キュートなグラフィックスの海賊RPG「Seablip」，アーリーアクセス版のリリースが2024年第2四半期に決定

　Vibedyは，ノルウェーの個人ゲーム開発者であるヤルダル・ソッリ（Jardar Solli）氏が手がけるRPG「Seablip」のアーリーアクセス版を2024年第2四半期にリリースすると発表し，トレイラーを公開した。

「Seablip」公式サイト

　キュートでカジュアルな雰囲気の16ビット風2Dグラフィックスが目をひく「Seablip」。孤島「シーブリップ」を根城とする海賊として世界を巡り，宝探しをしたり，自分の船をアップグレードしたり，噂に聞く北極へと向かったりと，自由気ままな冒険が楽しめるタイトルだ。攻撃力や魔術，幸運度など，それぞれに異なる能力を持つ乗組員を集め，彼らの住む家のデザインすることも可能。設計図と必要な資材を入手して，クラフティングにいそしもう。


　「Stardew Valley」を思わせる，ゆったりとしたライフシムの要素も盛り込まれており，農業や鉱山開発を行ったり，釣りを楽しんだりできるが，海賊がテーマになっているだけに，航海中に敵の海賊団と出くわしたり，彼らが島に攻めてきたりする。そのため，大砲を作ったりして，しっかり準備しておくことも必要だ。制作できるアイテムにはグレードがあり，技術を磨けば「エピック」や「レジェンダリー」と呼ばれるアイテムの生産も可能になるという。


　当初の発表から，アーリーアクセス版のリリースが数か月の遅延となってしまった「Seablip」だが，Steamのストアページでソッリ氏は，「5年（1万時間）もかけて開発してきた作品のリリースも，すぐそこまで来ている」と述べており，開発は順調に進んでいるようだ。
　経済システムなど，追加予定の要素もあるようだが，1か月ほど前にSteamで開催された「Steam海賊vs忍者フェス」に参加した折に新たなデモ版が公開されており，フェス終了後も引き続きダウンロード可能となっている。