春の新生活にあわせて「エリオスR」の司令デビューしませんか？　新ストーリーの見どころや，より遊びやすくなったシステムを紹介

　Happy Elementsのカカリアスタジオが手掛ける「エリオスライジングヒーローズ」（iOS / Android。以下，エリオスR）は，“100万の夢が叶う街”ミューミニオンを舞台に，個性豊かな『ヒーロー』たちの司令となって，彼らの活躍を見守っていくヒーロー育成コマンドバトルRPGだ。


　2023年2月22日に行われた大型アップデート「Sing in the darkness」で，新『ヒーロー』が登場するストーリー「Sing in the darkness」や，推し『ヒーロー』をより強化できる育成システムなどが追加され，ベテラン司令はもちろん，「気になっていたけれど遊べていなかった……」という未来の司令にも遊びやすくなった。


　春の新生活も始まったこのタイミングで司令デビューをする（かもしれない）皆さんに向け，本稿では，新ストーリー「Sing in the darkness」の見どころや，リニューアルされた本作のシステムを解説していく。

『ヒーロー』たちの関係性が熱い！
「エリオスR」の世界観をおさらい

　本作の舞台は，50年前に宇宙から高エネルギー体【サブスタンス】が飛来したミリオン州。人々が【サブスタンス】をエネルギーとして活用した結果，都市は大きく発展を遂げ，世界中の人々が憧れる“100万の夢が叶う街”ニューミリオンとなった。


　しかし【サブスタンス】には謎が多く，隕石のような見た目に反し，意思を持っており，自然災害や超常現象を起こして人々の生活を脅かす脅威ともなっている。そんな【サブスタンス】の回収や討伐，研究を行い，街の平和を守っているのが「HELIOS（エリオス）」に所属する『ヒーロー』たちだ。


　もともと『ヒーロー』たちは個人で活躍する存在だったが，10年前に敵対組織が出現したことからチームワークが重視されるようになり，ルーキーとメンター（先輩）を組ませる現在の研修プログラムが始まったという。

　プレイヤーは「HELIOS」の司令部に所属する司令として，総勢20人の個性豊かな『ヒーロー』たちを指揮していくことになる。皆に憧れられている『ヒーロー』といっても，まだまだ若く（一部，大ベテランもいるが）等身大の悩みや心の揺らめきを持った人物ばかり。彼らと共にさまざまな経験を乗り越えていくことで，内面的な成長はもちろん，『ヒーロー』として輝く姿を誰よりも近くで見守れる。それこそが本作の見どころだ。


　また研修プログラムを通して，『ヒーロー』同士のつながりがしっかり描かれているのもポイントだろう。先輩後輩による師弟関係，同期との友情など，『ヒーロー』たちの関係性も気になるという司令にも大満足のエピソードがたっぷりと用意されている。

『ヒーロー』たちの成長を描く，
2つの物語どちらからでも楽しめる

　メインストーリーでは，研修プログラムに挑む13期の『ヒーロー』たちの成長を描く「Like the dawning light」と，すでに『ヒーロー』として活躍している12期のメンバーが中心となった「Sing in the darkness」の物語を楽しめる。物語はどちらからでも読むことができ，世界観を知りたいなら「Like the dawning light」，新『ヒーロー』たちが気になるなら 「Sing in the darkness」をオススメする。

　なお大型アップデートで，メインストーリーの開放条件がなくなり，自分のペースで物語を楽しめるようになった。まとめ読みするもよし，電車などの移動時間や休憩時間にこつこつと読み進めるのもよしだ。なお，フルボイスなのでオート機能を使えば操作しなくとも，まるで動画を見ているように楽しめるのもうれしい。



　ニューミリオンは，セントラルスクエアと，それを囲む4つのセクターがあり，『ヒーロー』たちもそれぞれのセクターに分かれて活動している。『ヒーロー』の活躍によってセクターポイントが，【LOM（リーグ・オブ・ミリオン）】という模擬戦の成績でリーグポイントがたまり，その合計でセクターランキングが決まる。それにより各セクターへの【サブスタンス】分配量が決定するため，セクターと『ヒーロー』は切り離せない関係だ。

