プレイレポート
【PR】「Sixtar Gate: STARTRAIL」はシンプル操作がウリのリズムゲーム。ロマンたっぷりの世界に鳴り響く美しい音色を楽しめる
2021年内に発売が予定されている「Sixtar Gate: STARTRAIL(シクスターゲート・スタートレール)」。本作はLyrebird StudioとMagical Worksが共同開発する新作リズムゲームで,スマホアプリ「シクスターゲート」の後続作に当たる作品だ。プラットフォームをSteamとNintendo Switchに移し,システム,ビジュアルともに大きくリニューアルされている。
本作のメインプロデューサーを務めるのは,「Pump It Up」や「OverRapid」などに参加した経歴を持つLyrebird Ferdinant氏,サウンドディレクターは数多くのリズムゲームを手掛けてきたSound Souler氏だ。また,リズムゲームファンにはおなじみの,人気と実績のあるコンポーザーが書きおろし曲を多数提供していることにも注目したい。
今回,11月6日に先行発売されるSteamのアーリーアクセス版を遊ぶ機会を得たので,そのプレイフィールをお届けしたい。壮大な宇宙航海と音ゲーの融合は,どんな体験をプレイヤーに与えてくれるのだろうか。
「Sixtar Gate: STARTRAIL」公式サイト
「Sixtar Gate: STARTRAIL」Steamページ
星を巡る宇宙旅行。ロマンたっぷりの世界に鳴り響く美しい音色を楽しもう
今回は任意で曲を選んで遊ぶ“トラベルモード”のみのプレイとなっているが,早期アクセスアップデート期間中にストーリーモードが実装される予定とのこと。内容にも触れておくと,このストーリーモードでは,プレイヤーは科学探査艦の艦長として,ナビゲーター「シイ」と共に宇宙を旅していくことになる。宇宙で停止してしまった科学探査船“アウスフルーク”で目覚めたシイは,動かない艦船を再起動するため,船内を見回る……というところから物語は始まり,探査船の修理を無事に終えて,広大なシクスター星系の探査に乗り出すようだ。
ストーリーの進行度合いにより,トラベルモードで選べる楽曲が増えるほか,進め方によって新たな道を開いたり,パズルを解いたりするという仕掛けもあるとのこと。ただステージをクリアしていくだけでなく,シイとの冒険の行方を追っていくという楽しみも味わえるだろう。
さっそくトラベルモードを遊んでみたが,それぞれの楽曲の難度は易しいものから順番に「コメット→ノヴァ→スーパーノヴァ→クエイサー」と4種類が用意されている。また,同じ難度の楽曲では,設定されている数字(レベル)が大きいほど高難度となっており,このあたりはふだんリズムゲームを遊んでいる人ならおなじみのものだろう。
難しさに関しては,ほかの音ゲーを遊んだことがあるような人であれば,2段階目のノヴァくらいまでなら,初見でもだいたいノートを追って,そこそこのスコアは出せる難度に感じられた。
操作ボタンはキーボードに対応しており,A,S,D,J,K,Lと,スペースを使用する。DとJに両手の人差し指を置き,スペースは両手の親指で対応するのがプレイしやすいポジションと言えそうだ。なお,今回体験したクライアントはゲームパッドには対応していなかった。
肝心のゲームのルールは,上から流れてくるノートを判定ラインに重なった瞬間に押すもので,タイミングが合っているほど高得点を得られ,規定のスコアを達成することでゲームクリアとなる。リズムゲームとしてはオーソドックスなものなのですぐに理解できるだろう。
また,シンプルなノートのほかに,ふたつのレーンにまたがって表示されるノートや,キーを長押しする必要があるロングノートがあり,慣れないうちは押し間違えてしまうこともしばしばあった。ただし本作はいくらミスをしてもすぐにゲームオーバーにならないので,じっくりと曲を楽しみながら練習していけばすぐに慣れるはずだ。
画面中央下部のパネル部分である“ギア”や,ノーツのデザインを変更できるカスタマイズ機能は,快適なプレイ環境を整え集中するためにもありがたい機能だ。これらも,ストーリーモードを進めることによって種類が増えるのだろうか。
収録されている楽曲は,音ゲーファンならずともチェックしたい良曲が揃っている。今回プレイできたのはそのうちの十数曲ではあったが,どれも気持ちのいい疾走感があり,リズムに合わせノーツを押すというシンプルな楽しさを存分に味わえた。今のところ筆者の願望だが,プレイ中でなくとも楽曲を聴けるサウンドギャラリーの実装はぜひ検討してほしい。
また,体験時は未実装だったゲームモードの“ユニティークエスト”では,ほかのプレイヤーとスコアを競い合って楽しめる。このモードでは曲を選択する際に“参加”を選択することで,最低3人,最高9人のプレイヤーがマッチングする。同じ曲を全員がプレイするわけでなく,それぞれ任意の曲で参加できるので,得意な曲で勝負できるところが面白い。
プレイヤーは“SATTELITE”,“TRAVELERS”,“POLARIS”という探査隊のいずれかに配属され,マッチングしたプレイヤー間の順位に応じて得たポイントが,所属する探査隊全体のポイントになる。
もちろんユニティークエストでの順位が高ければ多くのポイントを獲得できるが,プレイするだけでもポイントは手に入り,遊べば遊ぶほど所属探査隊に貢献できる仕組みになっている。たとえプレイに自信がなくても,気軽に参加できるのはありがたいところだ。このユニティークエストもアーリーアクセス中に実装予定ということなので,いち早く体験してみたい人はSteam版をチェックしてみよう。
さまざまなバリエーションの音ゲーが出揃っている昨今,本作は真っすぐなレーンの上から流れるノーツをタップするという,音ゲーの原点に立ち返ったシンプルさにこだわっており,ほんわかなビジュアルのイメージに反し,なかなかに手堅い作りになっている。
ずっと聞いていたくなる美しい楽曲のラインナップに加え,壮大な宇宙航海とリズムゲームが融合した世界観も面白く,リズムゲームを遊んだことがない人からこれまでたくさんの作品に触れてきた玄人まで,気持ちよく遊べる作品に仕上がっているように感じられた。
「Sixtar Gate: STARTRAIL」公式サイト
「Sixtar Gate: STARTRAIL」Steamページ
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