シュー大祭の「R-TYPE FINAL 2」コーナーをレポート。集大成となる新機体や次回作に関する最新情報を紹介

　さまざまなシューティングゲームメーカーが最新情報を発信するオンラインイベント「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜 2022」。2日目となる2022年4月3日には，グランゼーラの横スクロールシューティング「R-TYPE FINAL 2」（PC / PS4 / Xbox Series X / Xbox One / Nintendo Switch）のコーナーが行われた。

シリーズの最大機体数を更新

102番目の機体“OFX-X MARIKO”を紹介

　「R-TYPE FINAL 2」のコーナーには，同作のプロデューサー松尾悟郎氏が出演した。冒頭，まもなく発売1周年を迎える「R-TYPE FINAL 2」のアップデートの歴史を振り返り，開発スタッフが目標にしていたという“101機のプレイヤー機体”の達成を報告した。

「R-TYPE FINAL 2」プロデューサー，松尾悟郎氏（中央），配信の進行役を務めたイケダミノロック氏（右），ゲームプレイを担当したちゃんたけ氏（左）

定期的なバージョンアップにより，操作可能なプレイヤー機体，ステージを追加し，ボリュームアップを続けてきた「R-TYPE FINAL 2」の1年

　続いての話題は，4月1日に登場した有料ダウンロードコンテンツ「OFX-X MARIKO」。OFX-X MARIKOの基本的なスペックを紹介したのち，トリッキーな軌道のレーザー，ポッドシュートといった同機ならではのステージ攻略とボス撃破の実機プレイが披露された。

OFX-X MARIKOは4月1日に配信開始となった有料DLC。右の“R-9uso799”はエイプリルフール企画として制作された機体（クラウドファンディングのリターン用に制作された“R-9uso800”のプロトタイプという設定）であり，無料でダウンロード可能

OFX-X MARIKOには新規コスチュームやデカール，資源なども収録されている

「開発者がみんなシューティングがうまいと思わないで（笑）」という前置きから始まった松尾氏のデモプレイ。攻撃範囲が広く，制圧力の高いメインショットの性能をアピールできたものの，地形に挟まれるミスで残機を失い，ゲームオーバーに……

松尾氏のあとを引き継いで，同じステージの攻略に臨んだちゃんたけ氏。事前練習はなかったとのことだったが，OFX-X MARIKO特有の武装やポッドシュートを活用して見事，ステージクリアに成功した

無料アップデートによって「R-TYPE FINAL 3」へのバージョンアップ

　今後のアップデート情報も公開されている。松尾氏から発表されたのは，「R-TYPE FINAL 3」への無料アップデートだ。新ステージと新機体の追加，全世界と全ハード共通のスコアランキング，マルチプレイで疑似的な対戦が行える“競技プレイ”モードの追加など，多数の新要素を紹介した。

「R-TYPE FINAL 3」へのバージョンアップで追加される新ステージの1つ

「R-TYPE」を生んだアイレムの「海底大戦争」を想起させる追加機体

ハイスコアランキングはワールドワイド，かつ「R-TYPE FINAL 3」の全対応プラットフォーム共通で集計される

プレイヤーの個性を表現できる“Pilot＆War Record”の機能も拡張予定

専用ステージを最後の1人になるまでプレイし続ける，バトルロイヤル形式のマルチプレイが楽しめる“競技プレイ”モード

　具体的なアップデート時期については明言されなかったものの，「R-TYPE FINAL 2」発売1周年の前日，4月28日にさらなる詳細を発表する予定とのこと。気になる人は同作の公式サイト，Twitterアカウントをチェックして新情報に備えよう。

「R-TYPE FINAL 2」公式サイト