【PR】「三國志 真戦」のPKシーズン「天下争奪」が3月12日にスタート。四季の導入で「天地人」を踏まえた戦略が重要に

　Qookka Entertainmentがサービス中の「三國志 真戦」（iOS / Android）は，歴史シミュレーションゲーム「三國志13」をベースに，コーエーテクモゲームス監修のもと開発されたタイトルだ。

　サーバーの状況が一定期間ごとに初期化されるシーズン制を採用している本作だが，PKシーズン（新シーズン）「天下争奪」が3月12日にスタートする。

　PKシーズン「天下争奪」の開幕にあわせて“曹操陣営”と“孫劉陣営”が登場し，ゲーム開始地点の選択方法が一新される。さらに武将，事件，戦法といった要素がアップデートされ，四季システムという新しい概念も導入される。新シーズンでは「天の利，地の利，人の和」も重要になるとのことだが，その詳細やいかに。開発版の先行プレイを通じて分かった内容を本稿でレポートしよう。

「三國志 真戦」公式サイト

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曹操陣営と孫劉陣営に分かれてゲームスタート！

　これまではゲームを開始すると，州ごとに分かれた「出生州」や，複数の勢力からゲーム開始地点を選ぶ形だったが，PKシーズン「天下争奪」では“曹操陣営“と“孫劉陣営”のどちらかへと割り当てられたのち，各陣営に用意された地域からスタートすることになる。

“曹操陣営“と“孫劉陣営”は，中心地点の上洛と析県を境として北と南に分かれている

　PKシーズン「天下争奪」の期間中は陣営を変更できず，同陣営のプレイヤーを倒しても報酬が発生しない。同陣営のプレイヤーとは協力し，いかに敵対陣営を倒すかが，天下を制すうえで重要なポイントとなるだろう。


　なお前回のシーズンと同様に，「民心」（関連記事）の要素が引き続き登場する。ただし，今回の“曹操陣営”と“孫劉陣営”が争うテーマに合わせて，その効果は刷新される。

　両陣営のどちらにも属さない中立な州の民心は，NPC城や埠頭の占領数と軍屯の建設数などで増加し，民心の数値が高いほうの陣営に恩恵がもたらされる。


　陣営ごとの数値が逆転した場合，一定期間の経過後に，民心の効果が相手陣営に適用されてしまう中立州の民心をいかにしてつかみ続けるかも，戦況を動かすカギとなるだろう。

四季システムの登場により

戦略を練る材料は「天の利，地の利，人の和」

　PKシーズン「天下争奪」から，新たに四季システムが搭載される。ゲーム内の経過時間に応じて春夏秋冬の順で季節が移り変わり，季節によって資源消費量が減少したり，獲得経験値が上昇したりと，さまざま影響が生じる。

四季に応じてマップの見た目も変わるという

　この四季システムは「天の利」，マップの地形は「地の利」，そして兵士や武将のユニットは「人の和」とされ，文字どおり「天地人」が戦略を練るための材料となる。

季節は大きく分けて春夏秋冬の4種類だが，各季節には6段階の時期が用意されている。例えば冬の時期に「大雪」を迎えれば，「柵，櫓建築で消耗する資源-20％，主城と支城の耐久上限+25％，当方の占領城内で戦死した兵士-15％」という効果が発生する

すべての季節中には「暦事象」という効果もランダムで発生する。開発版のプレイ時には「調馬時間-10％」となる「小春日和」の発動を確認できた

　プレイ経験の長い人には馴染み深い「放浪軍」システムも再登場し，これまで本作で積み上げてきたノウハウを生かしつつ，新たな要素を楽しめる新シーズンとなるだろう。

　新シーズン「天下争奪」では，放浪軍の人数に上限が設けられ，どちらの陣営も300名（1サーバー600名）まで。そして放浪軍となるには，天命覇業「気吞山河」の達成後，「君主殿」がレベル10かつ累計戦功が10万に達した，同盟の盟主ではないプレイヤーという条件を満たす必要がある。

　放浪軍は2つの陣営の範囲内（つまり孫劉，曹魏の勢力範囲内）で遷城すると，500金銖を消費する必要があり，遷城の冷却時間が二倍になる。

　放浪軍のシーズン報酬は割拠報酬までであり，報酬を獲得するには少なくとも1つの州府を占領する必要がある。占領した州府の数および放浪軍としての個人貢献によって報酬が集計される。放浪軍が州府を占領していない，あるいは個人貢献の順位が低いという場合は，歴戦報酬しか獲得できない。

　放浪軍が登場することによって，戦場ではさらなる激戦が展開されることになりそうだが，今シーズンで登場するもう1つの新機能「秘策」をうまく使いたい。


　秘策は，特定のレベルに達した同盟が使え，かつシーズン全体をとおしての発動回数が限られているが，非常に強力な効果を持っている。例えば「築堅守勢」という秘策は，2日間にわたって同盟メンバーの柵，櫓，幕舎の耐久値と耐久値上限を50％増加させる。さすがに秘策に秘策を重ねるといった使い方はできないが，このような効果がいかに強力かは，プレイヤーであれば察せられるだろう。

SP袁紹に加えて新たな武将と事件戦法が実装！

　PKシーズン「天下争奪」では，新武将として「SP袁紹」「関銀屏」「魏延」「沮授」といった武将が追加される。

SP袁紹は，弓兵と兵器がS適正の武将で，兵刃ダメージを毎ターン与える「高櫓連営」を習得する。高櫓連営の効果ダメージを受けた相手は，高確率で被ダメージが上昇し，設置後1ターン目の兵刃ダメージを受けた相手は封印状態となる

関銀屏は，「虎怒」状態を付与する固有戦法「将門虎女」を持つ騎兵と槍兵がS適正の武将。虎怒状態は付与された相手がダメージを受けるたびに被ダメージ率が増加する独特な効果となっている

魏延は，全体的なステータスが高く，盾兵と槍兵にS適正を持った武将。準備ターンがある戦法を使用すると，確率で1ターンスキップ可能な固有戦法「奇兵近道」を習得する

沮授は，盾兵と弓兵にS適正を持ち，知力と統率が非常に高い武将。「統監震軍」という味方武将2体が付与する弱体状態のターン数を1ターン伸ばす，固有戦法を発動可能だ

　このほかに「曹操」や「孫堅」に関連した2種類の新たな事件が実装される。事件の一覧から武将を消費することで，新たな事件戦法を獲得可能だ。

曹操に関連した事件から交換できる「籠城自守」。味方武将を知力に応じて回復できるアクティブ戦法で，曹操に加えて魏や群の武将を複数消費して交換可能

孫堅の逸話に関連した戦法「独行赴闘」。相手武将全員を挑発状態にしたうえで発動武将の統率を上昇させる効果もある。孫堅と呉や群の武将を複数消費することで手に入る

　PKシーズン「天下争奪」に関する情報は以上となる。“曹操陣営”と“孫劉陣営”の登場に加えて「天地人」をゲームシステムに落とし込んだ四季の概念や，放浪軍の再登場によって，本作における軍師担当のプレイヤーはうれしい意味で頭を悩ませられるだろう。
　なおアップデートの最新情報は公式Twitterでも発信されるので，気になった人はこちらもフォロー＆チェックしよう。

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