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「地球防衛軍6」のCMに,お笑いコンビ バイきんぐが登場! 実は20年前から“地球防衛軍”だった2人への合同インタビューをお届け
今回のCMには,人気お笑いコンビ「バイきんぐ」の2人が出演。小峠英二さんが“地球”となり,増殖するカエル型宇宙人“コロニスト”となった西村瑞樹さんの侵略に対し,お得意のツッコミを入れていく。本稿では,そのCMの撮影現場で行われた合同インタビューの模様をお届けしよう。
――「地球防衛軍6」のCMについてオファーが来たときの感想を教えてください。
小峠英二さん(以下,小峠さん):
実は20年ほど前,劇場で「地球防衛軍」というコントをしていたので,今回のオファーにはビックリしましたね。コント自体はゲームとまったく関係ないんですけど,「地球防衛軍」をネタにしていたら20年を経てCMになって帰ってきたようで,不思議な気分でした。
西村瑞樹さん(以下,西村さん):
僕自身は「地球防衛軍」をプレイしたこともあるので,お話が来たとき,これはもう運命じゃないか,ついに来たか!ということで,無茶苦茶嬉しかったです。
――コント「地球防衛軍」は,どんな内容なのでしょう。
西村さん:
2人が地球防衛軍の隊員で「緊急指令! 緊急指令! 秋田でなまはげ大量発生!」みたいな指令を受ける。指令も影マイク(観客から見えないマイク)を使って自分で読み上げてから舞台へ出ていくという内容でした。
小峠さん:
背中合わせに空気椅子で座った状態から,パントマイムでパソコンをイジりつつ……みたいなネタだった。
西村さん:
「コードネーム入力!ゼロ・フォー・イー・アール・エックス!ゼロ・フォー・イー・アール・エックス!」なんてこといってから出撃するんだよな(笑)。
小峠さん:
インタビュアーの人,誰も笑ってねえじゃねえか(笑)。
西村さん:
あの時代にしては,センスあったんじゃないか? 隠しコマンドでなまはげを大量発生させたりもして(笑)。
小峠さん:
「なまはげからメッセージが届きました!『泣く子はいねえが』……以上です!」みたいな。
西村さん:
ここでいっても,皆さんにはまったく伝わってないけどな(笑)。
小峠さん:
芸歴2年目くらいの駆け出しで,とにかくたくさんのネタを作ってた時期だよ。自分たちの方向性も分からなくて,どっちに進むか,どんなネタを作ろうかなんてことも考えられない,ブヨブヨの状態で。ほとんどのネタは初披露で滑ってそのままお蔵入りになる……という状況だった。その割に,「地球防衛軍」は初期の代表作といってもいいくらいに繰り返しやってたから,お客さんにも受けてたんだと思うね。
――再演を期待しています。CMの方へ話を戻しまして,まずは小峠さん「地球になった気持ち」を教えてください。
小峠さん:
すごく丁寧に仕上げていただきましたよ。頭の形状が地球にするのに丁度いいんでしょうね。何週間か前に頭の型どりをしたんですが,その時に「ああ,こりゃめんどくさいことになるな……と」(笑)。ゴー☆ジャスと一緒に出るバージョンもあって,「マダガスカル!」って言いながら僕の頭を指さしてもらうみたいなカットがあるんですが,マダガスカルはちゃんと描いておいて欲しかったなと(笑)。
――では西村さん,コロニスト(シリーズに登場する,カエル型宇宙人)になったお気持ちは?
西村さん:
カエルって,歩きづらいんだなと思いました(笑)。この手だと,モノも掴みづらいし。でも,色んなスタッフさんに「かわいい,かわいい」って褒めてもらってテンションは上がってます。
――メイクと衣装にどれくらい時間がかかったんですか?
