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話題の宇宙人狼「Among Us」のプレイガイドをお届け。アクションと議論が融合したカジュアルなゲーム性で国内でも流行の兆し
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印刷2020/10/15 00:00

プレイレポート

話題の宇宙人狼「Among Us」のプレイガイドをお届け。アクションと議論が融合したカジュアルなゲーム性で国内でも流行の兆し

 「Among Us」PC / iOS / Android)というタイトルに聞き覚えはあるだろうか。本作は2018年にInnerslothよりリリースされたオンラインの人狼系アクションゲームだ。発売当初は知名度が低く,注目もされていなかったが,2020年の夏ごろにインフルエンサーが動画配信を始めたことをきっかけに世界的な流行を見せ,今では同時接続者が300万を超えるほどの爆発的な人気を獲得している。

PC版のAmong Usは520円で販売中。お手頃な価格設定も人気の理由の1つだろう
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 本記事では,遊んでみたい人に向けて,ゲームの解説と基本的なルールをお届けする。なお,本作は掲載時点(2020年10月15日)で残念ながら日本語化されていない。友人や身内と遊ぶ場合は,「Discord」などのボイスチャットツールを併用してプレイするのがオススメなので,導入していない人は以下記事も参考にしてほしい。

※12月28日21時,記事全体の見直しとプラットフォームごとのプレイフィールを追記しました。

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[2021/04/01 17:01]
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[2020/05/01 00:00]
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[2020/11/21 12:35]

本記事ではPC版を使ったプレイガイドをお届けするが,スマホ版は基本プレイ無料かつクロスプレイ可能となっている。まずはお試しで遊んでみてもよさそうだ
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「Among Us」公式サイト

「Among Us」ダウンロードページ

「Among Us」ダウンロードページ



Among Usとは


 「Among Us」は4人から10人のプレイヤーで遊べる,宇宙を舞台にした人狼系ゲーム。プレイヤーは,クルー(乗組員)とインポスター(詐欺師)に分かれて,自陣営の勝利条件を目指してゲームを進行する。

■クルー陣営の勝利条件
・船内に配置されたすべてのタスクを終了させる
・インポスターを全員追放する

■インポスター陣営の勝利条件
・クルーを殺害,追放し,クルー陣営と同数になる
・一部サボタージュの修復が時間内に終わらなかった場合

 人狼ゲームと大きく異なるのは,アクションと追放投票という2つのパートに分かれている点。本作では言葉だけでなく,アクションパートの動き方で仲間の信頼を獲得したり,アリバイを作ったりする必要性が出てくるわけだ。

アクションパートでは,クルー陣営は船内のタスクをこなし,インポスター陣営はタスクをこなすフリをしつつ,クルーを殺害していく
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追放投票では獲得票が最も多いプレイヤーが追放される。アクションパートの行動で仲間の信頼を勝ち取ろう
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 本作の操作は,「マウスのみ」あるいは,「マウス+キーボード」から選択できる。マウスのみ操作の場合,直感的な操作ができるものの,移動しながら何かをするといった細かい動きがやりにくい。このあたりはプレイヤーの好みで遊びやすい方を選ぶといいだろう。

マウス+キーボードの場合,移動はWASDか矢印キー,テンキーで行う。移動しながらほかのアクションをしたいことも多いので,筆者的にはこちらがオススメだ
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 ここからはそれぞれの陣営の目的や動き方を紹介していく。なお,本作はクルーとインポスターの人数を自由に変更できるため,陣営ごとの人数は記述しない。これはあくまでも筆者の体感だが,6人から8人のクルーに対し,2人のインポスターが混ざるのがバランスがいいように感じられる。

筆者は8人から10人で遊ぶことが多く,インポスターは2人固定となっている
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クルー陣営


 クルー陣営の勝利条件は,「船内に配置されたすべてのタスクを終了させる」あるいは,「インポスターを全員追放する」こと。まずはクルーがこなすべきタスクについて解説していこう。船内にはクルーに向けて,いくつものタスクが用意されており,マップを見ることで位置を確認できる。

マップは画面右上にある地図アイコンをクリックする(キーボード操作であればタブでも可)ことで開閉できる。マップに表示された黄色の!マークがタスク位置だ
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タスクの数はゲーム開始前に変更できる。多すぎず少なすぎず,ちょうどいい塩梅を見つけよう
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 タスクにはコモンタスク,ショートタスク,ロングタスクの3種類があり,そのほとんどが簡単なミニゲームになっている。クルー全員がすべてのタスクをこなした時点でクルー陣営の勝利となるので,すばやくタスクを処理していき,インポスター陣営を焦らせるという動きが大切だ。

