プレイレポート
「オーバーライド 2:スーパーメカリーグ」インプレッション。公式配信の収録現場で“チーム()”と対戦してみた
「オーバーライド 2:スーパーメカリーグ」は,さまざまなメカが集い,街を壊しながら戦う爽快アクションゲームだ。本作を開発したブラジルのModus Studiosは日本のサブカルチャーをリスペクトしており,メカの中には魔法少女や怪獣をイメージした一風変わったものまで用意されている。
また,本作はアニメ「ULTRAMAN」とコラボしており,本編とDLC,もしくは両方がセットになった「ULTRAMAN DX Edition」を買えば,ULTRAMAN,SEVEN,ベムラー,ブラックキングが参戦し,メカに混じっての大乱闘を楽しめる。
今回体験できたのは,この「ULTRAMAN DX Edition」のPS4版だ。グラフィックスは前作から向上しており,メカたちの装甲も,よりメタリックに光沢のあるものとなった。銀色に輝くULTRAMANのカッコよさも再現されており,ファンにはうれしいところだろう。PS5版は解像度がさらに高くなるそうなので,グラフィックスにこだわる人はこちらの購入を検討してもよさそうだ。
本作を前作と比べると,移動と攻撃の速度が上がったほか,全キャラクターが2段ジャンプを標準装備し,特殊攻撃が使い放題になっているなど,全体的にバトルのテンポが向上している。重厚感とスピーディさの両立が実現しており,キビキビと動くメカは操作しているだけで楽しい。
また,バトルの駆け引きは前作と同じく,打撃・ガード・投げの3すくみで構成されている。打撃で押してくる相手はガードでしのぎ,ガードを固めるなら投げで掴み,投げを狙ってくるなら一歩引いて打撃を狙う……といった感じで,クセを読んで対応するシンプルな駆け引きが面白い。
戦いの舞台となるマップは,高低差があったり,戦闘中に地面が盛り上がったり,溶岩があったりと,バリエーションに富んでいる。登場するメカにはそれぞれ特色があり,マップに応じた位置取りや戦い方ができれば試合を有利に進められるだろう。例えば,リング状の狭く,障害物のないマップは当然,近接戦闘が得意なメカが有利になる。一方,広く高低差があるマップならば,飛び道具が強力なメカが有利になるといった具合だ。
なお,試合前のマップ選択は参加者全員の投票制で行われる。どのマップを得意とするかは遊んでいくうちにわかっていくと思うので,自分が有利に立ち回れる,あるいは相手が不得意なマップを選択していくとよさそうだ。また,ランダム選択も可能なので,平等な条件で戦うのであれば活用しよう。
バトルルールは「スタンダード」「チーム」「コントロール」「ゼノスウォーム」の4つ。
スタンダードはオーソドックスな乱闘ルールだ。対戦相手全員が敵となるため,闇雲に突っ込むだけでなく,様子を見るのも重要となる。もちろん,体力的優位に立つと,集中砲火されやすくなるのでうまく立ち回る必要があるだろう。
チームは2対2のチーム戦。先に1体撃破されてしまうと一気に状況が不利になるので,前衛と後衛をスイッチしつつ戦っていくとよさそうだ。
コントロールは,通常の攻撃では相手にダメージを与えられない一風変わったルール。マップにある安全地帯外に押し出すことで耐久値を減らせられるため,打撃よりも掴んでの投げが効果的になっている。安全地帯はマップ上を移動したり,縮小したりするので,ほかのルール以上に位置取りも大切になるだろう。
ゼノスウォームはほかのルールと異なり,雑魚敵がマップ上にワラワラと出現する。この雑魚敵は撃破後に一定時間経過すると爆発し,その爆発に巻き込むことで相手に大ダメージを与えられる。雑魚的を倒しつつ,相手の行動を確認しないといけないので,ほかのルールよりも状況判断が問われるだろう。
最後に今回からの参戦となる「ULTRAMAN」キャラクターたちにも触れておきたい。今回,筆者が試遊したのはULTRAMANとベムラーだ。ULTRAMANは近接戦闘と飛び道具のスペシウム光線で戦うスタンダードタイプのキャラクター。イメージ通り扱いやすい攻撃がそろっており,入門にピッタリといった印象だ。
一方,ベムラーは高速レーザーや設置型飛び道具などを有する遠距離特化キャラクター。移動速度も遅く,1度接近されると追い払いにくいが,設置型飛び道具で保険を掛けつつ戦うこともできるので,一概に接近戦が苦手というわけでもなさそうだ。
メカの重量感と豪快さ,バリエーションに富んだ個性的な機体の数々,シンプルな3すくみの駆け引きが魅力的な本作。当日はチーム()の4人と対戦をしたわけだが,参加者は全員初プレイだったものの,簡単な説明を受けただけですぐに楽しむことができた。
