「ドラゴンクエストウォーク」，累計収益は17億ドル（約2462億円）を突破。ドラクエの日前後のランキング動向など各種データが公開

　さまざまなデータや分析環境を提供しているSensor Towerは本日（2023年6月30日），スクウェア・エニックスが配信するスマホ向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」と，タクティカルRPG「ドラゴンクエストタクト」が，2023年の「ドラクエの日」（5月27日）にどのような動きを見せたのかを調査した記事を同社ブログで公開した。ドラクエの日とは，初代「ドラゴンクエスト」が1986年5月27日に発売されたことにちなんでいる。


※記事内に掲載した画像はSensor Towerのブログより

　今回のレポートでは，先述したタイトルのランキング動向や収益に関するデータがまとめられている。
　まずは，日本のApp Storeにおけるトップ収益ランキングについてだ。ドラクエの日前日，2023年5月26日における順位は，ドラゴンクエストウォークが32位，ドラゴンクエストタクトが67位となっている。それが翌日には前者が1位に，後者が2位と売上が急上昇していることが分かる。これらのタイトルではドラクエの日を記念した各種イベントが開催されていた。


　また，ドラゴンクエストウォークは，2019年9月のリリースから2023年5月までの累計収益が17億ドル（約2462億円，1ドル144.84円で計算）を，ドラゴンクエストタクトは，2020年7月のリリースから2023年5月までの累計収益が5.5億ドル（約800億円）を突破しており，この2作品はスクウェア・エニックスのモバイルゲーム収益の大きな柱になっているという。


　なお，位置情報ゲームではNianticの「ポケモンGO」も人気を博しているが，Sensor Towerのデータによると，直近2年（2021年6月から2023年5月まで）の日本における収益は，ドラゴンクエストウォークがポケモンGOに1億ドル近くの差を付けているとのことだ。

ドラクエの日にウォーク・タクトが急上昇、同日に日本のトップ収益ランキング1、2位を独占
Sensor Tower公式ブログ

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