ミニゲームは直感的な操作でクリアできるものばかり。どんなゲームがあるかは1人用の「FREEPLAY」で確認できるので,チェックしておくのもいいだろう
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FREEPLAYでは,初期位置にある端末(カスタマイズ)を操作することでタスクを増やせる。また,「Be_Impostor.exe」をクリックすると陣営をクルーからインポスターに変更して,インポスター専用のシステム(詳細は後述)を使うことができる
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画面左上に表示されているのがタスクゲージ。クルー全員がタスクを終わらせた時点で満タンになるので,おおよその残りタスク数は把握できる
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タスクの中には「Visual Task」と呼ばれる,ほかプレイヤーがエフェクトを確認できるものが存在する。インポスターはタスクをこなせないので,エフェクトが確認できた時点でクルーが確定することになる。なお,Visual Taskのエフェクトは設定でOFFにもできる
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 しかし,クルー陣営がタスクをこなすのを黙って見ているインポスター陣営ではない。単独行動しているクルーを殺害したり,サボタージュで作業を中断させたりと,さまざまな妨害工作を仕掛けてくる。

単独行動しているクルーはインポスターの格好の的で,タスクに気を取られている間に殺害されてしまうことも多い。複数人で行動するなどして,リスクを低減したい
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インポスターだけが使用できるサボタージュ。中には時間内に解除しないとクルー側が即敗北となるものも
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 ここで重要となるのは,2つめの勝利条件の「インポスターを全員追放する」ことだ。追放は死体発見時あるいは,緊急ボタンを押して移行する「追放投票パート」で実行でき,生きているプレイヤー全員で議論を行い,もっとも獲得票が多かったプレイヤーが船内から追放される。クルー陣営はこれまでの行動や証言を元に議論を進め,インポスターの発見と追放を目指すことになるわけだ。
 なお,本来であればこのパートはゲーム内のテキストチャットによって議論が行われるが,本作は日本語に対応していない。仲間内で遊ぶのであれば,Discordなどのボイスチャットを使って議論するといいだろう。

死体発見時には画面右下のレポートが点灯し,クリック(キーボード操作であればRでも可)すれば招集をかけられる。招集後は死体発見場所を仲間に伝えよう
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招集をかけたプレイヤーの枠にはメガホンマークが表示される
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特定の場所に設置された緊急ボタンを押すことでも招集をかけられる。緊急ボタンはレポートと違い,死体を発見していなくても使えるが,マップに死体がある状態で使うと死体はすべて消えてしまう
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緊急ボタンはクルーの殺害された場所が分からなくなるデメリットはあるが,集合して状況を整理できる便利なシステム。使える回数は決まっているので,ここぞのタイミングで使いたい
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追放投票パートは議論時間と投票時間に分けられており,それぞれの時間を設定できる。投票時間では疑わしい人物に投票するだけでなく,スキップも可能だ。なお,投票数が同数の場合は誰も追放されずにゲームが進行する
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筆者は一般的によく見られる,アクションパートはボイスチャット無し,追放投票パートはボイスチャット有りといったルールで遊んでいる。右上の吹き出しをクリックすればテキストチャットもできるが,残念ながら日本語の入力には非対応だ
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 以上がクルー陣営の動き方になる。基本的にはクルー全員でタスクをこなしていき,死体発見時やおかしなことが起きた時に招集をかけ,インポスターと思しき人物を追放していくという流れになるだろう。なお,クルー陣営には2つの勝利条件があるため,状況によって勝利できる算段が高い作戦を取ることが重要となる。柔軟かつ臨機応変に動き,仲間を勝利に導こう。

クルーは殺害されると幽霊になるが,幽霊状態でもタスクを進めることができる。当然ゲージにも反映されるので,まずは残ったタスクを終わらせよう
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殺害現場を目撃した場合,インポスターに罪を擦り付けられることが多い。ローラー(自分も含めた容疑者を両方追放すること)など,より勝利に近い作戦を提案したい
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残り4人。インポスターが2人以上ならこの時点で勝利しているはずなので,残りは1人ということになる。タスクゲージの残量にもよるが,無理にだれかを追放するのでなく,タスク勝利を目指してもいい場面だ
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インポスター陣営


 一方で,インポスター陣営の勝利条件は,「クルーを殺害,追放し,クルー陣営と同数になる」こと。目的は分かりやすいものの,ゲームの性質上,追放されやすい立ち位置になることが多く,いかに嘘のアリバイを作り,クルー陣営を欺けるかが勝利のカギを握る。

