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「プロセカ」,歌もトークもニーゴらしさにあふれたコネクトライブ「25時、ナイトコードで。 1st moment」レポート
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印刷2023/07/11 07:30

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「プロセカ」,歌もトークもニーゴらしさにあふれたコネクトライブ「25時、ナイトコードで。 1st moment」レポート

 2023年7月9日,セガとColorful Paletteによるリズムゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」iOS / Android。以下,プロセカ)のゲーム内にて,オリジナルユニット「25時、ナイトコードで。」(ニーゴ)によるコネクトライブ「25時、ナイトコードで。 1st moment」が開催された。
 本稿では,第1公演(14時開始)の模様をレポートしよう。

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 コネクトライブは,ゲーム内で開催されるバーチャルライブとは違い,楽曲のフルバージョン披露や豪華なステージ演出,公演ごとに異なるトークやユーザーのメッセージへのリアクションなど,進化したライブステージが体験できる。
 これまで「Vivid BAD SQUAD」「MORE MORE JUMP!」「Leo/need」が公演を行っており,今回は4ユニット目となる「25時、ナイトコードで。」の出番となった。

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」公式サイト

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ダウンロードページ

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ダウンロードページ



この日のために大切に準備をしてきた

ニーゴの想いが伝わったライブステージ


 開演直前のアナウンスではニーゴの4人に加えて,巡音ルカ,KAITOも一緒にアナウンスに参加していた。マイクがオンになっていることに気が付いていないメンバーたちの会話は微笑ましく,さっそくユーザーのメッセージにも応えていく。

開演を待つ会場はややスモークがかった雰囲気。モニターには今回のライブロゴが表示されていた
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 開演時間を迎えると会場は暗転。そして明るくなるとステージの周囲が氷に閉ざされ,その中央にニーゴのメンバーが現れる。次の瞬間には氷が砕けて,モニターの映像と共にメンバー紹介が行われた。これまでに無い演出だったこともあり,かなりのインパクトだ。

ステージの周囲から氷がせり上がるように現れ,次の瞬間に砕け散った。とにかくカッコイイ演出だ
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メンバー紹介では1人ずつ,軽くポーズをとってから次の立ち位置へ移動していたが,それぞれの個性が現れていた。最後は初音ミクも登場し,5人でBGMに合わせダンスを披露
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 ついに始まったニーゴのライブ。記念すべき1曲目は「トリコロージュ」だ。アクションボタンを押しながら見つめていると,ライブに参加しているという実感が湧いてくる。
 また,曲中の演出も凝っており,歌詞に登場する宝石を表現したライティングや演出でステージを華やかに彩る。

歌詞に合わせたライティング演出もパワーアップしているようだ
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今回のコネクトライブは,全体を通してアクションボタンの登場回数が比較的多かったと思う
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 最初のMCパートでは,それぞれが自己紹介を行い,会場のコメントにリアクションも見せていく。また,第1公演では瑞希の提案により,ペンライトの色を使って「気持ち」を表現するというコーナーも行われた。

ペンライトの色は「赤=盛り上がっている」「青=落ち着いている」「黄色=楽しんでいる」「緑=まったりしている」
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 ペンライトの色の集計をする間,やはり瑞希の提案でファンサをすることになったメンバーたち。瑞希が奏にウィンクを勧めたことをきっかけに,全員が順番にポーズをとりながらウィンクをする流れになっていた。

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両目をつぶってしまった奏,表情は変わっていないのにウィンクもポーズも完璧なまふゆ。瑞希と絵名もらしさを表現していて,みんな可愛かった
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 最後の順番になった絵名は,メンバーから「予想通り」「普通」といった感想が寄せられるオチ要員になっていたが,メンバー同士の掛け合いからはそれぞれの関係性やユニット内での立ち位置などが伝わってくる。

集計されたペンライトの色は「赤=盛り上がっている」が最多に
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 「テンションが上がる瞬間」というテーマのトークでは,絵名は絵を完成させたとき,瑞希は可愛い服を買ったとき,奏は意外なところから曲のインスピレーションをもらえたとき,まふゆは特にないという回答に。瑞希は,いつかまふゆのテンションが上がったところを見たいと話していた。
 ここでもユーザーからメッセージを募っており,さまざまなテンションが上がることについてメンバーがリアクションをしていく。

絵名が噛んでしまった場面。それを茶化す瑞希とのやりとりはとても微笑ましい
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 最初のMCとしてはやや長めのトークが終わると,ミクの替わりに鏡音リンが登場。5人で「限りなく灰色へ」を披露した。ガーリーな装いのニーゴと曲のアンバランスさが独特の雰囲気を醸し出し,そのパフォーマンスに引き込まれていく。