●サウスセクター

鳳 アキラ（CV：豊永利行）

ウィル・スプラウト（CV：近藤 隆）

ブラッド・ビームス（CV：羽多野 渉）

オスカー・ベイル（CV：佐藤拓也）

●ウエストセクター

レオナルド・ライト・Jr（CV：村瀬 歩）

フェイス・ビームス（CV：ランズベリー・アーサー）

キース・マックス（CV：津田健次郎）

ディノ・アルバーニ（CV：鈴村健一）

●イーストセクター

グレイ・リヴァース（CV：岡本信彦）

ビリー・ワイズ（CV：中島ヨシキ）

アッシュ・オルブライト（CV：木村 昴）

ジェイ・キッドマン（CV：森川智之）

●ノースセクター

如月レン（CV：石谷春貴）

ガスト・アドラー（CV：日野 聡）

ヴィクター・ヴァレンタイン（CV：諏訪部順一）

マリオン・ブライス（CV：小野賢章）

　序盤は，各セクターに配属されたルーキーとメンターたちとのエピソードを中心に展開していく。師弟関係と言っても，たくさんの『ヒーロー』が集まれば，相性の良しあしが出てくるのは当然のことだろう。

　サウスセクターに所属したアキラが，叱責してきたメンターであるブラッドを見返そうと燃えたり，ウエストセクターのスーパールーキーであるジュニアが早々に移籍を希望したり，【サブスタンス】絡みの事件以外にもトラブルのオンパレードだ。そんな相反する部分もある『ヒーロー』たちが，共に事件を乗り越えることで信頼関係を構築していく王道の展開が熱い！


　また，心身ともにたくましく成長していくルーキーたちの頼もしさや，逆に頼もしい存在であるメンターたちが見せる弱さや悩み，物語が進むほど『ヒーロー』としてだけではない等身大の彼らの魅力を知ることになり，ますます彼らを応援したくなるはず！


　「Like the dawning light」は第2部まで配信されているので，かなりの大ボリュームだ。全部読む時間がなかなか取れないという新人司令は，各セクターのエピソードが一通り分かる第1部第5章まで読んでおくと，それぞれの関係性がつかめるだろう。


　ニューミリオンが突然闇に包まれ，ずっと夜のような状態が続く異変が起こり，『ヒーロー』たちはその対応に追われることになる。セイジたち12期の『ヒーロー』たちも，【イクリプス】の活動が活発化した街で，事態の解決に向け活動をしていた。そんななか彼らは，【イクリプス】から1人の少年を保護して……。

　なぜニューミリオンは闇に閉ざされてしまったのか，そして少年が【イクリプス】に追われている理由とは……。セイジたちの視点を通して，事件の謎を追っていこう。


　物語の見どころは，12期の『ヒーロー』4人だ。彼らはチームで行動しており，チームワークや信頼もできている。ゆくゆくは13期メンバーも研修プログラムを終えて，個別に活動しながらも尊重しあえる『ヒーロー』になるのかなと……その後の活動に想像をめぐらせたくなった。

セイジ・スカイフォール（CV：小林裕介）

ニコ（CV：堀江 瞬）

ジュード・アレス（CV：鈴木崚汰）

ビアンキ・ロウ（CV：田丸篤志）

　また，保護した少年に対してセイジが共感して励ましたり，ビアンキたちが当然のように彼を保護することに協力したり，エピソードを通して彼らの優しさや心構えといった，ステキな『ヒーロー』の姿が垣間見える。セイジのメンタル状態にいち早く気づけるニコの仲良しコンビ，一方的に慕っているようにも見えるが実は相性がよさそう（？）なジュードとビアンキなど，それぞれの関係性も面白い。


　セイジのことをアキラたちが助けたり，第2章の第12期メンバーの入所式にマリオンがいたりと，第13期メンバーたちももちろん登場する。新たな『ヒーロー』たちとの関係や，どんな会話を繰り広げるのかにも，ぜひ注目してほしい。


