コンバットフライトシム「DCS World」，アップデート2.7の安定版がリリース。これを記念した14日間のフリートライアルを実施

　コンバットフライトシム「DCS World」の開発・運営を行うロシアのEagle Dynamicsが現地時間の2011年6月11日，プレイヤー向けのニュースレターを更新し，アップデートの最新バージョンとなる「2.7」の安定版をリリースしたと発表した。最新トレイラーも公開されている。

「DCS World」公式サイト

「DCS World」ニュースレター

　4月15日に掲載した記事でお伝えしたように，バージョン2.7は，「DCS World」としては久々の大規模アップデートで，雲の表現の向上や空気力学に冠する新技術の投入などがハイライトに挙げられている。これまでオープンβのテストが続いていたが，ついに安定版が登場したのだ。


　このリリースを記念したフリートライアルが，すでに始まっている。これは，14日間にわたって，航空機やマップなど，Eagle Dynamicsが提供するすべてのモジュールを試すことができるというもの。なお，これに参加することで，6か月後に予定されている次のフリートライアルにも参加できるとのことで，これは，今回，試してみたものの，購入に100％の自信が持てない人に再評価の機会を与えるためだそうだ。
　ただし，このフリートライアルは，残念ながらSteamで展開中の「DCS World Steam Edition」では実施されていない。


　ニュースレターではまた，発売中の拡張モジュール「F-16C Viper」の今後のロードマップや，空母が使用可能になる「Supercarrier」のデッキクルーについてのアップデート状況，ミサイル「R-27 Missile」の開発状況なども報告されているので，詳しくは記事を参照してほしい。
　6月1日にSteam版がリリースされる予定だった「Mi-24P HIND」が，本家のeショップでも依然として「予約受付中」なので，そのへんの新情報もほしいところだが，ともあれ，この機会に「DCS World」の世界に飛び込んでみようと思っている人は，フリートライアルをお見逃しなく。

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