プレイレポート
「おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ」プレイレポート。電撃文庫プロデュースの新作リズムゲームはラノベファンにももちろんオススメ
ライトノベルと,そのアニメでお馴染みの電撃文庫がコンテンツプロデュースをしており,シナリオやイラスト,楽曲まで電撃文庫にゆかりのあるクリエイターが多数起用されているのが特徴だ。
本稿では,そんな「おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ」のプレイレポートをお届けしていく。
お手軽で心地いいリズムゲーム!
電撃文庫の有名アニメ楽曲も収録
メインストーリーは,「撲殺天使ドクロちゃん」の作者であるおかゆまさき氏が手掛けており,ギャグありシリアスありの,ライトノベル感覚で読めるストーリーがフルボイスで展開されていく。
メインコンテンツとなるリズムゲームは,HUGスタイルとPICKスタイルから選んでプレイできるのが特徴だ。
PICKスタイルは,流れてくるノーツにタップやスワイプなどで対応していくお馴染みのもので,もう一方のHUGスタイルは,タップする必要がなく流れてくるノーツの位置に指を置いておくだけでPERFECTが取れるという形式となっている。後者はスライド操作のみで対応できるため,リズムゲームが苦手な人や,できるだけ楽曲に耳を傾けたい人などに適したモードと言えるだろう。
PERFECTが取りやすいHUGスタイルだが,高難度を選べばしっかりと遊び応えのあるプレイが楽しめる。大量に流れてくるノーツをスライドだけで処理していくプレイフィールは,リズムゲームに慣れている人でも新鮮な気持ちで遊べるだろう。PICKスタイルとはまた違った難しさとやり応えがあるので,両方のスタイルで二度楽しめるのが本作の大きな魅力だと感じた。
プレイできる楽曲は登場キャラクターたちの個別楽曲やユニット曲のほか,電撃文庫のアニメ作品の主題歌なども用意されている。「とある魔術の禁書目録」の「No buts!」や,「灼眼のシャナ」の「緋色の空」など,お馴染みの楽曲がプレイ可能だ。
そのほか,こちらも馴染みのあるシステムではあるが,楽曲プレイ中はサビに入るまでにテンションゲージを溜めると,スコアが2倍になるフィーバーモードなども用意されている。
楽曲プレイにはスタミナを必要としないが,報酬の数を増やすBPを消費することで,報酬の獲得量を増やすこともできる。BPがなくなれば報酬量は減るが,好きなときに好きなだけ遊べるので,フルコンボを目指した練習を気兼ねなくできるシステムだ。
ユニットは最大5人までのキャラクターを編成可能で,属性分類も存在する。スコアの数値はキャラクターの性能によって変動するので,SランクやSSランクを獲得するためには,コンボ数だけでなくキャラクターの育成や組み合わせも重要だ。
育成要素としては,「ボイストレーニング」によるキャラクターのレベルアップと,「スキルマップ」による能力開放がある。
ボイストレーニングはアイテムを消費することでキャラクターをレベルアップさせられる。スキルマップは素材を消費してひとつずつパネルを埋めていくというもので,ステータスアップやスキルレベルアップ,キャラ個別のストーリー開放など,さまざまな要素が用意されている。
また,一定時間任意のキャラクターを「レッスン」に参加させることで,楽曲熟練度を上げるといった要素も存在する。楽曲熟練度はそれぞれの楽曲に設定されているもので,熟練度が上がるほどライブスコアがアップしていく。お気に入りの楽曲のレッスンをくり返すことで,さらにハイスコアを狙えるようになるだろう。
メインストーリーのほか,キャラごとに用意された個別ストーリー,期間限定のイベントストーリー,読み物として特化したノベルコンテンツも充実しているので,リズムゲームとともに楽しんでみるといいだろう。ストーリーはフルボイスになっているので,ぜひ音量を上げて視聴してほしい。
育成要素やユニット編成のシステムは定番の形で,全体的に手堅くまとまりプレイしやすい環境になっている本作。リズムゲームとしてのコンテンツも充実しているので,電撃文庫が好きな人はもちろんのこと,リズムゲーム好きもぜひ一度遊んでみてほしい。
「おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ」ダウンロードページ
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「おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ」公式サイト
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おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ
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(C)WonderPlanet Inc. (C)KADOKAWA CORPORATION 2020
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