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「Apex Legends」新シーズン「エクリプス」の最新情報をお届け。新マップ“Broken Moon”やステッカー機能など,追加要素をチェック
まず,説明会の冒頭で紹介されたのは,シーズン14「ハンテッド」で得たフィードバックについてだ。ランクマッチの調整は今後も経過を注視していくことや,「ガンゲーム」などの期間限定として実装されたモードからの経験も非常に大きかったとのこと。その上で紹介されたのが,「エクリプス」よりマッププールに加えられる新たなレジェンド達の戦場,「ブロークンムーン」(Broken Moon)だ。
新たなマップ「ブロークンムーン」とは
開発チームによれば,「ブロークンムーン」自体は2年ほど前から構想しており,そこから作業を続けて完成したものだという。プレイヤーにストレスを与えることなく,その上で新鮮なプレイフィールを感じてもらうために“すでにある要素と新たな要素のバランスが重要”という意識をもって制作したとのことだ。
さて,話は変わるが,シーズン10「エマージェンス」の実装前に公開されたアウトランズ・ストーリーズにて,月に流星が衝突した場面を覚えているだろうか。何気ないストーリーの一幕かと思われた場面だが,実は新マップにつながる大きな伏線になっていたのだ。というわけで,未視聴の方はまずそちらを見てほしい。
シアの出生と同じタイミングで惑星ボレアスの衛星,クレオに衝突した流星は多大な損害をもたらした。星の損害状況などを確認する調査チームが派遣された後,ステーシスネットと呼ばれる設備によって環境が安定化され,居住可能なコロニーが建設された……というのがバックストーリーになっている。時系列的にはApexゲームが始まる前の約20年間の話だ。
背景を説明してくれた開発チーム曰く,「ブロークンムーン」は「天国と地獄」をテーマに,約20年という時の流れ,クレオが辿った背景を再現する要素を持たせたとのこと。月の“どこまでも寒く,希望のないような環境”と,テラフォーミングされた“美しい緑あふれる環境”が共存することで,ステージ内の対比を表現している。これは英国の庭園やモネの絵画などからインスピレーションを受けているそうだ。惑星ボレアスは現実世界でいうアフリカ地域の文化を持っている星であり,「そこに人が住んでいて,文化があり,生活していたという背景を感じ取ってもらえれば」との一言で締めくくられた。
さて,ここからは「ブロークンムーン」のゲームプレイ面を紹介していこう。まず注目したいのは新登場となる「ジップレール」だ。これは既存の「ジップライン」とは異なり,マップ内での大きな移動をサポートするものになるようだ(話を聞いた限り,ギミックの立ち位置的にはグラビティキャノンに近いような印象を受けた)。移動速度はジップラインの約2倍とのことで,本システムによりマップ内での移動が今まで以上に円滑になるという。ヴァルキリーなどの機動力があるレジェンドをピックされることが多い現環境だが,マップ自体の変革によって変化は起こるのかに注目したい。
大きなランドマークも導入されており,複数部隊が降下して即座に戦闘を始めるような“Apex名物”の光景も引き続き楽しめるようだ。マップサイズはプレイヤーのアクセシビリティを確保しつつ,ジップレールを活用して楽しめる大きさになっているという。競技性を含めたバランスも考慮しているとのことなので,まずは新たなマップを楽しみつつ探索してみよう。
ステッカー機能(Sticker)が追加。個性を表現しよう
新しいコスメティック要素としてステッカー機能が実装される。説明会で映されたスクリーンショットを確認する限り,シールドセルや注射器にステッカーを貼り付けることができるようだ。ステッカーとなるイラストはRespawnのリードアニメーターであり,「ToonCraft」でも知られるMoy Parra氏のものが実装される予定だという。
ステッカーの効果は自身の視点から見たアイテムの外観が変わるのみで,根本的なゲームプレイ自体には影響も及ぼさないが,氏のポップでキュートなイラストで装飾された回復アイテムを使えば,プレイがより楽しいものとなることは間違いない。
ギフト機能が追加
すでに告知されているが,シーズン15でギフト機能(Gifting)が実装される。コミュニティからの要望も多く,「バーに入って一杯相手におごる時のApex版」のような感覚で使ってほしいとのことだが,使用にはいくつかの条件がある点には注意が必要だ。すでに明かされている情報と,説明会で新たに紹介された情報を以下にまとめる。
・EAアカウントのログイン認証(メールによる2段階認証)が設定されている
・お互いのアカウントレベルが10に達している
・フレンドになってから,2週間経過している
・良好な状態のアカウントである
・送付可能なギフトは24時間で最大5つまで
・異なるプラットフォーム間でのギフトも可能
・プレイ地域による制限はないが,一部ローカルルールがある(こちらは迫って告知するとのこと)
今後のシーズンでも機能の追加を行う予定とのことなので,フレンドに“日頃の感謝を伝える”のもよし,“推しのスキンを送りつける”のもいいだろう。詳細はこちら(外部リンク)を参照してほしい。
説明会の最後には,参加したメディアによる開発チームへのQ&Aが行われた。その模様をお届けし,本稿の締めくくりとしよう。
──クロスプログレッション機能は実装されるのでしょうか。
開発チーム:
コミュニティから多くの要望がある機能でもありますし,検討している事柄ではありますが,現時点で発表できるものはありません。
──マップのプレイテストにはどの程度の時間が費やされるのでしょうか。
開発チーム:
プレイのバランスなどを図りながら,とにかく必要なだけプレイを行っています。レジェンドのアビリティなども同様です。
──武器の調整はありますか。
開発チーム:
行っています。ただ,今回は新マップにフォーカスしているため,そちらがメインとなります。
──「ブロークンムーン」にイースターエッグ的な要素はありますか。
開発チーム:
イースターエッグと呼べるかは分かりませんが,新たな要素を豊富に用意しているのでさまざまな場所を観察してみてください。何かを発見できるかもしれません。皆さんにプレイしていただくのを楽しみにしています。
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(C)2019 Electronic Arts Inc.
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