クルーにある程度接近するとキルマークが点灯する。クリック(キーボード操作であればQでも可)するだけで一瞬で接近し,殺害は完了する
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インポスターも死体発見や緊急ボタンを押すことで招集をかけられる。死体を隠蔽したいときや,殺害時間をごまかしたいときは自ら招集するのも1つの手だ
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インポスターはマップ上にタスクは表示されるが消化はできない。バレないようにこなしているフリをするのも重要な動きといえる
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 クルーの殺害の手助けとなるのが,「サボタージュ」(破壊活動)だ。これはインポスター陣営のみが使えるシステムで,停電させて視野を極端に狭くしたり,原子炉の異常を起こしたり,ドアを一定時間使用不能にしたりと,さまざまな妨害行動を仕掛けられる。なお,サボタージュは同時に使用できず,使用後はクールタイムが発生する。積極的に使うのは悪くないが,タイミングは見計らいたい。

サボタージュはマップによって使用できるものが異なる。画面右下のサボタージュでマップを開き,対応したアイコンをクリックすれば起動する
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The Skeldのドア妨害は選択したドアを10秒間閉められる。なお,ドアはいくつでも選択できる
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Polusのドア妨害。The Skeldのものと同じく複数のドアを選択できるうえ,ほかのサボタージュと同時に使用できるが,ドアに設置されたスイッチを4つ押すことで開放できてしまう
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雷マークは照明妨害。クルー陣営の視野が極端に狭くなるため,こっそりと殺害するチャンスを作り出せる
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放射線マークは原子炉妨害。タイマーが0になった時点でメルトダウンを起こし,インポスター陣営の勝利となる。解除する場合,2人のプレイヤーが同時に原子炉をスキャンする必要がある
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O2マークは酸素妨害。こちらもタイマーが0になった時点でインポスター陣営の勝利となる
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電波マークは通信妨害。クルー陣営がマップ上のタスクを確認できなくなるほか,後述するセキュリティ,バイタル,アドミン,ドアログも使用不可となる
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照明妨害,原子炉妨害,酸素妨害,通信妨害は,プレイヤー自らが解除しないと直らない。復旧させる場所はサボタージュが発動された時点で表示されるので,クルー陣営は急いで解除に向かおう
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 そのほか,インポスター陣営のみ使用できるシステムとして,「VENT(ベント)」が用意されている。ベントは各マップに配置された抜け穴からほかの抜け穴に一瞬で移動できるシステムで,遠く離れた場所でアリバイを作ることなどに役立つ。入出時のモーションをクルー陣営に目撃されるとインポスターが確定してしまうので,使いどころには注意が必要だ。

モーションが大きいベントのアクション。目撃された場合は殺害したり,罪を擦り付けたりして対処したい
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抜け穴に潜っている間はキルのクールタイムが停止してしまう
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 インポスター陣営の動き方は以上だ。単独行動するクルーを殺害し,死体に気付かれないうちにほかのプレイヤーに合流するという流れが理想だが,複数人で行動された場合にこっそりと殺害するのは難しく,サボタージュを活用してチャンスを生み出す必要性が出てくるだろう。また,インポスターは誰が味方なのか分かるものの,意思の疎通ができない。言葉を使わずに思考を読み取り動きを合わせるのは難しいが,時に力を合わせ,時に切り捨て,陣営の勝利を目指そう。

複数人のインポスターがいる場合,スタート時に自分以外のインポスターが誰なのか分かるが意思の疎通はできない。ここがインポスター陣営の難しい部分でもあり,面白い部分でもある
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追放後は幽霊となり,サボタージュのみ実行できるように。相方が勝利できるよう立ち回りたい
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複数人が重なった状況で殺害すると誰がインポスターか分かりにくい。単独行動するクルーを狙うのもいいが,密集地帯で大胆な殺害をするのも悪くない
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両陣営が使用できる施設について


 ここまでクルーとインポスター,それぞれの陣営の解説をしたが,本作には両陣営が使用できる施設がいくつか存在する。マップごとに配置されている施設と場所が異なるので,マップ画像と共に紹介していこう。

■The Skeldのマップ
(1)緊急ボタン
(2)Admin(アドミン)
(3)Security(セキュリティ)
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 The Skeldでは,カフェテリアの真ん中に緊急ボタンが配置されている。そのほかに,各部屋にいるプレイヤーの数が見えるアドミンと,通路4か所の監視カメラを確認できるセキュリティが用意されている。

