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[TGS2022]「ストリートファイター6」プレイレポート。世界初の試遊解禁となったガイル,ジュリ,キンバリーの性能をチェック
今回出展されているのは,すでに海外のイベントなどで試遊できた,リュウ,春麗,ルーク,ジェイミーに,ガイル,ジュリ,キンバリーの3体を加えたバージョン。会場では,計7体のキャラクターのいずれかを選んで,CPUもしくはほかのプレイヤーと1対1で対戦するモード「ファイティンググラウンド」を楽しむことができた。
本稿では,TGS 2022で初めてプレイアブルになった,ガイル,ジュリ,キンバリーの特徴や,必殺技,スーパーアーツなどを紹介しよう。
「ストリートファイター6」公式サイト
・ガイル
飛び道具のソニックブームによる牽制,無敵対空技のサマーソルトキックを駆使した堅い守りが特徴の「ストリートファイター」シリーズおなじみのキャラクター。本作では,このガイルを象徴する2つの必殺技に“レバー入力と同時に攻撃ボタンを押す”と,技性能が強化されるというギミックが追加され,入力が成功すると,通常時より派手なエフェクトが付与されたソニックブーム,サマーソルトキックが発動するようになった。
また「ストリートファイターV」シリーズで身につけた,ソニックブームのバリエーションも健在。VスキルIのソニックブレイドと派生技のソニッククロスは必殺技に置き換えられ,VトリガーIのソリッドパンチャーはスーパーアーツの1つとして収録されている。そのためVトリガーI派のガイル使いであれば,これまでとほぼ同じ感覚で動かせそうだ。
・ジュリ
「スーパーストリートファイターIV」でシリーズデビューを果たし,「ストV」シリーズへ参戦した際に必殺技の内容が変化したジュリ。本作では必殺技の風破刃を発動すると最大3つまで“風破ストック”が溜まり,ストックを保持していると強化される蹴り技系の必殺技(歳破衝,暗剣殺,五黄殺)を駆使して戦っていくキャラクターになっている。
ジュリの代名詞的なアクション,風水エンジンは本作ではスーパーアーツとして再現。システムの変更で消費するゲージは変わったものの,発動するとあらゆる技の発生と硬直が短縮され,視認が困難な中下段での崩しや,崩し後のコンボや補正切りからの大ダメージを狙えるという特性は継承されている。
風水エンジンでガードを崩してダメージを取りにいくか,それともコンボの締めや相手の隙に叩き込むと大ダメージを与えられるほかのスーパーアーツ(殺界風破斬,回旋断界落)を使うか,ゲージの使い方にプレイヤーの個性が出るキャラクターになりそうだ。
・キンバリー
本作でシリーズ初参戦となる新キャラクター。とは言え,武神流忍術をベースとした格闘術で戦うため,対空に使える武神旋風脚,豊富なターゲットコンボ,移動技の疾駆けからの派生技でガードを揺さぶるなど,「ストリートファイター」シリーズのプレイヤーであれば見慣れた必殺技を多数備えている。
しかし,従来の武神流にはない,キンバリーならではの忍術(?)も持ち合わせている。中でも設置したスプレー缶を時間差で爆発させる「細工手裏剣」は,起き攻めを始めとした特定状況からのセットプレイで存在感を発揮しそうだ。
スプレー缶は,キンバリーのキャラクター性を演出するアイテムとしても印象的に使われている。例えば,最もダメージの高いスーパーアーツ「武神顕現神楽」は,大量の細工手裏剣(=スプレー缶)を投げつけた後に連撃を叩き込み,最後はスプレーで描かれたような“武神”のグラフィティで締めくくられる。ドライブインパクトなどに,ペインティングやグラフィティが多用されている本作の演出と相性のいいキャラクターとも言えるだろう。
「ストリートファイター6」公式サイト
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