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 「アイディスマイル」ではリンからMEIKOに交代し,アイドルグループの雰囲気を感じされる装いに。明るめの曲ではないが,ピンクやパープル系を中心にキラキラと光が舞ったり,バーチャルな小物が現れたりする空間演出が凝っており,衣装も相まってそのアンバランスさが逆に魅力に映る。

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 歌唱後のMCでは,再びリンを呼び込み,曲の感想や今回のライブの準備について話していく。どうやら瑞希が衣装に強いこだわりを持っていたらしく,「バッチリ可愛くしたかった」という発言を受けて,ユーザーから多数の賞賛が寄せられた。

瑞希が絵名に対して指をくるくる回すジェスチャーをすると,絵名もそれに合わせてくるくると回転。衣装の可愛らしさをアピールする一幕も
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 MEIKOとリンが退場すると,ここで登場したのは鏡音レン。会場の熱気にやや戸惑っていたが,ニーゴがそれを優しくフォローする。落ち着いたところで,奏が最後の曲に進もうとすると,突如会場に謎のノイズが出現。どうやら空間が歪んでいるということだったが,これが最後の曲「バグ」への導線となる演出だった。

空間が歪むノイズのような演出。これが「バグ」へとつながっていく
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 これまでとは一転,シックな衣装で「バグ」を披露していく。メンバーがステージを大きく移動することが多く,目まぐるしく立ち位置を変えながらのパフォーマンスは見どころがたくさん。そのうえ,会場の演出もさらに豊富でインパクトのあるものになっていた。
 会場だけでなくメンバーにまで及ぶノイズ,「嫌」「狂」といった文字の演出。そして警告のようなポップアップ表示や上から流れる数字,ローディングを示すようなアイコンなど,とにかく盛り盛りの演出が曲の存在感を強めていく。

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 ニーゴが挨拶を終えて退場すると,もちろん沸き起こるアンコール。アクションボタンが出現し,ファンはボタンをタップしてアンコールをアピールする。
 ここでミクとリンがステージに現れた。ミクが「もう一度歌いたい」とリンに告げると,ステージには制服姿のミクと絵名,奏が現れ,「妄想感傷代償連盟」を披露した。この曲も演出がステージだけにとどまらず,会場中に金魚や文字が表現されていく。

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 今度は瑞希とまふゆがスーツ姿で登場し,スタイリッシュなパフォーマンスで「ヴィラン」を披露する。「妄想感傷代償連盟」も「ヴィラン」もライブで見る機会がなかなかない曲なので,ニーゴの新たな一面が見られた。

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 アンコールの2曲を終えると,ステージに全員が現れて互いに曲の感想を伝え合う。また,寄せられたユーザーのメッセージにも返答し,アンコールの曲を用意しようと提案したのが瑞希だったこと,その準備が大変だったことなどを話し,会場のファンに感謝を伝えていた。

「妄想感傷代償連盟」に対するユーザーのメッセージを読み上げる際,再び噛んでしまった絵名。茶化す瑞希に「これはファンサ」と言い張っていた
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 そして,アンコールはクライマックスへ。ライブを締めくくる曲として披露されたのは,ニーゴにとって始まりの曲である「悔やむと書いてミライ」だ。
 ハイテンポで激しいダンスと歌が特徴的だが,ファンに想いを伝えるかのように感情たっぷりに歌い上げる。吹き出す青白いファイアーのような演出,会場を舞う折り鶴と赤い花びら,さらに銀テープも華々しく飛び出し,大興奮のうちにフィナーレを迎えた。

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 今回のコネクトライブは演出面がパワーアップしていて,これまでにはなかった要素が多く盛り込まれていた。新たなコネクトライブの形を見た思いだが,その演出にニーゴのステージパフォーマンスとトークが加わり,スペシャルなライブが完成したのだろう。毎回,期待を上回ってくるコネクトライブ。次はどのようにして驚かせてくれるのか,とても楽しみだ。

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コネクトライブ「25時、ナイトコードで。 1st moment」セットリスト

1 トリコロージュ
作詞・作曲:煮ル果実
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希,初音ミク

2 限りなく灰色へ
作詞・作曲:すりぃ
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希,鏡音リン

3 アイディスマイル
作詞・作曲:とあ
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希,MEIKO

4 バグ
作詞・作曲:かいりきベア
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希,鏡音レン

<アンコール>
5 妄想感傷代償連盟
作詞・作曲:DECO*27
宵崎奏・東雲絵名・初音ミク

6 ヴィラン
作詞・作曲:てにをは
朝比奈まふゆ・暁山瑞希

7 悔やむと書いてミライ
作詞・作曲:まふまふ
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希,初音ミク

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