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秋葉原が「アナデン」に染まる! 「FF9」コラボ展示やライブが開催された「ファンフェスティバル」レポート。ノベルティ配布は12月14日まで
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本イベントでは,12月4日にスタートした「ファイナルファンタジーIX」(以下,FF9)とのコラボレーションにちなんだポップアップイベントをはじめ,「アナデン」サウンドチームによる音楽ライブが実施された。クレーンゲームの利用や対象メニューの購入でもらえる限定ノベルティの配布は,12月14日まで行われている。
[プレイレポ]「アナザーエデン」の「FFIX」コラボ協奏を先行体験。アレクサンドリアの街並みやトランスの再現など,原作をリスペクトした作り込みはさすがの一言
WFSは,サービス中のスマートフォン向けシングルプレイ専用RPG「アナザーエデン 時空を超える猫」にて,「ファイナルファンタジーIX」とのコラボを2025年12月4日に開始する。4Gamerは,コラボのスタートに先駆けて協奏の序盤に触れる機会を得たので,コラボの概要と試遊で確認できた内容を紹介していこう。
ポップアップイベントの会場には,コラボアドトラックやキャラクターパネルなどの展示も登場。コラボグッズは早々に完売したようで,限定缶バッジやキャラクタービジュアルカードといったノベルティを求め,多くのファンが訪れていた。
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会場内には,プロデューサーの平澤信之介氏と,開発スタッフのBacky氏の姿もあった。平澤氏はスクウェア・エニックスから発売されたビビの帽子(私物)をかぶって登場し,同時に販売されていたライカのぬいぐるみ(こちらも私物)を手にするという気合の入りようだった。
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また,会場周辺では複数店舗とのコラボ企画も実施されていた。「タイトーステーション 秋葉原東西自由通路店」では,「おまんじゅうキーホルダー」のプライズが登場しており,1000円(5プレイ分)投入ごとに限定クリアカードが1枚プレゼントされる。
さらに,焼きたてアップルパイ専門店「PIE mania アキバ・トリム店」でもコラボメニューを展開。対象メニューの購入で「ライカ」オリジナルピックが,メニューを2点以上購入すると限定クリアカードが配布される。
いずれの店舗コラボも先着配布のため,ノベルティはなくなり次第終了となる。
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パセラ パームス秋葉原では,音楽ライブ「EDEN's CLINE Special Live “Stella Burst” in Akihabara」が開催され,コンポーザー陣が自ら再構築した「アナデン」の楽曲を生演奏で披露した。
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ライブ序盤は,「Apocalypse Crucible」「The Impractical Waltz / None Dynamis Medley」「暁の塔トゥリアルバ」など,第3部の楽曲を中心に披露された。MCでは,クリエイターとしてだけでなく会社員としての苦労がにじむエピソードが次々と飛び出し,客席からは笑いと,労いの気持ちを込めた拍手が送られていた。
今回が初参加というファンも多かった一方で,過去のライブすべてに足を運んでいる熱心な来場者の姿も見られた。
ちなみに,過去のライブで林氏の足がつってしまったことから,今回は周囲のサポートを得て万全の体勢で臨んだこと,MASA氏がヘルニアを抱えつつも全力で演奏する覚悟を新たにしたことなど,舞台裏のエピソードも明かされている。
また,林氏とMASA氏は非常に緊張しやすく,出番が近づくと徐々に固まってしまう一方,井上氏と山上氏は普段通りという,対照的な反応も語られた。
続いて,山上氏にとっても思い出深いという,独奏を交えた「時はいとしき者をのせて」や,多くのファンが懐かしく感じたであろう「空中城郭 イージア」といった穏やかな曲へ。
さらに林氏にとってチャレンジ曲となった「Tragic Horizon」,アグレッシブな「Violet Lightning」へと展開し,会場の熱気は一段と高まっていった。
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ここからは,コラボレーションに合わせて「FF9」の楽曲が披露されていく。最初に演奏されたのは「FF9 メインテーマ」。そのタイミングで平澤氏がにぎやかにステージへ登場し,ファンフェスティバルの進行状況を改めて伝えながら,会場の盛況ぶりへの感謝を述べた。
