プレイレポート
「東方ダンマクカグラ」先行プレイレポート。楽曲中に弾幕シューティングも楽しめる東方Project公認リズムゲーム
今回4Gamerは,ゲームの配信に先駆けて本作をプレイさせてもらえたので,その内容を詳しく紹介してこう。
※ゲームの仕様や画面は開発中のものです。
リズムゲーム中に弾幕シューティングも発生!?
幻想郷を復興してお馴染みのキャラたちを仲間にしよう
本作のメインコンテンツは,東方Projectの人気アレンジ楽曲が集うリズムアクション。各楽曲に五つの難度が用意されているので,腕に合ったプレイを楽しめる。
いわゆるスタミナシステムは採用されておらず,好きなだけ楽曲をプレイすることが可能で,時間経過で回復する「やるき」を消費すれば,より多くの報酬を獲得できる。先行プレイでは,東方Projectを知っている人なら一度は聞いたことがある楽曲から,本作オリジナルのテーマ曲まで,20曲以上を確認した。
プレイ時は2人のキャラと,五つのミタマカードをセットして楽曲にチャレンジする。楽曲ごとにタイプが分かれており,同タイプのミタマカードをセットすると,ハイスコアを狙いやすい。“おすすめ編成”の機能もあるので,カードのセットで悩むことはないだろう。
楽曲がスタートしたら,リズムに合わせて流れてくるノーツを,タップやスライドを駆使して叩いていく。ノーツは3種類あり,黄色は判定ラインに重なるタイミングでタップ,青は判定ラインに合わせてロングタップ,そして緑は判定ラインに沿ってスワイプしていこう。
ある程度ゲームを進めると,ミタマバーストも発動できるようになる。
ミタマバーストは,パーティの1枠目にセットされたミタマカードの効果を発揮するもので,楽曲プレイ中に1回のみ発動可能だ。いつでも発動でき,ライフの回復,スコアの大幅アップなど強力な効果を発揮してくれる。
ミタマバーストをうまく使えば,ノーツが多くてライフを削られてしまう場面で回復したり,より高いスコアを狙えたりする。
リズムゲームとしての仕組みはシンプルにまとまっているが,ミタマバーストによってプレイヤーの技量も試されるのが面白い。達成報酬が獲得できない代わりに,自動操作をしてくれるモードも搭載されているので,楽曲だけ楽しむことも可能だ。
また,一部の楽曲には「Danmakuステージ」というものが用意されており,リズムゲームの途中にボスが出現し,シューティング風ゲームが始まる。
この弾幕シューティングを通じてボスにダメージを与えることでもスコアが伸びるので,リズム+弾幕シューティングの両方をこなし,ハイスコアを狙うのも楽しみの一つだ。
なお編成するミタマカードは,楽曲プレイ時の報酬などで獲得できる素材を使って,レベルアップや開花(上限解放)などの育成が可能。
カードを開花させるとイラストが動く「開花イラスト」にカードが変化し,各カードごとのオリジナルエピソードも開放される。
また,カードとは別に,パーティには2体のキャラクターを編成できる。キャラはストーリーなどを進めると獲得できるピースを使って,任意のキャラを入手していく形式だった。
キャラ自体もレベルアップが可能で,ライフや属性ごとのステータスアップ,ヒロインスキルなどを扱えるようになる。ミタマカードとキャラの組み合わせ次第で,スコアをより伸ばすこともできそうだ。
幻想郷を復興する「ハコニワ」は,コツコツと進めていくのがたまらなく楽しいコンテンツだ。
「ハコニワ」は,キャラを一定時間送り出す「おでかけ」を通じて素材を集め,少しずつ元々の幻想郷にあった物を取り戻していくことが目的となる。最初は殺風景な博麗神社からスタートし,賽銭箱や,しめ縄で結ばれた岩などを作り,幻想郷を元の形へと戻していこう。
博麗神社の復興が終わったあとは,紅魔館や地霊殿なども再建できるようになり,マップ上の好きな位置に建物を配置できる。途中からは復興する建物の順番も自由に決められるので,好きなキャラが登場する場所から着手するといいだろう。
「ハコニワ」の要素は,基本的に時間経過で素材をためる「おでかけ」がメインなので,まずは「おでかけ」に出して,そのあいだに楽曲を遊ぶというのが基本的なプレイサイクルになりそうだ。
数多の人気楽曲に,美麗グラフィックスで描かれるミタマカードなど,東方Projectファン必見のタイトルになりそうな「東方ダンマクカグラ」。ぜひ配信を楽しみにしたい一作だ。
「東方ダンマクカグラ」公式サイト
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(C)上海アリス幻樂団 (C)アンノウンX/AQUASTYLE・DeNA・xeen inspired by 東方Project
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