「原神」，ハッキングツール開発者に対し，5万ドルを超える損害賠償を請求か。カナダの連邦裁判所で訴訟が進行中

　海外メディアのtorrentfreakによると，Cognosphereは同社が“HoYoverse”ブランドで展開しているオープンワールドRPG「原神」（PC / PS5 / PS4 / iOS / Android）について，ハッキングツール開発者をカナダの連邦裁判所で告訴したという。


　今回の告訴の対象となったのは，「Akebi Group」と「Crepe Team」と呼ばれるグループだ。このグループは少なくとも2022年8月以降，個別に，または共同で「原神」のハッキングツールの開発や販売，頒布をしてきているそうだ。このハッキングツールはゲームのロード中に悪意のあるコードを流し込み，ゲームを改変するものだという。なお，現状では，両グループの関係者である“Taiga”と呼ばれる人物の身元が特定されている。

　また，Cognosphereは被告に対し，「侵害行為に関連するすべての商品，物品，著作物，技術，装置，コンポーネント，またはその他の素材」を引き渡すように求めており，さらに5万ドル（日本円で約740万円）を超える損害賠償を請求しているという。また，Cognosphereの主張によれば，このグループは「崩壊：スターレイル」のハッキングツールも開発中であったとのことだ。

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「原神」ダウンロードページ

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