攻略
「TEPPEN」,新カードパック「Haunted by Memories」がリリース。新弾のインプレッションと新ヒーロー「ゼロ」のデッキを紹介
「ゼロ」の属性は紫。新能力である「メモリー」がテーマのヒーローになっており,新しい形の紫デッキを組むならば,真っ先に採用候補に挙がってくる。ヒーローアーツなどの解説は後述するが,「ゼロ」は「エックス」と肩を並べるほどの人気キャラということもあって,ロックマンファンにとっては非常に嬉しいニュースだろう。
本稿では,新能力「メモリー」の解説に加え,注目の新レジェンダリーカードをピックアップしつつ,新ヒーロー「ゼロ」のヒーローアーツと,それを用いた新環境デッキを紹介する。今回のアップデート内容については,以下の記事でも確認できるので,こちらも合わせてチェックしてほしい。
「TEPPEN」に新カードセット「Haunted by Memories」が登場。「ロックマンX」シリーズより「ゼロ」も参戦
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは本日,スマホ向けアプリ「TEPPEN」でアップデートを実施した。「ロックマンX」シリーズより新たなヒーローの「ゼロ」と,カードセットの「Haunted by Memories」が実装されている。
新能力「メモリー」はアクションカードを使った回数で効果が発動!
今回登場した新能力「メモリー」は,アクションカードを規定回数以上使うことで効果が発動するというものだ。「メモリー」持ちのユニットは強力なものが多く,新環境ではこの新能力を活かすために,アクションカードを多く採用したデッキが増えている。
「メモリー」と相性の良い能力として,アクションカードを使用するたびに効果が発動する「呼応」が挙げられるが,今回の新カードパックでは,この「呼応」を持ったユニットも数多く追加された。
とくに,新たに追加された「エックス」は,ヒーローの「エックス」が持つ「チャージショット」との相性が非常に良く,これまで日の目を見なかった「チャージショット」デッキの可能性を感じさせてくれる。
また,これまではユニットしか持っていなかった「MPブースト」の効果を,味方ヒーローに付与する「暴きし魔眼」といった新しい仕組みのカードも登場した。アクションカードを使いつつMPブーストを行えるので,「メモリー」の回数を稼ぐにはもってこいだろう。また,MPブーストがなかった紫属性にとっては非常にありがたい効果と言える。
新弾の注目レジェンダリーカード4種を紹介!
新弾で登場したレジェンダリーカードはどれもパワフルだ。ここからは,各属性の新レジェンダリーカードを1つずつピックアップして紹介していこう。
赤属性の新レジェンダリー「エージェントの記憶」は,シンプルながら強力な効果を持っている。「メモリー:7」という条件さえ満たしていれば,たったの2MPで敵ヒーローか敵ユニットに7ダメージもの打点を与えられるのだ。
アクションカードを7回使用するという条件はやや厳しいが,ヒーロー本体に突然7点を与えるアクションは前例のない破壊力。アクション多めの赤デッキを組むなら,とどめの一撃として採用していきたいカードだ。
緑属性の新レジェンダリー「殺人蜂の一撃 キャミィ」はかなり尖った効果で,手札とEXポケットにあるアクションカードの枚数分+1/+1するという効果を持つ。普通のデッキだと,手札にアクションカードが多数ある展開は期待できないので,アクションカード主体のデッキ専用のカードといえる。「メモリー:7」の効果で「重貫通」「俊敏」もつくので,基本的にはメモリーの条件を満たしてからのフィニッシャーとしての運用となるだろう。
紫属性の注目レジェンダリーは,本弾の主人公ともいえる「破滅を秘めたハンター ゼロ」だ。「メモリー:7」の条件でMP6以下の正面の敵ユニットをEXポケットに戻す効果を持ち,さらに「メモリー:10」でスタッツが+2/+4され,5/10という巨大サイズとなる。最大出力を出すための条件がかなり重いので,用いるならアクションカードに寄せた構築をする必要はあるが,条件さえ満たせば相手の厄介なユニットに対する強力なカウンターとなる。
黒属性の新レジェンダリーは,ロックマンXシリーズの「超文明の反逆者 Σ」。こちらはリベンジが無限に発動する専用の能力「∞リベンジ」を持っており,リベンジの発動回数が8回を超えれば,+3/+3と「重貫通」を得る。普通のデッキに入れても強そうだが,リベンジ発動済のユニットを引いてくるウェスカーのヒーローアーツ「悪夢からの使者」とのコンボ運用も期待でき,思わず専用デッキを組みたくなってしまうほど魅力的なカードだ。
新ヒーロー「ゼロ」は紫でありながら火力特化の性能
「ゼロ」が所持しているヒーローアーツは,(トリッキーな効果が多かった)従来の紫のヒーローアーツと異なり,かなり直接的な火力に寄った性能となっている。
名前 | AP | 効果 |
---|---|---|
記憶への抵抗 | 14 | イレギュラーかイレギュラーハンターからランダムな1枚をEXポケットに加える |
落鳳破 | 16 | 敵ユニットに4ダメージを振り分ける <メモリー>:4 / 代わりに7ダメージを振り分ける <メモリー>:10 / 代わりに12ダメージを振り分ける |
天空覇 | 18 | 味方ユニット1体に攻撃力+2(1回攻撃するまで)と連撃(1回攻撃するまで)を付与 |
1つ目のヒーローアーツ「記憶への抵抗」は,専用アクションカード「イレギュラー」か「イレギュラーハンター」をEXポケットに加えるというもの。MP6以下のランダムな敵ユニット1体を破壊する「イレギュラー」と,味方ユニット1体を+2/+4する「イレギュラーハンター」は,いずれもMP1の強力なアクションだ。
どちらが加わるかは完全にランダムなので,加わったカードを状況に応じて用いる臨機応変さが求められるだろう。また,1MPのアクションカードで「メモリー」の回数を稼ぐのに向いているので,メモリーに寄せたデッキで採用するのがオススメだ。
2つ目のヒーローアーツ「落鳳破」は,「メモリー」の条件を満たすことでダメージが増えていくタイプのヒーローアーツ。最大ダメージを出すためには「メモリー:10」が必要になるが,そこまで溜められれば,ネルギガンテの「棘飛ばし」の最大ダメージと同様の12ダメージを叩き出せるようになる。それでいて,必要APは「棘飛ばし」の20に比べて16とかなり低い。非常に強力な性能なので,もっとも人気が出そうなヒーローアーツだ。
このヒーローアーツを活かすためには,「メモリー」の条件を満たすことが前提なので,アクションカードを多く採用する必要はあるが,今弾で紫の「メモリー」軸のデッキを組む際には,最有力候補といえるだろう。
3つ目のヒーローアーツ「天空覇」は1回の攻撃に限り,攻撃力+2と「連撃」を付与するヒーローアーツ。リオレウスの「逆鱗」を彷彿とさせる効果だが,「空戦」などのブロッカーを回避する能力は付与されないので,できれば「空戦」などでサポートしたいところ。混色デッキでの活躍が見込めそうな印象だ。
「ゼロ」のヒーローアーツは以上だが,なかでも「落鳳破」はクセが少なく幅広い場面で活躍してくれるので,まずは「落鳳破」を用いたデッキから試していくといいだろう。「メモリー:4」でも7点までは出せるので,除去としては十分に役立ってくれるはずだ。
新要素「メモリー」をテーマとした「落鳳破ゼロ」デッキを紹介!
