プレイレポート
「Pokémon UNITE」のハピナスは,味方を支援することに長けたサポート型ポケモン。アタッカーを支えて勝利を掴もう
しあわせポケモンに分類され,かわいい見た目が人気のハピナス。Pokémon UNITEではサポート型のポケモンとして登場だ。さっそく,その使用感を紹介しよう。
ハピナスはサポート,近接型のポケモンだ。サポートの中でも回復や味方の攻撃力強化など,支援能力に長けている。ただし味方支援のわざがほとんどで,自身には戦闘能力や機動能力があまりない。中央レーンは避けて,支援できる味方が常にいる上か下のレーンを選択しよう。
試合ではラッキーで始まり,レベル4でハピナスに進化する。自身があまり戦わないポケモンなので,序盤に強く出られるかどうかは一緒にレーンに来た味方次第といったところだ。
ラッキーが最初に覚えるわざは「はたく」と「いやしのはどう」だ。
はたくは近くの範囲を攻撃するわざだが,その範囲が狭く,使った後に逃げる方法もないので,少々使いづらい印象を受けた。ダメージ自体はそれなりにあるので,野生ポケモンの奪い合いの最後に使うぐらいの感覚でよさそうだ。
いやしのはどうは,自身と周囲の味方を徐々に回復させるわざだ。回復量は少ないので,戦闘でダメージを受けたら早めに使っておこう。
レベル4になると,ラッキーからハピナスに進化するとともに,いやしのはどうが派生して「タマゴうみ」か「しんぴのまもり」を覚えられる。どちらも味方を回復させる効果ではあるのだが,タマゴうみはHPを,しんぴのまもりは状態異常を回復するわざだ。
タマゴうみは味方ひとりと自分のHPを回復できるため,とても便利。3回まで使用回数を溜めておけるので,戦闘では味方を何度も回復してしぶとく戦わせられる。アップグレード後は,溜めておける使用回数が4回になり,さらに戦闘中の回復量が増える。
もう1つの派生はしんぴのまもりだが,こちらはかなり扱いが難しいわざになっている。
味方1体の状態異常を回復し,少しの間妨害を防げるようになるのだが,レベル12でアップグレードするまでHPの回復やシールドの付与がなく,タマゴうみと違って使うタイミングの見極めが難しい。
レベル12になってアップグレードするとシールド効果が追加されるため,少し使い勝手がよくなるのだが,タマゴうみのほうが使いやすく,汎用性が高い。相手チームの妨害効果が明らかに多いのでなければ,あまり意識しなくていいわざかもしれない。
レベル6になると,はたくが派生して「タマゴばくだん」か「てだすけ」を覚えられる。タマゴばくだんは指定した場所をタマゴで攻撃し,当たった敵をふきとばしてダメージを与える。ハピナスのわざのなかでは唯一,遠くから攻撃できるわざだ。
ただ,着弾するまでが遅いこともあり,うまく使うには少しコツがいる。例えば,逃げている相手にそのままタマゴばくだんを使うと,逃げていく方向に押しやってしまうので,相手が逃げる少し先を狙うなどの工夫をするといいだろう。
てだすけは,周りにいる味方ポケモンの移動と攻撃の速度を上げるわざだ。周りの味方を全員強化できるので,カジリガメやサンダーを倒す前などに使うと,時間を大幅に短縮できる。さらにハピナス自身は通常攻撃が強化攻撃になるという,効果がてんこ盛りな支援わざだ。
ただ,ハピナスはてだすけ以外に相手と距離を詰めるわざがないので,てだすけを使って相手を追いかけても,簡単に距離を離されて一方的に攻撃されることが多い。てだすけの攻撃強化は,突っ込んできた敵を追い返すためのもの,と考えるぐらいがいいだろう。
ユナイトわざは「ハピハピアシスト」で,ハピナスがレベル8になると覚えられる。味方のポケモンにダッシュで近づいて,シールド効果を与えたうえで,攻撃と特攻を上げて,さらにはそのポケモンが受けたダメージを一部引き受けるというサポート精神全開のわざだ。シールド効果とダメージを引き受ける効果で,後衛のポケモンが倒されるのを防いであげよう。
特性は「しぜんかいふく」で,状態異常にかかったときにそれを回復する効果がある。シンプルだが,ハピナスの生存率を確実に上げてくれるありがたい特性だ。とくに,ゲンガーの「ヘドロばくだん」と「たたりめ」のコンボを防げるのはとてもありがたい。
ハピナスの立ち回りは,守りたい味方を1体選んで,一緒に行動するのが基本になる。ハピナスはひとりだとほとんど何もできず,ユナイトわざに至っては味方がいないと使えない。自身が野生のポケモンを取っていくと相方が育たないので,「がくしゅうそうち」を持ってサポートに徹しよう。
集団での戦いが始まっても,やることはほとんど変わらない。ディフェンス型のポケモンと一緒に前に出るのではなく,後衛の遠距離アタッカーが攻撃している隣でチームを支援しよう。タマゴうみで前衛や後衛のポケモンを回復させる,相手のスピード型のポケモンが突っ込んできたらハピハピアシストで跳ね返すなど,受けの姿勢で戦うことが重要だ。
相方を選ぶなら,機動能力に難がありつつも,ダメージが高い遠距離アタッカーがとくにおすすめだ。その中でも,アローラキュウコンは最適な相方のように感じた。アローラキュウコンはダッシュわざなどを持っていないぶん,タマゴうみやハピハピアシストでサポートできる範囲から出てしまうことが少ない。てだすけの攻撃の速度を上げる効果も,アローラキュウコンのオーロラベールと相性バッチリだった。
ハピナスは,ひとりの味方を支援することなら右に出るものはいないほどのサポート型のポケモンだが,その特性上,その場の立ち回りだけで試合を動かすのは非常に難しいと感じた。
ただ,ゲームを動かすのは何もポケモンの性能やプレイヤー個々の戦術だけではない。操作に慣れてきたら,ミニマップを見て作戦を練り,シグナルで味方を動かすなど,チーム全体の戦略サポートも始めてみよう。サポート型のポケモンでシグナルを出して,試合を完璧にコントロールする姿は,スコアを稼いだ人やダメージを大量に出した人よりカッコよく映るものだ。筆者もそういうプレイヤーになりたいと思いながら,ハピナスを使っていきたい。
「Pokémon UNITE」公式サイト
- 関連タイトル:
Pokémon UNITE
- 関連タイトル:
Pokémon UNITE
- 関連タイトル:
Pokémon UNITE
- この記事のURL:
キーワード
(C)2021 Pokémon. (C)1995-2021 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.(C)2021 Tencent.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
(C)2021 Pokémon. (C)1995-2021 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.(C)2021 Tencent.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
(C)2021 Pokémon. (C)1995-2021 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.(C)2021 Tencent.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。