なお,チーム()の4人による当日の収録動画はニコニコ動画にアップされている。インゲームシーンもたっぷりと収められているので,ゲーム内容を動画で確認したい人はチェックしてみよう。また,当日は最後にチーム()の4人にゲームの感想をひとことずついただいたので,これをお伝えして本稿の締めくくりとしたい。
倭寇(わこう)さん:
たくさんのメカがいて,それぞれ特性がまったく違うのが面白いですね。コンボを1つひとつ探していくのも楽しいし,理解してからやり込んでいくのも面白い。ゲーム内容はシンプルですが,さまざまな要素を追求できる奥深さも感じています。
茸(たけ)さん:
難しいことを抜きにして,殴り合いやビームの撃ち合いで楽しめますね。画面共有のローカル対戦もあるので,プレイを始めてすぐに大爆笑しながら騒げるゲームだと思いました。今日はすごく楽しかったです。
Pさん:
ボタン1つで攻撃できるシンプルさに加え,連係や連続技といったディープな要素もあるので,いろいろなプレイヤー層が楽しく遊べると思います。ルールもいろいろ用意されていて,気にいったものを遊べるようなバラエティ豊かなところも気に入りました。
藤吉さん:
楽しかったです!!
「オーバーライド 2:スーパーメカリーグ」公式サイト
- 関連タイトル:
オーバーライド 2:スーパーメカリーグ
- 関連タイトル:
オーバーライド 2:スーパーメカリーグ
- 関連タイトル:
オーバーライド 2:スーパーメカリーグ
- この記事のURL:
キーワード
(C)2020 Modus Studios Brazil. All rights reserved. Published by Modus Games. Modus Games and the Modus logo are trademarks of Modus Games, LLC. All rights reserved. All other trademarks or registered trademarks belong to their respective owners. Published to and distributed in Japan by Oizumi Amuzio Inc. (C)TSUBURAYA PRODUCTIONS(C)Eiichi Shimizu, Tomohiro Shimoguchi(C)ULTRAMAN PRODUCTION CONSORTIUM
(C)2020 Modus Studios Brazil. All rights reserved. Published by Modus Games. Modus Games and the Modus logo are trademarks of Modus Games, LLC. All rights reserved. All other trademarks or registered trademarks belong to their respective owners. Published to and distributed in Japan by Oizumi Amuzio Inc. (C)TSUBURAYA PRODUCTIONS(C)Eiichi Shimizu, Tomohiro Shimoguchi(C)ULTRAMAN PRODUCTION CONSORTIUM
(C)2020 Modus Studios Brazil. All rights reserved. Published by Modus Games. Modus Games and the Modus logo are trademarks of Modus Games, LLC. All rights reserved. All other trademarks or registered trademarks belong to their respective owners. Published to and distributed in Japan by Oizumi Amuzio Inc. (C)TSUBURAYA PRODUCTIONS(C)Eiichi Shimizu, Tomohiro Shimoguchi(C)ULTRAMAN PRODUCTION CONSORTIUM
- PS5版 オーバーライド 2:スーパーメカリーグ ULTRAMAN DX Edition
- ビデオゲーム
- 発売日:2021/08/26
- 価格:¥4,110円(Amazon) / 3480円(Yahoo)