小峠さん:
地球のメイクは70分くらいかかったんじゃないですかね。予め型どりをしておいたので,そちらの時間も合わせるともっと長いんですが。普段はメイクをしないので,じっとしたまま肌に直塗りされるのに慣れてなくて大変でした。
西村さん:
エイリアンはタイツを着て,鎧を着て,手足に装備をはめて……という感じなので30分くらいですね。意外と早いんですよ。
――小峠さんの突っ込みは台本で決められていたんでしょうか。
小峠さん:
大体の方向性が決められていたけれど,細かい言い回しは僕に任されてました。
西村さん:
小峠の方は台詞も多いんですけど,僕はただポーズを取るだけでしたから。正直,楽をさせていただきましたね(笑)。
小峠さん:
撮影の後半にちょろっと来るだけでな(笑)。
西村さん:
CMの中に「CM撮影の合間,控え室に自前のテントを持ってきて,そこでくつろいでるシーン」があってその撮影をしたんですが,自前のテントをこの格好で設営するのはしんどかったです(笑)。指示を出してどなたかにやっていただくより,自分で設営した方がいいかなと思ったんですけど,無茶苦茶時間がかかって(笑)。
――西村さんはキャンプがご趣味だそうですが,もしも世界が「地球防衛軍6」のようなサバイバル状態になったら,キャンプの知識を活かして生き延びる自信はありますか。
西村さん:
自信はないです。すぐ腹が減るので,人より先に死ぬんじゃないかな。キャンプの経験や知識があっても,空腹には勝てない(笑)。
――キャンプ中,ゲームに出てくるような巨大生物が襲ってきたらどうされますか。
小峠さん:
あんなのが来たら,逃げてもどうせやられるだろうから,武器がありゃね。
西村さん:
テントも一瞬で潰されるだろうし,あんなデカい敵とどうやって戦うの。
小峠さん:
そもそも,地球が危機に瀕してるときに,なんでお前はキャンプしてんだよ(笑)。
西村さん:
バイクで敵を煽って逃げ回りたいですね(笑)。小峠,お前バイクで突っ込んで自爆してくれない?
小峠さん:
やだよ(笑)。
――ゲームにはバイクを始めとして,いろいろな乗り物が出てきますので,ご期待ください。もし敵として出てきたらイヤだなと思う生物は?
小峠さん:
IKKOさんですかね(笑)。「どんだけ〜!」ビームを口から出すと見せかけて目から撃ってくるんでしょうけど,いつもお世話になっているから撃つのも気が引けますし(笑)。
西村さん:
「どんだけ〜!」ビームはぺんぺん草も生えないような威力があるよね(笑)。
小峠さん:
次回作ではその辺の人たちを出して欲しい(笑)。 あと,杉田かおるさんとかね。
西村さん:
“その辺の人”でまとめんなよ(笑)。世界観が崩れちゃうよ。
――実際に「地球防衛軍6」の映像を見ての感想をお願いします。
小峠さん:
僕のゲーム知識はファミコン時代で止まってて,今のゲームを遊ぼうとしてもコントローラのボタンが多かったり,お話が難しくて分からないんです。だけど「地球防衛軍6」は僕みたいな人間でも遊べそうなんですよ。敵は全部デカいっていうのがとにかく分かりやすいし,グラフィックスはリアルで爆発も迫力がある。10年前くらいまではネズミやゴキブリといった害虫駆除のバイトをしてましたけど,やっつける感覚はちょっと似てるのかもしれません。
西村さん:
以前,小峠にゲームを遊ばせて,僕がいろいろと突っ込みを入れる企画があったんです。「小峠,上だよ上!」って指示したら,小峠は自分の首を上に向けましたからね(笑)。それくらいゲームにうといんですよ。
僕は初代「THE 地球防衛軍」はプレイしたことがあるんですけど,そこからの進化がすごいですよね。映像も綺麗ですし,動きも滑らかになってますから。地球に襲来した巨大生物をただひたすらに倒す。単純明快だし,爽快感がたまんない。止め時が分かんなくなる。
――では,最後に「地球防衛軍6」をプレイするゲームファンに向けてメッセージをお願いできますか。
小峠さん:
僕みたいな普段ゲームをやらない人間にも取っつきやすい内容になっていると思いますので,ぜひプレイしていただければと思います。
西村さん:
たくさんのファンがおられるシリーズで,皆さん発売を待ち望んでいると思います。僕から言えるのは「思う存分,大暴れしてください!」のひと言です!
「地球防衛軍6」公式サイト
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