロのマップで構成される“オアシス”の間を移動しながら,その道中で資源を集積したり,クラフティングを行ったりしていくわけだ。
オアシスではトレーディングポストを設置でき,アイテムの価格設定などはプレイヤーが主導で行うことになるという。クランを結成して貴重な資源が採取できる場所を独占し,地上に要塞を築き上げて攻防戦に興じることもできるようだ。戦闘は,棍棒,剣,斧,槍などによるメレーが主体だが,攻城戦に利用するためのカタパルトやバリスタなども制作できる。鉤縄を岩や高木に引っ掛けて移動するという,「進撃の巨人」のようなアクションも可能で,集団戦も楽しそうだ。
現時点では価格帯などはアナウンスされていないものの,正式に完成するまでには12か月から24か月という,比較的長いスパンが必要になる様子だ。Steamに掲載されたお知らせには,クローズドβテストへの参加を希望するプレイヤーに向けたアンケートサイトのURLが記載されているので,気になる人はサインアップしておくといいかもしれない。
「Last Oasis」Steamストアページ
- 関連タイトル:
Last Oasis
- この記事のURL: