イベント
筐体リニューアル&電子メダル化した「StarHorse4」がお披露目。“SEGA PRIVATE SHOW 2019 SPRING”レポート
会場でまず目を引いたのはゴージャスなサテライト。長時間のプレイを想定して,背もたれ付きの椅子と画面がセットになっているシリーズの伝統ともいえる仕様だが,「StarHorse4」ではそこに電動リクライニングやフットレストを搭載。また,タッチパネルに加えてマウスでの操作とボイスチャットにも対応するなど,ゲームプレイを快適にする機能も追加された。
さらにゲームプレイの快適さを向上させる試みとして,「StarHorse4」では電子マネーでの決済にも対応し,“完全電子メダル化”を実現した。実物のメダルを使用しないため,ゲームを遊ぶために大量のメダルを持ち歩く必要がなくなった。
しかしメダルが電子化されたといっても,いったんゲームを始めてしまえばプレイの感覚は従来の「StarHorse」シリーズとほぼ同様で,メインモニターで進行するレースの結果を予想するベット,厩舎で競走馬の調教や生産などの育成が楽しめる。育成初期は出走条件が緩めのサブレースに参加しつつ,育成が進めばメインモニターに映し出される重賞レースに参戦していく,という流れも同じだ。
ただし生産や調教といったシステムには大きく手が加えられている。実在馬をフィーチャーした“スターホースカード”を活用し,距離適性や特性をプレイヤーの描く理想にあわせた育成が可能になった。また,最大16頭の繁殖馬を使って“血統表”の組み立てなど,ディープに競馬を楽しめる。
さらに初心者向けの機能も追加されている。「StarHorse4」から導入されるゲーム内通貨“馬軸石(マジックストーン)”を消費することで,ゲームの進行を手助けするアイテムや,アドバイスをくれる“秘書”が登場。“ガチャ運”に左右されるきらいはあるが,そこまで競馬に知識がないプレイヤーや,メダルレス化で興味を持った新規アーケードゲーマーに向けた試みも意図して盛り込んでいるようだ。
「StarHorse4」公式サイト
- 関連タイトル:
StarHorse4
- この記事のURL:
(C)SEGA