部屋ごとのプレイヤー数が見えるアドミン。通路にいるプレイヤーの状況は把握できない
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セキュリティでは4か所の映像を同時に確認でき,監視中はカメラが赤く発光する。タスクを終えたプレイヤーがチェックに回るという動き方も面白い
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■MIRA HQのマップ
(1)緊急ボタン
(2)Admin(アドミン)
(3)DoorLog(ドアログ)
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 MIRA HQの緊急ボタンもカフェテリア中央に配置されている。アドミンはThe Skeldと同一だが,監視カメラを確認できるセキュリティがなく,変わりに,マップ中央右に位置するY字路の出入り口を通過したプレイヤーを確認できるドアログが存在する。

Y字路の通過者を確認できるドアログ。使い方は難しいが,ベントを使って移動したインポスターを指摘できるかもしれない
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■Polusのマップ
(1)緊急ボタン
(2)Admin(アドミン)
(3)Security(セキュリティ)
(4)Vitals(バイタル)
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 Polusは3つあるマップのうちもっとも広大で,緊急ボタンはオフィスに配置されている。アドミンはほかマップと同一だが,ここのセキュリティはボタンを押してマップを切り替える必要がある。また,ここだけの施設として,離れた場所からプレイヤーの生死を確認できるバイタルが用意されている。

カメラの切り替えで6か所を確認できるセキュリティ。The Skeldのものと同様に監視中は赤く発光する
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バイタルの確認画面。殺害されたプレイヤーは赤色で表示されるが,追放投票を挟むと灰色に変化する
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クロスプラットフォームにも対応。PC,スマホ,Switch,それぞれのプレイフィールと特徴を紹介


 本作は,12月28日現在,PCとスマートフォン,Nintendo Switchで発売されており,クロスプラットフォームにも対応している。本記事では,PC版を使用してルールの解説と操作説明を行ったが,それぞれのプラットフォームごとのプレイフィールと特徴を記述するので,初めてプレイする人は参考にしてほしい。

■PC版

 PC版は筆者が主にプレイしている環境だが,マウス+キーボードの操作は,WASD(あるいは矢印キー)で移動,マウスでそれ以外のアクションを行うため,ふだんからPCゲームを遊ぶという人にオススメのプラットフォームだ。とくにAmong Usは移動をしながら,マップを開いたり,サボタージュを発動させたりといった,2つ以上のアクションをすることが多い。ほかのプラットフォームの操作性が劣っているわけではないが,精密な操作をしたい人はPC版でプレイするといいだろう。

移動+アクションを簡単に行えることが最大のメリットに感じられるPC版
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マウスのみでの操作も可能だが,こちらは移動を停止しないとアクションを行えない。スムーズにプレイするという意味で,マウス+キーボードをオススメしたい
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 また,PC版と言えばの要素として,非公式のMODの存在も挙げられる。PC版は現在日本語に対応していないが日本語化するMODや,さまざまな独自ルールを追加するMODが有志により制作されている。ゲームの遊びの幅を広げられるものも多いので,制作者の注意事項を確認しつつ,導入を検討してもいいだろう。

※MOD:公式外(主にユーザー)に作成されたゲームの改造データ。変更や修正を意味する「Modification」を語源とする

■スマートフォン版

 スマートフォン版の最大の特徴は無料でダウンロードできることだろう。とくにゲームプレイに制限もないので,ゲームの雰囲気を掴みたい人はひとまず無料ダウンロードして遊んでみるのがオススメだ。

以前までは1プレイごとに広告が挟まったが,アップデートで解消された。プレイ制限もないので,入門にはピッタリのプラットフォームと言える
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 キャラクターの移動方法は仮想ジョイスティックかタッチパネルから選択できる。ふだんコンシューマゲームなどを遊んでおり,コントローラでの操作に慣れているのであれば仮想ジョイスティックを使うといいだろう。
 なお,スマートフォン版は操作をすべてタッチパネル上で行うので,2つ以上のアクションを同時にするときに若干の慣れが必要となる。立ち止まってサボタージュを発動すると怪しまれてしまうので,ある程度練習しておこう。

仮想ジョイスティックの大きさは任意で変更できる
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左手でキャラを移動しつつ,サボタージュなどを発動するといったことも可能だが,少し右手が忙しくなる。スムーズな操作をするのには若干の慣れが必要だろう
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■Nintendo Switch版

 12月16日にリリースされたNintendo Switch版は,日本語に対応した初めてのプラットフォームだ。販売価格はPC版と同じく520円(税込)。PC版とスマートフォン版はすべての説明が英語となっており,初めてプレイする人にはルールが分かりにくいという部分も多い(本記事を見れば大体分かりますが)。ふだんから親しんでいる日本語で遊びたい人はSwitch版の購入を検討してもいいだろう。

