紹介記事
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の最新ゲームプレイ動画から,リンクの新たな4つの力をチェックしてみた
実際のゲームプレイをとおして「モドレコ」「スクラビルド」「ウルトラハンド」「トーレルーフ」というリンクの新たな力の特徴や使い方などを確認できたので,本稿で紹介しよう。
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」公式サイト
使い方次第でプレイの幅が広がる,リンクの新たな力
映像は,リンクが岩山の上に建物がある敵の拠点(櫓)らしき場所を攻略するシーンから始まった。
まずは,天井を通り抜けて上へと昇る「トーレルーフ」を使って,木の上の床に到着。浮かせて操ったり,モノ同士をくっつけたりできる「ウルトラハンド」で樽爆弾を操り,モリブリンにぶつけてふっ飛ばす。櫓から落ちたモリブリンに追い打ちをかけるよう,飛び降りて弓を構える。
装備にモノをくっつけて新たな武器を作る「スクラビルド」は,落下中に弓を構えたスロー状態からも使用できるようだ。とっさにメニューを開き,矢にキースの目玉を装着して敵を追尾する矢に変え,モリブリンにトドメを刺すところが確認できた。
櫓に戻ると今度は3匹のボコブリンが待ち構えており,坂から巨大な鉄球を転がしてきた。ここはモノの動きを逆再生する「モドレコ」の出番だ。
鉄球の動きを巻き戻して坂の上に戻し,その間に鉄球が転がる先を予測してボコブリンたちを誘導。モドレコの効果が解け,再度坂を転がりだした鉄球でボコブリンたちをまとめて退治する。
その先には大勢の魔物が控えていた。正面突破は難しいと判断したのか,リンクは一度下に戻り,新しいアイテムのロケットを使って奇襲を仕掛け,まずは見張りを倒すことに。シリーズファンにはおなじみ,Bomb Flower(バクダン花)を矢にセット。それを空から射掛けて見張りを倒し,さらに遠方に肉を矢で放ち,ほかの魔物の気をそらす。
また下へと戻り,今度はウルトラハンドで作った気球で別の場所から乗り込むことに。一度作ったことがあるものを自動で組み立てる機能があるのだろうか,素材を見つけるとすぐに気球が組みあがっているシーンに変わっていた。
敵地に乗り込んでからの場面では,盾に樽爆弾を装着し,攻撃してきた敵を周囲の魔物ともども吹き飛ばす。Muddle Budという植物のつぼみを矢で放ち,相手を混乱状態にして同士討ちを引き起こす。キノコ(Puffshroom)を付けた矢から上がった煙幕で敵の背後を突くといった,スクラビルドを使った戦術的な戦い方を確認できた。
たどり着いた建物は神社の社殿のようなところで,中には「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のシーカータワーや試練の祠のものに似た床や台座があった。この場所はなにを意味するのか,とても気になるところだ。
空の上にカプセル筐体のような構造物が?
動画には,新たな冒険の舞台となる空の上の「空島」での探索も確認できた。
大小さまざまな島が浮かぶ空の上は,ゼルダBotWの祠や神獣のダンジョンのように,多くのギミックや謎解きが用意されているようだ。近くのオブジェクトにリンクして動く足場や,いかにも何かありそうな遺跡など,これまでのトレイラーで紹介されたものとは違ったスポットも確認できた。
一番気になったのが,カプセル筐体のような構造物。建築物やデバイスにエネルギーを与えるZonai Chargeという素材を入れると,「ガチャ。コロコロコロ……」といった感じで,クリアな球体に収められたアイテムが排出される。冒険に役立つアイテムやクラフトで使える素材などが入っているようだったが,どういったゲームの流れで開放されるのだろうか。
実はこのガチャガチャ(?),チラっとだが3rdトレイラーにも登場している。興味がある人は探してみてほしい(3rdトレイラーは[こちら])。
そのほか,おなじみの料理の要素では,Portable Potという携帯型の鍋とコンロがあり,ある程度自由な場所で料理ができるようだ。こちらもおなじみコログ探しも健在で,古い地図に記された“何か”を探すという収集要素も存在するらしい。
今回公開された動画はおよそ28分という長さだったが,それでもあっという間と感じで,まだまだ多くの秘密や遊びが待っているような雰囲気だった。
“プレイヤーの「できるかな?」が,本当にできてしまうゲーム”という本作を手に取る日が楽しみだ。
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