インタビュー
「リゼロス」1周年インタビュー。シオン参戦や新章2後編の公開など,周年期間は新展開が盛りだくさん
先日9月4日に配信された1周年記念生放送では,リゼロスのオリジナルキャラクター「シオン」「ライラ」のキャラクター参戦や,ストーリー新章の制作決定など,今後のさまざまな展開が発表されていた。
そこで4Gamerでは,リゼロス運営チームにこの1年間の手応えや,新発表されたこれからの展開について聞いてきた。
運営・開発チームの意気込みともども,受け取ってほしい。
「リゼロス」1周年記念特設ページ
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リゼロスにはどちらも欠かせない
4Gamer:
1周年おめでとうございます。今の心境はいかがでしょう。
リゼロス運営チーム(以下,リゼロス運営):
無事に1周年を迎えることができ,またこの先もまだまだ大きな展開があることを発表できて,プレイヤーの皆さまには運営・開発チーム一同,大変感謝しております。2020年9月のサービス開始から,総力戦,潜在ボード,心想の迷宮,ストーリーイベントなどを提供してきましたが,2年目もご期待に沿えるコンテンツを中心に拡充する予定です。
また1周年を迎え,リゼロスのオリジナルキャラクター「シオン」も,ついに使用キャラクターとして登場させることができました。今後もストーリー,キャラクターともにどのような展開があるのか,皆さまに楽しみにお待ちいただけるようがんばります。
4Gamer:
これまでの展開で,とくに印象に残った施策はなんでしょう。
リゼロス運営:
最も印象的なのは,期間的にも規模的も一番大きかった今夏のストーリーイベントでしょうか。制作面での物量もそうですが,長期間にわたって実施するイベントだったのもあり,「どうすれば遊んでくれる方々に毎日楽しんでもらえるか?」という課題に対して,開発・運営全体で進行過程を何度も検討し,制作を進めたのが印象深いです。
4Gamer:
では配信から1年間,とくに反響が大きかった施策となると?
リゼロス運営:
長期にわたって反響をいただけたのは,オリジナルストーリー新章2「ゼロカラアガナウイセカイセイカツ」(前編)。瞬間的な反響なら,初のストーリーイベント「リゼロス・サマーパーティ!」ですね。
4Gamer:
それぞれ,どのような声が届きましたか。
リゼロス運営:
新章2ではメインビジュアルの初出時,「20年後」「復讐」「“異なる”選択」といったワードを話題にしていただけて,「実は○○では?」「このキャラは○○?」などと,「Re:ゼロから始める異世界生活」のファンの皆さまから考察や見解のお言葉をたくさんもらえました。
一方「リゼロス・サマーパーティ!」では,エミリアをはじめとする各キャラクターの水着姿を公開しましたが,こちらはリゼロスを遊んでいない方々や,リゼロスから少し離れていたという方々にも,水着キャラのお披露目のたびにSNSで盛り上がってもらえました
ストーリーはもちろん,そしてキャラクターも。リゼロスにはそのどちらも大切で欠かせないなと,あらためて実感した瞬間でした。
1周年でシオンがついに参戦
4Gamer:
1周年記念イベントの注目はなんでしょう。
リゼロス運営:
シオンが登場する「【賑やかな夢幻術師】ガチャ」の最大100連無料をはじめ,シオンのかけらが100個手に入る「夢喰らい討伐イベント」,さまざまなキャラクターのかけらが入手できる「スペシャルかけらダンジョン」など,記念イベントの各種を遊んでいただくだけで,キャラクターの入手・育成を進めやすくなっているところです。
先のオンラインイベントで発表した今後の新ストーリー,新コンテンツをお待ちいただきつつ,今のうちにキャラを育ててみてください。
4Gamer:
「シオン」「ライラ」のプレイアブル化を1周年で発表した意図とは。
リゼロス運営:
シオンについてはサービス開始当初より,ホーム画面でのキャラクター設定ができて,親愛度の表示もあるけど,自キャラとしては使えない……という点から,たびたびプレイヤーの皆さまより「実装まだ?」「スバルたちと戦えるようになるのいつ?」などとご要望をいただいておりましたので,周年のこの機会に満を持して実装させていただきました。
先日「追憶郷」第2部も発表させていただきましたし,追憶郷の物語を盛り上げてくれている登場人物たちも,今後は物語での活躍のみならず,バトル面での活躍にもご期待いただければと思います。
4Gamer:
1周年のカウントダウン時,彼女らの小エピソードがありましたね。
リゼロス運営:
はい。カウントダウンの期間中,ログイン時に短いお話が流れていたのですが,そこの登場人物の選定や展開がオリジナルストーリーになぞらえたものになっていました。ストーリーを読まれている方々には「こんな話もあったなあ」と思い出していただき,未読の方々にはこの機会に興味を持っていただけていたらうれしいです。
もし見逃してしまったというプレイヤーさんがいましたら,イベントシーン一覧から読み返せるので,ぜひご覧ください!