　なお「Sing in the darkness」の特徴として，ストーリーの要所でバトル（次の章で詳しく説明）が発生することが挙げられる。ストーリー展開にそってバトルが発生するため，より臨場感のあるストーリー体験ができるようになった。バトル難度も高くないので，新人司令も苦戦することなく進められるだろう。

『ヒーロー』と過ごす充実の日々！
司令の仕事を紹介

　司令の仕事は『ヒーロー』たちを育成し，バトルの勝利に導くことだ。『ヒーロー』はミッションをクリアしたり，オーダー（ガチャ）でヒーローカードを入手することで仲間にできる。ヒーローカードは素材を使ってレベルアップしたり，ヒーローロードを進めたりすることで育成可能だ。

育成素材は毎日挑戦できる育成素材クエストで入手できるので，コツコツとプレイして集めよう

　さらに，上限突破数に応じて新たな成長要素「フォルムチェンジ」が追加されている。ヒーローロードで指定のフォルムチェンジのパネルを開放し，フォルムチェンジ専用素材である各チームのクリスタルなどを使用して育てていくことで，『ヒーロー』たちの新たな姿が見られる。フォルムチェンジは，ヒーローカードの上限突破数に応じて開放されていく。

フォルムチェンジ（スペシャルカット開放後のカードイラスト）

　バトルでは最大4人のチームを編成し，コマンドを選ぶ簡単操作で，ヒーローアクションを見守ることができる。バトルの演出がかっこよく，組み合わせた『ヒーロー』によって変化する戦闘終了後の会話も楽しい。バトルに慣れていない人や苦手な人のために，「おすすめ編成」や「オート機能」も用意されているので，積極的に利用しよう。

攻撃時に特定の『ヒーロー』同士を連携させることで，リンクがつながり，さまざまな効果が発生する。物語だけでなく，バトル面でも『ヒーロー』の絆が感じられるのがうれしい

アニメーション演出がついた強力な必殺技「バーストスキル」が，バトルをより盛り上げる！　バーストスキルを組み合わせることで，より強力なユニオンアタックが発動する

　また，「エクストラクエスト」の「チャレンジボス」では，メインストーリー上に登場する一部のボスに挑戦して限定報酬を獲得できる。チャレンジボスには何度でも戦闘ができ，難度も複数あるので初心者でも楽しめる。バトル好きな人も編成にこだわり，育てた『ヒーロー』たちを存分に活躍させることが可能だ。


　ほかにも編成やバトル，育成が遊びやすくリニューアルされている。なかでも司令にオススメしたい要素が，バトルスーツのカスタマイズだ。従来『ヒーロー』の姿はヒーローカードと同じデザインになっていたが，フォルムチェンジでバトルスーツを開放すれば，違うカードの時でもお気に入りの衣裳で出撃できる。いろいろ揃えたくなること必至だ。

好きなバトルスーツで戦おう！

　「メモリアルイベント」では，過去に実施されたイベントを，いつでも見られるようになった。新人司令にはうれしい要素だろう。ボスを倒すことでメモリアルポイントがたまり，一定のポイント数に達するとストーリーや限定報酬が獲得できる。ボスに挑戦できる回数は1日5回までなので，毎日忘れずに挑戦しよう。


　今回紹介した以外にも司令室をカスタマイズして『ヒーロー』たちを自由に過ごさせたり，特定の2人組をパトロールに出動させて会話をのぞいたり，推し『ヒーロー』たちを愛でられる要素もたっぷりと用意されている。


　現在，本作ではパネルミッションをクリアするとヒーローカードが入手できるチュートリアル「パネルミッション」や，第13期『ヒーロー』の★4ヒーローカード（最初に登場したもの）が確定で獲得できるチュートリアルオーダー（2023年2月22日アップデート公開以降のプレイヤー）など，新人司令をサポートするキャンペーンも多数行われている。

　『ヒーロー』の活躍が気になった人は，ぜひニューミリオンを訪れ，司令デビューしてみよう！

「エリオスライジングヒーローズ」公式サイト

「エリオスライジングヒーローズ」ダウンロードページ

「エリオスライジングヒーローズ」ダウンロードページ