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第二次世界大戦をテーマにしたタクティカルRPG,「WARSAW」の制作が発表
「WARSAW」公式サイト
2017年に発売された「Regalia: Of Men And Monarchs」でJRPGへの熱い思いを見せつけた同社の新作は,第二次世界大戦のドイツ軍によるワルシャワ侵攻をテーマにした歴史モノになった。軍人だけでなく,一般市民のボランティア,さらに犯罪者など,ワルシャワに残された人々が地下に潜って「秘密軍隊」(Secret Army)を結成。街が解放されるまで戦いを続けていくという。
ゲームシステムは「戦闘要素の強いRPG」で,ジャンルとしてはタクティカルRPGに属する本作だが,タクティカルRPGタイトルに多いファンタジー要素はほとんどなく,ミッションをこなしながら物資を求めて探索したり,生き残っていた人々を新メンバーとして採用したりなど,サバイバル要素も含まれているようだ。
エンカウンターするごとにターン制のコンバットが開始されるなど,タクティカルRPGの基本システムは踏襲されており,プレイヤーはライフルやモロトフカクテルなどを手にして,ナチス兵だけでなく軍用犬や戦車などにも対処していかなければならない。ゲーム展開はノンリニアで,何度も繰り返してプレイできるとのことだ。
公開されたトレイラーには,手描きのセルアニメーション風の場面が収められており,実際のゲームシーンは確認できないが,この映像は同じくポーランドのHuman Arkというアニメスタジオが制作しているとのこと。ポーランドは,ナチスの侵攻から80年という節目の年を迎えており,彼らの思いが伝わるゲームになるのかもしれない。