より長く,より深く楽しんでもらうために
4Gamer:
新章2「ゼロカラアガナウイセカイセイカツ」(後編)がいよいよ公開されますが(本日2021年9月9日に実装),注目はなんでしょう。
リゼロス運営:
やはり,ペテルギウスを20年も追い続けたスバルが,最終的にどうなり,なにを思うのか。彼の20年間の苦悩とその結末が一番の見どころではないでしょうか。それに復讐のためだけに集めた旅の一行とのやりとりも,皆さまにぜひとも見ていただきたいポイントとなります。
4Gamer:
その先,新章3も発表されましたが,公開時期の予定などは?
リゼロス運営:
先日のオンラインイベントでは新章3の発表に伴い,“亜人戦争”というキーワードのみを紹介させていただきました。
ただ,新章3については制作に着手したばかりとあり,公開時期についてはまだお時間をいただきたく思います。それでも今後さまざまな情報を公開していきますので,今しばらくお待ちください。
4Gamer:
それらリゼロスのオリジナルストーリーを制作するとき,原作との兼ね合いなど,開発チームで気をつけていることはありますか。
リゼロス運営:
大切なのはバランスだと思っています。
やり方が突飛過ぎれば“リゼロという枠”から逸脱してしまいますし,かといって守りに入り過ぎてはコンテンツとしての面白みに欠けて,オリジナルストーリーを作らせてもらっている意味も薄まります。そのうえで“リゼロの世界で起こりうるIF”を描ければと考えてきました。
4Gamer:
今後のIFルートをはじめ,新規ストーリーの追加順は?
リゼロス運営:
今後の発表をお待ちください!
4Gamer:
ゲーム面の拡張についても教えてください。まず新規バトルコンテンツ「追憶の決戦」ですが,こちらはエンドユーザー向けでしょうか。
リゼロス運営:
そうですね。追憶の決戦は,エルザに対してスバル・エミリア・パック・フェルト・ロム爺で挑むなど,ボスキャラクター相手に“原作展開に沿った登場人物たちを使って挑戦するコンテンツ”です。
育成しきった自慢のキャラで,攻略に臨んでいただきたいです。
4Gamer:
「グランドアリーナ」や育成の新要素でお話しできることは。
リゼロス運営:
グランドアリーナについては,リゼロスキャラクターたちの新たな活躍の場を作る目的で,開発を進めています。新たな育成機能も同様で,さまざまなキャラクターが,さらにポテンシャルを引き出せるようにと実装していきます。まずはサービス開始当初に登場したキャラクターたちから,新要素に対応させていく予定です。
リゼロスでは常に,新しいキャラクターのみが活躍するだけではなく,既存のキャラが多種多様な目的で使ってもらえることを目指していますので,これらも今後の情報公開をお待ちいただければと思います。
4Gamer:
「新たな交流機能」に関しては,レンタルキャラクターの優先使用などに関係するとのことですが,攻略面にも影響はあるのでしょうか。
リゼロス運営:
内容に関しては目下検討中ですが,少なくともなにかしらのコンテンツをとおして,プレイヤー間の結びつきをより強く感じ取れるようなものが必要だろうと,開発・運営一同で考えています。
4Gamer:
そのほか,先日発表されなかったアップデート情報はありますか。
リゼロス運営:
さまざまな方向で検討を行っていますが,現在リゼロスでは1周年にあわせて,プレイヤーの皆さまにアンケートを実施しています。
プレイヤーの皆さまが日ごろ気にしている「こういうものを追加してほしい」「こういった部分を改善してほしい」など,ご意見・ご要望がありましたら,この機会にお寄せいただけると幸いです。
4Gamer:
今後の運営,あるいはアップデートの方針も教えてください。
リゼロス運営:
リゼロスを遊んでくださっている皆さまにより長く,より深く楽しんでいただくため,本作の大きな魅力の一つである,リゼロキャラクターを手に入れ,育てて遊べる,ときにはめでる,またそれが快適なプレイにつながることを重視し,アップデートを進めていきます。
4Gamer:
最後に,プレイヤーに向けてのメッセージをお願いします。
リゼロス運営:
リゼロスでは今後,IFストーリーや新章,追憶郷第2部など,本作ならではのオリジナル展開を追求していきます。新情報は公式生放送「リゼロスチャンネル」で順次お伝えしていきますので,まずは新章2後編,そして1周年の各種イベントをお楽しみいただければと思います。
皆さま今後とも,「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」をどうぞよろしくお願いいたします。
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(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会 (C)SEGA
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