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オープンワールドのオンラインアクション「Myth of Empires」,コード流用疑惑を乗り越えて2024年2月のリリースを発表
「帝国神話」公式サイト
「Myth of Empires」は,古代アジアをモチーフにした広大なオープンワールドを舞台に,要塞を建設したり,軍勢を率いて戦ったり,敵の城を攻めたりするというサンドボックス型のオンラインゲームだ。自由度はきわめて高く,機械や攻城兵器,防御施設など1200種類以上のレシピを使ったクラフティングが用意されているほか,作物の栽培や競馬を楽しんだりもできるという。
2021年11月18日にアーリーアクセス版が公開された「Myth of Empires」だったが,12月にはSteamから削除され,販売が停止するという事態に陥ってしまった。2021年12月9日に掲載した記事でお伝えしたように,これは,「ARK: Survival Evolved」の開発,運営を行うStudio Wildcardと関連会社のSnail Gamesが,「Myth of Empires」のアーリーアクセス版に「ARK: Survival Evolved」のソースコードが流用されているという疑念を抱き,それをValveに訴えたことから販売停止措置がとられたとのこと。
その後,Snail GamesとAngela GameおよびImperium Interactive Entertainmentは約2年間にわたって裁判で争うことになったが,2023年10月に両社は和解。それどころか,パートナーシップ契約を締結し,Snail Gamesが「Myth of Empires」のパブリッシングを支援することまで発表されている。和解条件の詳細は明らかになっていないが,Snail Games側は本作に大きな可能性を見出したのかもしれない。
バージョン1.0,つまり発売が予定されている製品版には,新たなマップとして海に囲まれた火山島「東洲島」(Dongzhou Island)が新エリアとして登場するほか,高速移動を可能にするグライダーや,絶壁を登攀できるクライミングツールなどが用意されるという。プレイヤーが戦闘スキルを磨けるNPCとの大規模な戦闘モードが実装され,クラフティングツールのアップデートや,プライベートサーバーの追加なども行われるとのことだ。
Steamのストアページによれば,インタフェースとテキストが日本語にも対応するという本作。Steamではウィッシュリストへの登録も可能になっている。
「Myth of Empires」の販売が停止に。“ARK: Survival Evolved”のソースコード流用疑惑を受けた措置
2021年11月18日にSteamでアーリーアクセス版がリリースされたAngela Gamesの剣戟アクション「Myth of Empires」の販売が停止された。これは,同作に「ARK: Survival Evolved」のソースコードが流用されているとStudio Wildcardが訴えたためで,現時点で販売再開の予定はないようだ。
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