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「Command & Conquer」と「Command & Conquer: Red Alert」,オリジナル版とリマスター版を比較する映像が公式サイトで公開
「Command & Conquer Remastered」公式サイト「Experience the Battle in HD」
今回の発表に合わせて北米の掲示板サイトredditに書き込まれたテキストによれば,今回の映像が,プレイを紹介する最初の映像になるとのことで,redditで話題になっていた「リマスター版は2Dなのか,それとも3Dなのか?」という点については,クラシックな2Dスタイルで開発している旨が明確に述べられている。さらに,キャンペーンミッションをプレイするときは,オリジナルの320×200ドットのグラフィックスから,最新の3840×2160まで随時切り替えることが可能であるとのこと。
ベテランのRTSファンならご存じのように,1995年にWestwood Studiosがリリースした「Command & Conquer」は,Microsoftの「Age of Empires」シリーズと共に“リアルタイムスストラテジー”というジャンルを確立したタイトルだ。日本では海外ほどヒットしなかったものの,「コマコン」という愛称はよく知られており,宇宙からやって来た謎の植物「Tiberian」をめぐる,GDI(Global Defense Initiative)軍とNOD(Brotherhood of Nod)軍の戦いが描かれる。
また,1996年に発売された「Command & Conquer: Red Alert」は,第二次世界大戦が起きなかったという架空の歴史を背景にソ連とアメリカの対決が描かれており,こちらもヒットを記録した。
「Command & Conquer」と「Command & Conquer: Red Alert」のリマスター版の制作が発表されたのは2018年11月14日のことで,発表によれば,「Command & Conquer」の拡張パックである「The Covert Operations」と,「Red Alert」の拡張パック「Counterstrike」「The Aftermath」を含めた形でのリマスターが行われるという。EAの傘下に入ったWestwood Studiosはすでに解散しているので,リマスター版の開発は,Westwood Studiosのメンバーが数多く参加しているPetroglyph Gamesが担当することになった。
発表以降,新情報の少ないリマスター版だが,約1年を経てようやくゲーム画面が公開されたことになる。懐かしさにグッとくる読者も少なくないと思われるが,日本での展開などを含めて,続報を楽しみにしたい。
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Command & Conquer Remastered Collection
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