さて,本稿の最後に,新要素「メモリー」と新ヒーロー「ゼロ」を軸に組んだデッキ「落鳳破ゼロ」を紹介しよう。紫の新レジェンダリーカード3種をすべて使った贅沢なデッキだが,新弾を存分に楽しみたい人にはぜひオススメしたい。
▼カード情報
1/A/P/予知
1/A/P/予知
1/A/P/予知
1/A/P/新世代レプリロイド
1/A/P/新世代レプリロイド
1/A/P/新世代レプリロイド
2/A/P/快楽ビュッフェ
2/A/P/快楽ビュッフェ
2/A/P/快楽ビュッフェ
2/A/P/奇跡の目覚め
2/A/P/イレギュラーの記憶
3/U/P/コーリン
3/U/P/コーリン
3/U/P/コーリン
3/A/P/魔人の恫喝
3/A/P/魔人の恫喝
3/A/P/予期せぬ妨害
3/A/P/予期せぬ妨害
3/A/P/暴きし魔眼
3/A/P/暴きし魔眼
3/A/P/暴きし魔眼
4/U/P/トリッシュ
4/U/P/トリッシュ
4/U/P/トリッシュ
5/U/P/メタルシャーク・プレイヤー
5/U/P/メタルシャーク・プレイヤー
5/U/P/メタルシャーク・プレイヤー
6/U/P/復讐の悪魔狩人 ダンテ
7/U/P/破滅を秘めたハンター ゼロ
7/A/P/カウンターハンター
▼デッキコード
dyWWWWCv0yWWWVd6AGgYXyJwRwgny9ILW9y5dUALWWL2MWWL7WWnQjp47WgB4QXWQgLu7WJIWfJ1vAWWy7gnUVXLWJbRXJFLWJy5YGzLWJbRXgELWWMWZYWkRwIRXVsZLfbwS4Wy
このデッキは,「呼応」効果を持つユニットを活かしながら戦いを進め,「メモリー」を十分に溜めた終盤に「破滅を秘めたハンター ゼロ」「カウンターハンター」といった,必要メモリーが高めのカードでフィニッシュを狙う。もし,手札に「暴きし魔眼」があったならば,早めに使用して「MPブースト」を付与し,メモリーの数を稼ぎたい。
呼応を持った「トリッシュ」を育てるのも有効だが,メモリーが2溜まった状態なら,「メタルシャーク・プレイヤー」を出すことで,呼応効果を持つ「ネクログラフィー・ヒャクレッガー」が場に出るので,うまく活用していこう。
メモリーを稼ぐうえで地味に役立ってくれるのが,新カードの「コーリン」。3MPという低コストで1MPのアクション「衰弱」を探索でき,一度探索した「衰弱」は「新世代レプリロイド」で再びEXポケットに加えられる。早めに探索しておけば,メモリーの数増やしに貢献してくれるだろう。
メモリーが大きく稼げた後は「破滅を秘めたハンター ゼロ」や「カウンターハンター」の出番だが,いずれも極力最大出力を狙っていきたい。とくに「カウンターハンター」は,15ものメモリーがないと最大出力にならないためかなり大変だが,ユニットを+2/+2できれば,それまで劣勢であっても試合をひっくり返すだけの威力を持っている。やむを得ず「メモリー:10」で出さなければいけない場面もあるだろうが,「メモリー:15」まで我慢することを意識しよう。
レジェンダリーが多いので,デッキを組むまでが大変なのが悩みだが,もし資産が足りなければ「イレギュラーの記憶」は外してしまっても良いだろう。こちらも「メモリー:10」ですべてのアクションを打ち消せる強力なカードだが,「破滅を秘めたハンター ゼロ」「カウンターハンター」に比べると採用の優先度はやや低い。「呼応」で成長する「いぶき」「レイレイ」や,ユニットを出すことができる「謎の男 V」「ジェスター」などを代わりに採用しても,十分活躍してくれるはずだ。
「TEPPEN」公式サイト
「TEPPEN」ダウンロードページ
「TEPPEN」ダウンロードページ
キーワード
(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.