待望の日本語化! だったものの,若干の急ごしらえだったのか,日本語フォントはかなりフラットなデザインが選択されている
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日本語化対応したものの,ほかのプラットフォームが未対応なため,テキストチャットを日本語で書いてもクロスプレイ時に文字化けしてしまう。このあたりは,すべてのプラットフォームが日本語対応するとともに改善されることに期待したい
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 気になるプレイフィールだが,個人的にはかなり良好な印象を受けた。移動は左手側のジョイスティックか十字キーでまかない,マップの開閉やタスクの消化,サボタージュの発動,殺害,通報といったアクションは,タッチパネルと設定されたボタンどちらでも操作が可能となっている。スマートフォン版の操作性にプラスして,ボタンなどによるアクションができるため,慣れてしまえば,PC版と変わらない精密な操作が可能となりそうだ。

タッチパネルでの操作に加え,設定されたボタンでそれぞれのアクションを実行できる。ZLでマップの開閉,Yで通報,Aで使用といった具合だ
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タスクもすべてジョイスティックとボタンのみで実行可能だ。Fix Wiringであれば,左手側のジョイスティックで直したい線を選び,Aボタンを押しながら配線をつなぎ直そう
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なお,Switch版のみ,ほかのプラットフォームで用意されている課金スキンやペットなどが購入できない。ゲーム内にスキンの項目があるので,今後追加されていく可能性は高そうだ
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ゲームプレイまでの流れを紹介


 最後にホストとして部屋を建て,ゲームをプレイするまでの流れを紹介しておこう。メンバーを集める部屋は,ONLINEからCreate Gameを選択,マップとインポスターの数,テキストチャットの言語,最大人数をそれぞれ設定し,最後にConfirmを選べば作成される。

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テキストチャットの言語に日本語はないため,英語を選択しておくといいだろう
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 作成された部屋はPRIVATEとPUBLICを切り替えられるが,仲間内で遊ぶのであれば,PRIVATEのままで大丈夫だ。画面下部に表示されているコードを仲間に伝え,Enter Codeに入力してもらおう。

PRIVATEをクリックするとPUBLICに切り替えられるが,仲間内で遊ぶ場合は切り替えは不要だ。部屋のコードは画面下部に表示されている
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参加するプレイヤーは伝えられたコードを入力しよう
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 部屋では端末に近づき,カスタマイズを選択することで,キャラクターの色や帽子,スキンなどを変更できる。毎回変更してもいいが,人とキャラがリンクしやすいよう固定するのもアリだ。また,ホストのみゲームのタブからルールを変更できる。人数が集まり,ルールが決まったら,ホストのスタートの合図でゲーム開始だ。

カスタマイズでは色やスキンなどを自由に変更できる
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ルール変更できる項目は以下の通り。一方の陣営が強すぎるようなら,これらをうまく調整してみよう
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■Custom Settings
Map:選択したマップ
# Impostors:インポスターの数
Confirm Ejects:投票で追放されたプレイヤーの陣営表示機能
# Emergency Meetings:1人のプレイヤーが緊急ボタンを押せる回数
Anonymous Votes:匿名投票機能
Emergency Cooldown:緊急ボタンのクールタイム
Discussion Time:招集時の議論時間
Voting Time:議論後の投票時間
Player Speed:操作するキャラクターの移動速度
Crewmate Vision:クルーの視野
Impostors Vision:インポスターの視野
Kill Cooldown:インポスターがキルした時のクールタイム
Kill Distance:インポスターがクルーをキルできる距離
Task Bar Updates:タスクの進行状況の表示(Always:常に表示する,Meeting:会議中のみ,Never:常に表示しない)
Visual Task:一部タスク実行時のエフェクト表示機能
# Common Tasks:コモンタスクの数
# Long Tasks:ロングタスクの数
# Short Tasks:ショートタスクの数

 本作は議論が必要となる人狼系ゲームではあるものの,ルールなどに難しい部分はなく,初めて遊ぶ人でも直感で楽しめるゲームになっている。スマホ版は無料で遊べ,PC版もお手頃価格の520円で販売中なので,興味がある人は本記事を参考にしつつ,仲間を誘ってぜひ遊んでみてほしい。

野良でプレイしたいという人はONLINEからPUBLICを選択し,好きなルームを選択しよう。追放投票パートはチャットのみでの議論となるので,最低限の英語は理解できるようにしておきたい
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「Among Us」公式サイト

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