コラボの話を聞いた際,山上氏は真っ先に手を挙げたという。「FF」シリーズがなければ今日この場に立っていなかったかもしれない――そう語るほどの熱のこもったコメントを寄せ,その思いは今回のコラボイベントの細部にまで注ぎ込まれていると語った。「ぜひプレイしてほしい」と自信たっぷりに太鼓判を押す。
また,コラボイベント用のオリジナル楽曲を担当した井上氏は,「あの神々しい楽曲に並ぶものを作らなければ」と考えた際は,「今回のライブよりも緊張した」と振り返り,会場のファンから笑いが起こっていた。
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さらに「F9 バトル1」に続き,小寺さんをボーカルに迎えた「Melodies of Life」へ。今回演奏された3曲はいずれも「FF9」ファンにはお馴染みの楽曲だが,なかでも「Melodies of Life」は25年経った今も色褪せない名曲だ。
バンドメンバーたちも「本当にステキな曲」としみじみ語っていたものの,トークがあまりにゆるい空気になった際には,小寺さんがビシッとツッコミを入れる場面もあった。
平澤氏があらためて「コテカナさんは『アナデン』には欠かせない存在」と紹介する一方で,小寺さん自身は林氏にダメ出しを受けた過去を振り返る一幕も。
また,林氏が「Alphecca 〜螺旋律の祈り〜」で初めて歌唱曲を手がけたと知った際,「信じられなかった」と語るなど,思い出話に会場が和むシーンも見られた。
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「まずは伐竜的なモノから」という紹介が出た時点で会場は大歓声に包まれ,その流れで始まったのはもちろん「伐竜姫譚 〜For the Flowers Yet to Bloom〜」だ。
冒頭からギターソロにボーカルが重なっていく構成もあり,MASA氏は「練習したけど難しいから,間違えたらゴメンね」とこぼしてファンを笑顔にしていた。
静かな立ち上がりから徐々に激しさを増し,その勢いのまま「Alphecca 〜螺旋律の祈り〜」へ。小寺さんが熱唱すると,会場からは「サイコー!」という歓声が次々と飛び交う。
さらに,小寺さんの“ミルディ神引き”トークでも盛り上がり,作詞の際もミルディを思い浮かべていたと語られた「Interstellar 〜螺旋律の願い〜」で締めくくられた。
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鳴りやまない拍手に応えて,バンドメンバーが再びステージへ登場。井上氏がミュージシャンのMCに感心してみせたり,MASA氏がファンを煽ったりと会場を温めるなか,アンコール曲として選ばれたのは「dear my dearest〜祈りの聖戦〜」だった。
井上氏は,「アナデン楽曲総選挙」で当初は候補に入っていなかったものの,ファンからの熱いコメントによって予選を勝ち抜き,最終結果でも上位に入ったという経緯を説明。
作曲当時は演奏することを想定していなかったため,今回バンド編成用に新たにアレンジしたそうで,「何かありましたらご意見をお寄せください……(笑)」と会社員らしい一言を添えつつ,ファンを大いに盛り上げてステージをあとにした。
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EDEN's CLINE Special Live “Stella Burst” in Akihabara
昼公演セットリスト
01.守護四獣
02.Apocalypse Crucible
03.The Impractical Waltz / None Dynamis Medley
04.暁の塔トゥリアルバ
05.Arcane Dominion
06.殲滅テレメトリ
07.エントラーナ
08.時はいとしき者をのせて
09.Tragic Horizon
10.空中城郭 イージア
11.Violet Lightning
12.FF9 メインテーマ
13.FF9 バトル1
14.Melodies of Life
15.伐竜姫譚 〜For the Flowers Yet to Bloom〜
16.Alphecca 〜螺旋律の祈り〜
17.Interstellar 〜螺旋律の願い〜
18 dear my dearest〜祈りの聖戦〜
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(C)WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS
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