【PR】吉田輝和の「GTAオンライン」プレイ絵日記第1回：モヒカンおじさんの成り上がり 〜9年の時を経て進化したロスサントスで快適ド畜生生活〜

　4Gamerをご覧の皆様，はじめまして。普段はゲームのプレイ絵日記を描いている吉田輝和というおっさんでございます。

　さて，4Gamerでもゲームのプレイ絵日記をお届けするのですが，今回プレイするタイトルは「GTAオンライン」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One）。9年近くサービスが続いており，今もなおアップデートでさまざまな要素が追加されています。

　しかし「やれることがいっぱいあるのはいいけど，何からやればいいかわかんない」と，始めるのに尻込みされている方も多いかと思います。かく言う僕もそのクチでして，この記事がそういった人の助けになればなあと思います。

　ただ僕自身，「GTAオンライン」をプレイするのは初めてなうえ，最後にシリーズ作品に触れたのもかなり前になります。
　数多の犯罪に手を染め，暴虐の限りを尽くしてたのも今は昔……。今ではすっかり善良な一般市民に成り下がってしまっています。

　そんなエセ善良一般市民のおじさんが，ド畜生犯罪者おじさんへと成り上がっていく様子も楽しんでいただけたらと思います！
　4Gamerにはガイド記事が掲載されているので，遊びたくなったらそっちも読んでみてね。

ロスサントスに稀代の犯罪者が爆誕！　え，いきなり400万ドルくれるんですか？

　ゲームを開始すると，いきなり400万ドルを手に入れた。なるほど……って，400万ドル！？　日本円にしておよそ5億円。リアルの僕の人生ではおそらく手に入れられないであろう大金を，苦労せずいきなり手に入れてしまった。

　「じゃあもう，人生のゴールでよくない？　犯罪せずに大金持ちじゃん！」と思ったけど，本作では400万ドルを元手に，さらなる犯罪に手を染めていくのだ。こうなったらとことん悪の道を進んでやろうじゃないか。



　まずは4つの犯罪キャリアから1つを選ぶ。僕が選んだのは銃器密造者だ。理由は一番犯罪者っぽかったからである。

　先程の400万ドルを使い，物件や乗り物，武器を購入する。価格帯はさまざまだが，貧乏性な僕は，物件も乗り物も一番安いものを選択した。余ったお金をポッケにナイナイするためだ。



　僕は小さい頃から，親に渡された散髪代より安い床屋を探したり，遠足のおやつ代を余らせたり，お釣りを着服することにかけては秀でていた。

　本当はごそっと全部ポッケにナイナイしたかったが，400万ドルの内，300万ドルは絶対に使わないといけないらしい。基地やその他のもろもろを購入し，余った100万ドルが僕のポケットマネーになったのだ！



　400万ドルの使い道を決めたら，次はキャラクターメイキング。まずは両親を選択してベースを作ってから，顔パーツの調整や，ファッションを細かく決めていく。両親から決めるキャラクターメイキングってなかなか珍しい。

　初期ステータスを割り振り，名前を決めたら完成！　銃器密造王「吉田おじさん」の誕生である。

銃器密造組織のボス。まずやることは……ショッピング！

　どうやら僕はなにかしらの犯罪をやらかしていたらしく，警察署からゲームが始まった。

　外に出ると，部下から「ボス！乗り物を用意しときやしたぜ！」的なメッセージが届く。ふふん，いたれりつくせりじゃないか。




　迎えの車と思って近づいたらNPCの車で普通にひき逃げされたり，部下に言われるがまま隠してあった武器を回収し，そのままギャングと銃撃戦を繰り広げたりと，さっそくロスサントスの洗礼を浴びる僕。くそっ，なんて治安が悪い街だ。



