骨だけの勇者をグロテスクにドレスアップ。「Hybrid Warrior」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第2505回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では「Hybrid Warrior」（iOS / Android※）を紹介しよう。
※Android版は「混種勇者育て：魔王のダンジョン」という名称でストアに登録されている。

本作は基本プレイ無料（アプリ内課金あり）で配信中

「Hybrid Warrior」ダウンロードページ

「混種勇者育て：魔王のダンジョン」ダウンロードページ

　本作は，魔王を討伐したものの，肉体を失い骨だけになってしまった勇者がダンジョンからの脱出を目指すRPGである。
　ゲーム開始時の勇者は骨だけなうえ，装備品も最低限のものしかなくとても貧弱。道中にはさまざまな敵が出現し，彼らを倒すことでモンスターの腕や足，頭など体の部位を獲得できる。これらを勇者の体に装着すると能力が上昇し，徐々に攻略できる範囲が広がっていくわけだ。文章で書くとグロテスクだが，グラフィックスはマイルドなので安心してほしい。
　なお，モンスターの部位にはレアリティが設定されており，コレクション要素も楽しめる。

モンスターの部位は頭，胴体，両手足の合計6種類。装着したパーツに応じて勇者の見た目も変わる

装備品は武器，盾，指輪，ネックレスの4種類が用意されている

戦闘は基本的に見ているだけだが，スキルを発動して介入もできる

　また，ダンジョンでモンスターを倒すと獲得できるゴールドを使って，勇者の基本能力を強化できる。もちろんレベルを上げるほど要求されるゴールドもアップするため，繰り返しダンジョンに挑み，リソースを溜めていこう。

　さらに，勇者が強くなり，ダンジョンを一定レベルまで踏破すると，ポーションを作成できるようになったり，ゴールドを大量に獲得できるダンジョンが開放されたりする。ポーションの作成には，モンスターの部位を分解した際に得られる素材が必要なので，部位がある程度溜まったら素材に変えてしまおう。


　骨だけになってしまった勇者が，倒したモンスターの部位を身につけて強くなっていくという，ユニークなシステムが目を引く作品だ。ひと味違ったRPGを遊んでみたい人は試してみよう。

著者紹介：瑞嶋カツヒロ
　Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃（ドンパチ）・病原菌（ゾンビ）・鉄（巨大ロボ）。Webライターとして活動しており，自作の小説を売ったりもしている。

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