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「リゼロス」第5回公式生放送に出演した植田佳奈さんにインタビュー。最新の「ミミIFストーリー」や自身が演じるアナスタシアの魅力とは
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4Gamerでは,そんな本放送にゲスト出演する「アナスタシア・ホーシン」役の声優・植田佳奈さんにインタビューする機会を得たので,放送を間近に控えた心境から,本作にちなんだ“もしも”の質問や,植田さんから見たアナスタシアやゲームの魅力に至るまでを聞いてみた。
“怖い商人”だけではない
アナスタシアの魅力にも気付ける「リゼロス」
4Gamer:
今回も大きな発表が盛りだくさんと伺っていますが,本番を直前に控えた今の心境をお聞かせください。
植田佳奈さん(以下,植田さん):
放送には何度か出演させていただいているんですけれど,毎回の情報量の多さに驚いています(笑)。こんなに盛りだくさんの内容をお伝えしているのに,全然底が見えないというか。まだこんなに新しい情報が出てくるんだ!って思いますね。
4Gamer:
植田さんは本作をかなりプレイされていると聞いていますが,ゲームのどういった部分を魅力に感じているのでしょうか。
植田さん:
そうは言っても私は中級者くらいだと思うのですが,やっぱりストーリーを追体験できるだけではなくて,IFストーリーも楽しめるのがとにかく魅力的だと思います。
アニメでアナスタシア役として出演していたし,観てもいたんですけども,「あのシーンに,もしこのキャラが現れていたら,こんなお話になっていたんだ」というIFが本当にたくさん用意されていて。しかもその1つひとつのIFがかなり濃いお話になっているんですよね。
アニメではあまりピックアップされなかったキャラクターや,自分の好きなキャラクターなんかも,「リゼロス」ではすごく生き生きと活躍している姿が見て取れたりして嬉しくなりますし,その辺りが一番の魅力なんじゃないかなと思います。
4Gamer:
4月27日に公開される「第3章ミミIFストーリー」では,アナスタシア陣営も活躍するとのことですが,植田さん的な注目ポイントなどがあれば教えてください。
植田さん:
アニメの中でのアナスタシア陣営は,王都のシーンやミミの戦闘シーンなどを除くとそこまで出番が多くなかったので,「スバル視点のストーリーの裏ではこんなお話が展開されていたんだ」ということがわかるIFストーリーが読めるのは個人的にもたまらないですね。
今回に限ったお話でもないのですが,「ミミIF」は本当にミミの言動すべてが可愛くって,しかも可愛いのにこんなにも強いんだぞって部分がすごくよくわかるストーリーになっています。 戦闘シーンというか,あのハチャメチャな感じにはぜひ注目してほしいなって思っています(笑)。
4Gamer:
ああ見えて,ミミはかなりの実力者ですものね。
植田さん:
そうなんですよ(笑)。「リゼロ」には可愛くて強い子たちが多いのですが,その中でもアナスタシアの私兵団の“鉄の牙”の耳と尻尾がついてる子たちの可愛さは最高です!
4Gamer:
植田さん演じるアナスタシアは,ご自身から見てどのようなキャラクターだと捉えていますか。
植田さん:
ほかの王選メンバーと比べても一番の現実主義者,なんというか,一番庶民に近いところがあるキャラクターだと思っています。
アナスタシアはお金が大事で,商魂たくましい部分にばかり目が行きがちですが,誰もが努力をすれば手に入る……と言ったら語弊があるかもしれないですが,努力によって築いたものでのし上がってきた。そんな生き様を持つ女の子なんですよね。
一方で,「ウチはウチの国が欲しい!」とか「ウチのものになってくれてええよ?」なんて言いかたもしますけど,結局は“みんなを大切にするよ”という想いがとっても強い女の子で。そこは,決して楽ではなかった彼女の生い立ちがすごく反映されている部分だと思います。
じつは私の中では,王選メンバーにおいてクルシュさんと一二を争うレベルで,アナスタシアが王になるのが一番いいんじゃないかな,国民が幸せになれるんじゃないかなって思っているんですよね(笑)。
4Gamer:
ほかにも,アナスタシアに関して植田さんの中で印象に残っているセリフやシーンなどがあれば教えてください。
植田さん:
最もアナスタシアの怖さが出た,王都の酒場のシーン(アニメ16話「豚の欲望」)でしょうか。あの一幕は,私の中でメチャメチャ衝撃だったんですよね。スバルとなんとなく出会った感じでご飯に誘い出して,でも結局,その酒場のお客さんが全員自分の私兵で,彼女の一声でぞろぞろ引き上げていくさまというのは……。
王選の怖さ,シビアさというか,初めてスバルに,陣営としての圧倒的な力の差みたいなものを見せつけた瞬間だったと思うので,演じた自分としても「してやったり」な気分になりましたし(笑)。改めて「怖いなこの子……敵にしないほうがいいな」って思わされた瞬間でした。
4Gamer:
先ほどクルシュさんの話題も出ましたが,もし植田さんが王選候補者だったとしたら,一番手強いと思うのは誰でしょうか。
植田さん:
やっぱり,一番手強そうなのはクルシュさんかな? と思います。小細工が効かなそうだし,嘘を言ってもバレてしまうし。あとは,なんていうんでしょう……一番王様っぽいじゃないですか(笑)。皆に「ははあ」ってひざまずかれる姿がイメージしやすいというか。
その点,アナスタシアは王になるよりも自分にとって良い条件があったら,「それでもいいよー」と言っちゃいそうな気もするんですよね。もちろんホーシン商会の未来には固執すると思うのですが,言うほど自分の幸せや欲望には,忠実であって忠実じゃないという感じはすごくします。
王様の地位を欲するほど執着していない気がしているので,やはり一番手強いと思うのはクルシュさんです。
4Gamer:
同じくもし植田さんが王選候補者だったとしたら,自分の騎士には誰を選びたいでしょうか?あえてユリウス以外でお願いします。
植田さん:
うーん,やっぱり期待値で言うなら間違いなくラインハルトですよね(笑)。というのは置いておいて,個人的に好きなのはヴィルヘルムです。厳密には騎士じゃないですけど……おいしいお茶とか淹れてくれそうじゃないですか(笑)。
4Gamer:
あ,そっちなんですね(笑)。執事的な側面の魅力というか。
植田さん:
近くに居てくれるとすごく生活がストイックになりそうな感じもありますし,ユリウス,ラインハルト以外だとヴィルヘルムかな(笑)。
4Gamer:
最後に,「リゼロス」の収録やプレイを通して,新たに発見できたアナスタシアの魅力などがあれば教えてください。
植田さん:
収録を通じて,アナスタシアはもちろんミミやヘーちゃん(ヘータロー)などのバックボーンもいろいろと知ることができました。アニメのときも「“鉄の牙”の皆って仲がいいんだろうな」とは思ってたんですが,あまり掛け合いの機会がなかったですから。
その点,「リゼロス」ではショートストーリーなどもやったので,彼女たちが各々と掛け合いをしているのを見ると,「ホーシン商会ってすっごく楽しそうだな」って思います(笑)。
そんなふうに,「リゼロス」をプレイすればアナスタシアが怖い商人さんじゃないよってこともわかってもらえると思うので,ぜひ遊んでいただきたいです!
4Gamer:
ありがとうございました。
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(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会 (C)SEGA
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