デモ版が高評価だったSFサバイバル「Forever Skies」，アーリーアクセス版が6月22日に配信決定

　ポーランドのFar From Homeは，PC向け新作ソフト「Forever Skies」のアーリーアクセス版を2023年6月22日にSteamでリリースすると発表し（Steamの表記は6月23日），最新トレイラーを公開した。

「Forever Skies」公式サイト

　「Forever Skies」は，2020年7月に「Project Oxygen」というコードネームで明らかにされたタイトルだ。ただ，その後は長らく情報がなく，2022年に入ってようやく正式タイトル発表となり，3月のイベント「Future Games Show: Spring Showcase 2022」では，プレイの様子を紹介するトレイラーが公開された（関連記事）。
　同年10月の「Steam Nextフェス」ではデモ版が公開されたが，8万本以上のダウンロードがあり，プレイしたユーザーの評価は非常に高かったという。当初は2022年内に発売される予定だったが，デモ版のフィードバックを見るうちにゲームに足りない要素があることが分かり始め，さらなる強化が必要になったとして，発売が延期になっていた。


　そんな「Forever Skies」の舞台となるのは，大規模な生物学的災害によって人類が住めなくなって久しい地球だ。プレイヤーは孤独な科学者として終末的な地球に帰還し，地球を元に戻すために奮闘するという。空には有毒な雲が広がり，地上には，人類が災害に抵抗するために築いた高層建築物の残骸が残されている。主人公は，飛行船を建造して人類の遺跡を調査し，食料や資源を集めてアイテムを作る。それらのアイテムで飛行船をカスタマイズしていくほか，シェルターや研究所，作業所などを作って生活のレベルを上げ，地球滅亡の謎を追い求めていくという感じだ。


　飛行船や徒歩での探索とクラフティング，基地建設，そしてバトルなど，時間をかけただけあって，内容盛りだくさんの作品として制作が進められていることが分かる。公開されたトレイラーでは，不気味に変貌し，奇怪な生物が生息する人類の遺跡を探索する様子が確認でき，グラフィックスの雰囲気は非常にいい。


　アーリーアクセスの期間は約1年を想定しており，現在はシングルプレイ専用タイトルだが，早い段階で4人のプレイヤーによるCo-opを実装するという。さらに，プレイヤーのフィードバックに基づいて，新たなロケーションやカスタマイズアイテムの追加を行っていく。
　なお，PC版のほかにPlayStation 5版とXbox Series X|S版のリリースも予定しているとのことだ。