　やっとの思いでギャングを倒したら，ゲーム開始前に購入した地下基地に行けと言われる。買うときは分からなかったが，ずいぶんと山奥にあるらしい。

　基地への経路はナビに記されているが，道なき道を「いぇーい，ショートカット〜！」なんて言いながら走っていたので，車はもうボッコボコだ。



　基地に入ると，部下らしき人が設備の説明をしてくれた。思っていたより僕は大規模な組織のボスらしい。

　武器の製造や研究，原材料の調達など，ボスがやるべきことはたくさんありそうだ。


　しかし，説明を聞くのも上の空。僕の心は100万ドルを持って買い物に出かけることでいっぱいである。

　ようやくすべての説明が終わり，待ってました！　とばかりに夜の街へと飛び出していく。




　まずは洋服店に着替えを購入しに行く。悪の道もまずはオシャレから入るべきだとは思わないかい？　やってきたのは小さいながらもトップスやパンツ，帽子やアクセサリーまで充実している店だ。

　花柄のセーターに，お金がプリントされたパンツをチョイスした。さっきまでのパーカー姿より，少しはボスっぽい姿になっただろう？



　そして次はコンビニエンスストアでショッピングだ。やけに毒々しい色の飲み物が並んでいる。いかにも外国のコンビニって感じだが，特に欲しいものもないことに気づいた。とはいえ，冷やかしだけで帰るのは金持ちのプライド（さっきできた）に傷がつくので，eコーラを買っていく。

犯罪もいいけど遊びもね。ユーザーが作ったジョブを堪能してみた！

　ショッピングを楽しんだところで，次は遊びだ。

　本作には，自由にレースやデスマッチを作成できるクリエイターモードが用意されており，ユーザーが作ったジョブがプレイできる。

　公式で用意されているジョブもいっぱいあるので，どのジョブをプレイするか迷ってしまう。



　最初にプレイしたジョブは「トランスフォーム」という自転車レース。レースといっても1人でもプレイ可能なものもあるので，他のユーザーの作ったコースをゆっくり見て回れそうだ。レースゲームが苦手な僕にはありがたい。



　山道に作られたコースを自転車で爆走していく。「目の前にある車のマークはなんだろう」と突っ込んでみると……。

　なんと自転車から車に変身した！　なるほど，ジョブタイトルにあった「トランスフォーム」とは，状況に応じて乗り物が変わっていくってことなのか。



　次々に乗り物が変わっていき，飛行機も操縦することに！　空中に浮かぶ輪っかをくぐり抜けながら進んでいく。グルグル回転しながら飛んでいる内に，どっちが空でどっちが地上か分からなくなってきた……。



　お次は敵対モードのジョブ「デッドライン6」をプレイ。敵対モードといっても，このジョブでは銃を撃って敵を倒すわけではない。

　バイクで走った軌跡にラインが表示され，そのラインに触れると車体が爆発する。つまり，ラインを踏ませて敵を倒すのだ。まさしくデッドラインである。



　マップで敵の位置を確認しながら，どういうコースを走るのかを予測してラインを引くのが勝利の鍵だな――なんて，マップばかり注意してたら，自分が引いたラインを踏んで自爆してしまった。敵のラインだけではなく，自分のラインに触れても爆発しちゃうのだ。

　敵のラインは結構簡単に避けられるのだが，Uターンや急カーブした際に自分のラインをうっかり踏んでしまうことが多い。



　それは敵も同じようで「自滅した」というメッセージが頻繁に流れてくる。そうこうしている内に規定回数爆発し，対戦が終了した。

　結局自分も敵も，相手のラインではなく自分のラインを踏んで爆発していた。つまり自滅のみでの決着だ。おそらく僕と同レベルの腕前だったのだろう。

　ちゃんとした戦いにはならなかったが，なんとも言えない微妙な友情が芽生えた気がする。
　今回僕がプレイしたジョブはプレイリストとして公開中。どれも力作揃いなので，ぜひプレイしてみてね！

吉田おじさんの「GTAオンライン」レースジョブプレイリスト

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　第1回はここまで。まだまだGTAオンラインで生まれたての犯罪者である僕。買い物をして，レースをひとしきり楽しんだだけだが，次回，吉田おじさんがついに銃器密造王への第一歩を踏み出すことに。果たしてド畜生犯罪者おじさんになれる日は来るのだろうか……。

「GTAオンライン」公式サイト